立会外分売[価格決定]:高田機工(5923)

  • 18年2月23日、高田機工(5923)の立会外分売が発表されました。
  • 18年3月12日、 分売価格が決定されました。

[高田機工]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 高田機工(5923) 
上場先 東証1部 
信用貸借区分 貸借 
業種 金属製品 
事 業 内 容 橋梁・鉄構の専業メーカー。関西が地盤。体育館などの天井を支える「生研トラス」構法に強みを持つ。

分売データ

発表日 2018年2月23日 
分売株数 40,000 株 
吸収金額(発表日時点) 1.80 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 3月13日~3月15日 
実施日 3月13日 
分売実施の目的 現在、株式の市場第二部への指定替え猶予期間(株主数)に入っており、その要件である株主数等の充足を図るため。 

株価・分売価格など

発表日終値 4,505 円 
実施前日終値 3,950 円 
発表日からの騰落率 –12.32 % 
実施2日前
からの騰落率
+2.07 % 
分売価格 3,831 円 
割引率 –3.01 % 

信用データ

推定空売り数 2,500 株 
空売り/分売数 6.25 % 
月平均出来高(発表時) 25,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 4.47 倍 
分売数/月平均出来高 1.54 倍 
買い板 1.8万株 程度 
売り板 2.4万株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→長期売建有り
SBI証券→無し 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:18.9%増 営業利益:88.9%増 
経常利益:69.5%増 純利益:90.0%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が65%、利益が83~92%程度。
自己資本比率 66.4% 
(経営レバレッジ:1.51 ) 
会社予想PER(今期) 9.08 倍 
実績PBR 0.48 倍 
ROE 5.3 % 
予想配当 70 円 
配当利回り 1.55 % 
配当性向 16.6 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄について:昨年9月の時点で株主数が2,000名を切っており、2部落ちの要件に該当しています。開示にもある通り、今回は2部落ちを避けるための分売となります。

    ○業績・指標:同業他社と比べて業績が安定していない感じですが、前期からは改善傾向にあるようです。今期は大幅増益の見通しで、配当も増配予定。3Q時点での利益進捗率が高く、受注残も前期比プラスの状態が続いているので、業績の上ぶれ余地も期待できそうです。
    株価は通期予想の上方修正を受けて上昇していますが、同業他社と比べるとまだ割安のようです。

    ○見通し:分売数が4万株とかなり少なく、貸借銘柄でもあることから寄り付きで一定の利益を期待できると見ています。当日の地合いによってはさらに好成績も期待できそうでしょうか。ただ、直近で株価がかなり上昇していたため、分売実施までに調整してくれるといいのですが。

実施前日時点
  • コメント:○株価動向:発表日以降、株価は12%下落。今日は前日比で2%上昇しました。
    ○信用状況:貸株残は1.7万株程度ありますが、発表日以降ではあまり空売りが入っていないかもしれません。

    ○参加判断:もう少し空売りが入って欲しかった気がしますが、分売数4万株と少なく、寄り付きでも一定の利益は期待できそうです。
    株価もピーク時から500円以上下がっているので、ザラ場での買い戻しにも期待したいところですが・・・最近はザラ場の値動きがイマイチな分売も多いので、少し注意が必要かもしれません。

実施結果

始 値 3,905 円 ( + 74 円 )
高 値 4,040 円 ( + 209 円 )
安 値 3,900 円 ( + 69 円 )
終 値 4,020 円 ( + 189 円 )
寄付出来高 23,400 株
寄付出来高/分売数 58.50 %
1日の出来高 58,900 株
  • コメント:前日比45円安で寄り付いた後は急速に買い戻され、10時頃に4,040円まで上昇。その後は4,000円台で落ち着き、そのまま大引けとなっています。
    前日比マイナスで寄ったのは意外でしたが、その後は順調に買い戻され、好成績の分売となりました。
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