- 18年6月11日、グローバル・リンク・マネジメント (3486)の立会外分売が発表されました。
- 18年6月25日、 分売価格が決定されました。
[グローバル・リンク・マネジメント]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | グローバル・リンク・マネジメント (3486) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 不動産業 |
事 業 内 容 | 投資用マンションの開発・販売が主力。東京23区や横浜駅・川崎駅をエリアとする駅近マンション「アルテシモ」が主要ブランド。 |
分売データ
発表日 | 2018年6月11日 |
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分売株数 | 183,800 株 |
吸収金額(発表日時点) | 7.14 億程度 |
申込数量 | 上限 200 株 |
実施予定日 | 6月26日~6月29日 |
実施日 | 6月26日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所市場第一部への市場変更申請を行うことを、取締役会で決議。今回の立会外分売は、その形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,885 円 |
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実施前日終値 | 3,485 円 |
発表日からの騰落率 | –10.30 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.92 % |
分売価格 | 3,394 円 |
割引率 | –2.61 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 120,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 1.22 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.53 倍 |
買い板 | 2万2千株 程度 |
売り板 | 1万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:38.6%増 営業利益:21.7%増 経常利益:19.0%増 純利益:14.8%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が27%、利益が41~48%程度。 |
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自己資本比率 | 29.6% (経営レバレッジ:3.38 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.52 倍 |
会社予想PER(今期) | 15.61 倍 |
実績PBR | 4.65 倍 |
ROE | 29.8 % |
予想配当 | 25 円 |
配当利回り | 0.74 % |
配当性向 | 11.5 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について:昨年12月にマザーズへ上場しています。
市場変更にあたっては株主数と流通株式比率の要件が不足しているようです。今回の分売でどちらもクリアするのは難しく、再度売出などが行われるものと思います。また、1年ルールがあるので、1部昇格は最短で今年12月以降になります。
※不動産業ということを考えると、1部昇格と同時に増資を行うケースも考えられそうです・・・○業績・指標:近年の業績は順調に伸びており、今期は3期連続2桁増収増益の見込み。
成長性が期待されているためか、指標面では同業他社に比べて割高です。○見通し:分売数は18.38万株ですが、発行株ベースでは5%と多めです。ただ月の平均出来高が12万株程度有り、流動性は十分あります。分売の消化には問題ないと見ています。
直近の株価は5,275円を付けてから13週線付近まで調整しています。この水準で分売が実施されればいいのですが、今日の発表を受けて株価は当面上昇しそうです。分売までに株価が落ち着くか、様子を見る必要がありますね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は10.3%下落。今日は前日比約3%下落。分売価格は12週線より下に位置。
○信用状況:前日の出来高は4.5万株。今日はほぼ一本調子で下落していますが、地合いが悪かった影響もありそうです。一応、明日朝の気配を確認したいと思います。○見通し:発表以降、出来高が細っているのが気になりますが・・・前日の出来高を見る限りでは何とか捌けそうでしょうか?ただ、直近の地合いが悪いのと割高の値がさ株ということもあり、売りが多めに出る可能性も考えられます。念のため、明日朝の気配を見た上で判断したいと思います。
今年以降のチャートでは3,400円付近が支持線となっているようです。なので、分売価格を大きく割れる可能性は低いと見ていますが・・・あっさり割り込むようだと、下値が読みづらくなるかも。
実施結果
始 値 | 3,275 円 ( – 119 円 ) |
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高 値 | 3,370 円 ( – 24 円 ) |
安 値 | 3,215 円 ( – 179 円 ) |
終 値 | 3,330 円 ( – 64 円 ) |
寄付出来高 | 27,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 14.69 % |
1日の出来高 | 99,100 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比210円安で取引開始。一旦3,215円まで下げるも、その後は徐々に買い戻される展開に。結局3,330円で引けています。
○地合いの悪さもあって、朝の時点では成り買いが多くありませんでした。寄り付きでは1万超の損失となり、大きな分売割れになってしまいました。ザラ場では買い戻される展開になりましたが、分売価格を超えるまでには至らず。反発するにはもう少し時間が掛かりそうです。