立会外分売[価格決定]:ダイショー(2816)

  • 18年3月8日、 ダイショー(2816)の立会外分売が発表されました。
  • 18年3月15日、 分売価格が決定されました。

[ダイショー]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ダイショー(2816) 
上場先 東証2部 
信用貸借区分 貸借(貸株注意喚起) 
業種 食料品 
事 業 内 容 食品調味料の製造販売事業が主力。主要商品は味塩こしょう、焼肉のたれ、鍋用スープなど。 

分売データ

発表日 2018年3月8日 
分売株数 200,000 株 
吸収金額(発表日時点) 2.84 億程度 
申込数量 上限 5,000 株 
実施予定日 3月16日~3月22日 
実施日 3月16日 
分売実施の目的 株式の分布状況の改善と流動性向上のため。

株価・分売価格など

発表日終値 1,422 円 
実施前日終値 1,300 円 
発表日からの騰落率 –8.58 % 
実施2日前
からの騰落率
–1.81 % 
分売価格 1,261 円 
割引率 –3.00 % 

信用データ

推定空売り数 44,600 株 
空売り/分売数 22.30 % 
月平均出来高(発表時) 4,800 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.81 倍 
分売数/月平均出来高 41.67 倍 
買い板 1万7千株 程度 
売り板 2万2千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→無し 
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:6.6%増 営業利益:40.6%増 
経常利益:40.5%増 純利益:21.5%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が76%、利益が136~162%程度。
※例年、4Qは経費先行となるようです。
自己資本比率 52.1 % 
(経営レバレッジ:1.97 ) 
会社予想PER(今期) 33.81 倍 
実績PBR 1.56 倍 
ROE 4.6 % 
予想配当 18 円 
配当利回り 1.43 % 
配当性向 48.3 % 
同業他社との比較 PER:割高か PBR:やや割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

スポンサーリンク

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:自社製品詰め合わせ(3月、9月権利:金額は保有株数に応じる)
  • コメント
    ○銘柄・分売について:調味料などでお馴染み、ダイショーの分売になります。
    東証1部へはいつでも行けそうに見えますが、今のところ2部に留まっているようです。

    ○業績・指標:16年3月期までは減益が続いていましたが、前期からは業績が回復傾向。今期は2桁の増益見通しです。
    同業他社より業績が好調なこともあってか、株価は年初から上昇基調。そのため、指標面では割高となっています。

    ○見通し:分売数は20万株とそれほど多くないのですが、平均出来高が5,000株もなく、流動性にやや難があります。ただ、分売発表を機に出来高が増えるようなら何とかなりそうでしょうか。貸借銘柄でもあるので、前日までに信用売りが積み上がれば利益も期待できそうです。また、今月が権利月のため、優待目当ての買いも見込めると見ています。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は8%程度下落。今日は2%近く下げました。株価は昨年12月以来の安値圏に位置し、分売価格はその安値圏を下回っています。
    ○信用状況:空売りはある程度入っているようです。

    ○参加判断:分売数は20万株と多くなく、今日の出来高も6万株程度まで増えており、消化に問題無さそうです。空売りもある程度入っており、寄り付きでも一定の利益が期待出来そうです。
    株価はこの1週間で200円近く下落しました。26週線を大きく下回っていて下げすぎな感じもあるため、ザラ場での買い戻しに期待したいところです。

実施結果

始 値 1,314 円 ( + 53 円 )
高 値 1,321 円 ( + 60 円 )
安 値 1,311 円 ( + 50 円 )
終 値 1,316 円 ( + 55 円 )
寄付出来高 76,200 株
寄付出来高/分売数 38.10 %
1日の出来高 174,600 株
  • コメント:○前日14円高で寄り付き、その後は1日を通して上下の値幅10円という、非常に狭いレンジでの値動きとなりました。
    手堅く利益を稼げる分売でしたが、地合いが悪かったためか目立った買い戻しがなかったのが残念でした。
スポンサーリンク
関連記事(一部広告あり)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする