立会外分売[価格決定]:グリムス(3150)

  • 18年8月24日、グリムス(3150)の立会外分売が発表されました。
  • 18年9月7日、 分売価格が決定されました。

[グリムス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド グリムス(3150) 
上場先 JASDAQスタンダード 
信用貸借区分 信用 
業種 卸売業 
事 業 内 容 電力削減のコンサルティング事業や省エネ用電子ブレーカーの販売が主力。住宅用太陽光発電システムや蓄電池等のエネルギー関連商品の販売なども手がける。

分売データ

発表日 2018年8月24日 
分売株数 245,600 株 
吸収金額(発表日時点) 4.40 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 9月10日~9月14日 
実施日 9月10日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部への変更を目指し、その変更申請を行う 準備を進めており、その形式基準の充足を図るとともに、当社株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的とする。

株価・分売価格など

発表日終値 1,790 円 
実施前日終値 1,801 円 
発表日からの騰落率 +0.61 % 
実施2日前
からの騰落率
–3.12 % 
分売価格 1,746 円 
割引率 –3.01 % 

信用データ

空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 44,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.38 倍 
分売数/月平均出来高 5.58 倍 
買い板 2万4千株 程度 
売り板 2万株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:28.2%増 営業利益:25.0%増 
経常利益:22.7%増 純利益:20.9%増 
1Q決算時点での進捗度は売上高が22%、利益が26~28%程度。
自己資本比率 60.2 % 
(経営レバレッジ:1.66 ) 
会社予想PSR(今期) 1.77 倍 
会社予想PER(今期) 23.90 倍 
実績PBR 5.60 倍 
ROE 23.4 % 
予想配当 12.5 円 
配当利回り 0.72 % 
配当性向 17.1 % 
同業他社との比較 PER:平均並み PBR:やや割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄・分売について:前回は5月に分売を行っており、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。
    2009年3月にJASDAQへ上場。1部昇格を・・・とありますが、現状では株主数や時価総額の要件が不足しています。株主数は今回の分売でクリアできそうですが、時価総額250億の要件を満たしていないため、直接1部に行くのは難しそうです。まずは2部への市場変更を経て、1部昇格を目指す形になると思います。

    ○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。前期は4期連続の2桁増益を達成。今期も2割程度の増収増益を見込んでいます。1Qの進捗率も順調のようです。
    直近で調整があったため、指標面では同業他社と比べて同程度かやや割安となっています。

    ○見通し:分売数は24.56万株、発行株ベースで2.11%程度。月の平均出来高は4万株程度有ります。ただ、前回は一旦分売割れした後で150円近く上昇するという、かなり荒い値動きになりました。直近でもボラティリティが大きい日が度々あり、ハイリスクハイリターンの案件なため注意が必要と思われます。
    株価は中長期で上昇トレンドが継続中。7月25日に2,297円の高値を付けましたが、現在はそこから調整に入っている感じです。おおむね13週線が支持線となっていましたが、直近の株価は13週線を割れている状態に。その下の26週線(1,500円付近)まで下げてくれると、いい押し目となりそうな気もします。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は0.6%上昇。今日は前日比3.1%下落。分売価格は13週線と26週線の中間付近に位置。
    ○信用状況:前日の出来高は4.7万株。分売数に比べて2割程度なので、多いとは言えません。また前日から3%下落していますが、下げ一方という感じではありませんでした。一応、月曜朝の気配を確認する必要があると思います。

    ○見通し:今週に入って株価が幾分下落したものの、先週までは2千円台に乗せる日もあったため、思ったほど株価が調整しませんでした。分売価格が中途半端な位置なのと、板に比べて出来高が多く、ボラティリティが大きいのが難点。新興市況の地合いがまた悪化しているのも不安要素ですね。参加は月曜朝の気配を見て判断したいと思いますが、買いが少ないようなら無理はしないと思います。
    株価は13週線と26週線の間にあり、上下どちらに動くか読みづらい感じです。上値メドは2,000円、下値メドは26週線の1,600円ぐらいになりそうでしょうか。

実施結果

始 値 1,786 円 ( + 40 円 )
高 値 1,787 円 ( + 41 円 )
安 値 1,743 円 ( – 3 円 )
終 値 1,763 円 ( + 17 円 )
寄付出来高 43,400 株
寄付出来高/分売数 17.67 %
1日の出来高 180,400 株
  • コメント:○前日比15円安で寄り付き、直後に1,743円まで急落・・・前場は1,745円前後で膠着する形に。ただ、後場に入ると徐々に買い戻され、1,780円まで戻す場面もありました。結局1,763円で引けています。

    ○寄り付きは思ったほど売りが少なく、意外に健闘する形に。一度分売価格付近まで下げますが、その後は買い戻されていきました。値動きとしてはそれほど悪くなく、分売の影響が抜けた後での買い戻しに期待したいところです。

スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする