- 18年5月14日、 日本和装ホールディングス(2499)の立会外分売が発表されました。
- 18年5月28日、 分売価格が決定されました。
[日本和装ホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 日本和装ホールディングス(2499) |
---|---|
上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 着物や帯などの販売仲介事業が主力。無料のきもの着付け教室も展開。 |
分売データ
発表日 | 2018年5月14日 |
---|---|
分売株数 | 400,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.20 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 5月29日~6月1日 |
実施日 | 5月29日 |
分売実施の目的 | 5月1日付で東京証券取引所へ市場第一部指定を申請済みとなっており、市場第一部指定に向けて、株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 549 円 |
---|---|
実施前日終値 | 618 円 |
発表日からの騰落率 | 12.57 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–4.92 % |
分売価格 | 605 円 |
割引率 | –2.10 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
---|---|
空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 135,500 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 4.15 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.95 倍 |
買い板 | 12万3千株 程度 |
売り板 | 7万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:1.0%増 営業利益:4.3%増 経常利益:3.6%増 純利益:3.2%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が23%、利益が9~11%程度。 |
---|---|
自己資本比率 | 34.4% (経営レバレッジ:2.90 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.04 倍 |
会社予想PER(今期) | 19.06 倍 |
実績PBR | 2.12 倍 |
ROE | 11.1 % |
予想配当 | 12 円 |
配当利回り | 1.98 % |
配当性向 | 37.8 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:きものメンテナンス券(12月権利:枚数は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・分売について:昨年11月以来、およそ半年ぶりの分売となります。
今月に市場変更の申請を行っています。前回の時は時価総額の要件が不足していたのですが、今回は現時点で時価総額が50億近くとなっており、要件をクリアしている状態です。他に不足している要件も無さそうで、大株主からの売出という面が強いかもしれません。なお、市場変更にはおおよそ2~3ヶ月程度掛かると見られ、それまでに時価総額が維持できるかが昇格の鍵になりそうです。○業績・指標:近年の業績は順調に回復していましたが、今期は売上・利益ともに微増の見通し。ただ、例年1Qは赤字決算だったのが、今期は黒字で通過。売上も大幅に伸びており、順調な感じのようです。
指標面では同業他社に比べると割安です。○見通し:分売数は40万株で、発行株ベースでは4.38%と多めです。
前回は好成績の分売でしたが、今回の分売数は前回の倍となっています。ただ、月の平均出来高が13万株あることから、分売割れせずに何とか消化できるのではと見ています。
直近の株価は1Q決算を受けて急騰しており、25日線から乖離しています。だいたい550円付近で頭打ちになっているようなので、現状の株価水準を考えるとやや気になるところですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は約12.5%上昇。今日は前日比5%近く下落。分売価格は25日線よりかなり上に乖離。
○信用状況:前日の出来高は17.98万株。5%近く下げているので空売りはある程度入っていそうですが、直近で上昇していたため利益確定売りが入った可能性も考えられます。
一応明日朝の気配を確認しておく必要がありそうです。○見通し:ディスカウントは2%と渋め。前日の出来高が18万株あるので、なんとか捌けるとは思いますが・・・分売数が多い上に、売り板も多いのがネック。気配によっては微益に留まる可能性もありそうでしょうか?一応、明日朝の気配を見て判断したいと思います。600円台の銘柄なので、買いが増えれば何とかなりそうな気もしますが。
株価は直近でかなり上昇しています。分売前に調整して欲しかったのですが、結局目立った調整はありませんでした。このまま上昇していくのか、どこかで調整するのか読みづらい感じですね。
実施結果
始 値 | 612 円 ( + 7 円 ) |
---|---|
高 値 | 613 円 ( + 8 円 ) |
安 値 | 572 円 ( – 33 円 ) |
終 値 | 575 円 ( – 30 円 ) |
寄付出来高 | 162,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 40.50 % |
1日の出来高 | 497,800 株 |
- コメント:○前日比6円安で寄り付いた後は下げ一方の展開となり、10時過ぎには572円まで下落。その後は590円付近まで持ち直しますが、後場以降は再び下げる感じとなり、結局575円で引けています。
○ほぼ寄り天井の安値引けという結果になってしまいました。地合いによる影響も大きかったと思いますが、今日は7%も下げることに・・・一旦、開けた窓を埋めていく感じになるのかもしれないですね。