- 18年9月14日、 イー・ギャランティ(8771)の立会外分売が発表されました。
- 18年9月21日、 分売価格が決定されました。
[イー・ギャランティ]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | イー・ギャランティ(8771) |
|---|---|
| 上場先 | 東証1部 |
| 信用貸借区分 | 信用 |
| 業種 | その他金融 |
| 事 業 内 容 | 企業間取引における各種債権の保証事業が主力。 伊藤忠商事が筆頭株主。 |
分売データ
| 発表日 | 2018年9月14日 |
|---|---|
| 分売株数 | 100,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 1.13 億程度 |
| 申込数量 | 上限 100 株 |
| 実施予定日 | 9月25日～9月26日 |
| 実施日 | 9月25日 |
| 分売実施の目的 | 株式の流動性向上及び株式分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,130 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,188 円 |
| 発表日からの騰落率 | +5.13 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
+1.71 ％ |
| 分売価格 | 1,164 円 |
| 割引率 | –2.02 ％ |
信用データ
| 空売り/分売数 | – ％ |
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 96,600 株 程度 |
| 信用残/月平均出来高 | 2.13 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 1.04 倍 |
| 買い板 | 3万6千株 程度 |
| 売り板 | 4万9千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高：11.6％増 営業利益：10.3％増 経常利益：10.7％増 純利益：10.3％増 1Q決算時点での進捗度は売上高が23％、利益が21～22％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 58.0 ％ (経営レバレッジ：1.69 ) |
| 会社予想PSR(今期) | 8.61 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 30.28 倍 |
| 実績PBR | 5.26 倍 |
| ROE | 17.4 ％ |
| 予想配当 | 11.25 円 |
| 配当利回り | 0.97 ％ |
| 配当性向 | 29.3 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割高か PBR：割高か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：1,500円相当のクオカード(3月権利)
- コメント
○銘柄・分売について：昨年3月と今年3月に分売を行っており、およそ半年ぶりの分売となります。
パッと見たところ2部落ちするような要件は見当たりませんが、申し込み上限が100株であること、毎回権利付き最終売買日に合わせて分売を行っていることから、株主数を増やす意図があるのかもしれません。ただ今回は9月のため、配当・株主優待ともにない状態ですが・・・○業績・指標：近年の業績は堅調に伸びています。5期以上連続増収増益となっており、抜群の安定感。企業の倒産件数は抑制傾向も、地銀経由での新規顧客が増えているとのことで保証残高は順調に増加しており、今期も2桁増収増益の見込み。
指標面では同業他社と比較して割高なようです。○見通し：分売数は10万株、発行株ベースで0.24％と少なめ。月の平均出来高も10万株近くあり、分売の消化には問題ありません。過去2回の分売では安定して利益が出ています。ただ、今回は配当や優待が絡まないため、権利取りに向けての上昇は見込めません。前回とは条件がやや異なる点には注意が必要かも。
株価は長らく上昇トレンドが続いていましたが、5月に1,250円の年初来高値を付けた後は調整局面に入り、現在は1,000～1,200円のレンジ相場となっています。トレンドも横ばいに変わっており、上下どちらに動くかは読みづらい感じですね。レンジ下限の1,000円まで調整してくれると、短期的には反発を期待できそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は5.1％上昇。今日は前日比1.7％上昇。分売価格は25日線から上に乖離している状態。
○信用状況：前日の出来高は20.2万株。分売数が少ない上、上昇している時間帯が多かったので空売りが入っているかは微妙。火曜朝の気配を見る必要がありそうです。○見通し：株価が吊り上がった上にディスカウントも2％となっており、分売価格は今日の始値より高い状態です・・・とはいえ分売数が少なく、流動性も十分あります。買い板もそこそこありますし、前回・前々回の結果を踏まえると寄り付きで割れる可能性は低そうです。利幅は連休明け朝の気配次第となりそうです。
株価は先週から6連騰しており、25日線から7％近く乖離しています。今年の年初来高値が1,250円なのでその辺を試す展開も考えられますが、短期的に過熱感が出ていることには注意が必要そうです。
実施結果
| 始 値 | 1,199 円 ( + 35 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,256 円 ( + 92 円 ) |
| 安 値 | 1,191 円 ( + 27 円 ) |
| 終 値 | 1,243 円 ( + 79 円 ) |
| 寄付出来高 | 68,500 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 68.50 ％ |
| 1日の出来高 | 273,200 株 |
- コメント：○前日比11円高で寄り付き、前場は順調に買われる展開に。後場は開始直後に年初来高値1,256円を付けますが、その後はやや売りに押されて1,240円付近で膠着する状態となりました。結局1,243円で引けています。
○寄り付き前でも買いが多かったですが、ザラ場でも堅調な値動きとなりました。ただ、1,250円に達してからは失速した感じです。やはりこの辺が節目として意識されているようで、明日以降は1,250円を上抜け出来るかがポイントになりそうです。