- 17年11月28日、ビーロット(3452)の立会外分売が発表されました。
- 17年12月13日、 分売価格が決定されました。
[ビーロット]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 | 2017年11月28日 |
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銘 柄 | ビーロット |
銘柄コード | 3452 |
上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 不動産業 |
分売株数 | 30,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.79 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 12月14日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,631 円 |
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実施前日終値 | 3,745 円 |
発表日からの騰落率 | +42.34 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+1.49 % |
分売価格 | 3,632 円 |
割引率 | –3.02 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 16,100 株 |
信用残/月平均出来高 | 8.94 倍 |
分売数/月平均出来高 | 1.86 倍 |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
会社予想PER(今期) | 11.83 倍 |
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実績PBR | 4.62 倍 |
ROE | 39.1 % |
予想配当 | – 円(未定) |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:不動産の再生事業が主力。(中古物件を取得した上で、リフォームなど資産価値を高めてから売却する。) その他、新規不動産の開発も手がける。
- 業績:
○17年12月期会社予想(数値は前期比)
売上高:11.8%増 営業利益:92.0%増 経常利益:116.9%増 純利益:99.3%増
3Q決算時点での進捗度は売上高が48%、利益が19~28%程度。
※分売発表と同時に通期予想の大幅上方修正を行っています。
- 指標:同業他社と比較して割安か。
- 自己資本比率:15.7% (経営レバレッジ:6.41)
- 株主優待:1,000円相当のクオカード(12月権利)
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:東証1部への市場変更申請をすでに行っており、その形式基準充足を図るとともに、株式の分布状況改善および流動性向上を図ることを目的とする。
- コメント:○前回の分売は9月に行われており、およそ3ヶ月ぶりとなります。
1部への市場変更にあたっては前回同様、株主数が不足しているようです。
今回の分売でなんとか条件がクリアできそうなので、分売後は1部昇格を待つのみとなりそうです。○業績の伸びは目覚ましく、5期連続2桁増収増益の見込みです。また、9月より株価は上昇していましたが、大幅な上方修正を出してきたため発表日の時点でPERは一ケタ台となりました。ROEも39.1%とかなり高く、グロース株として申し分無しです。
3Q時点での進捗率が低いですが、例年4Qで大半の利益を稼ぐ構造のようです。
気になる点としては、自己資本比率が15%台とかなり低いです。同業他社と比較しても低いので、1部昇格の際には同時に増資を行う可能性もありそうな気が・・・○分売数は前回と同じ3万株で少なめです。平均出来高は1万6千株程度あり、分売の消化には問題なさそうです。
ただ、今期の予想1株利益が修正前の1.5倍となったため、株価はかなり上昇しそうです・・・直近では10/3に高値3,600円を付けていますが、この時のPERが17.7倍程度と思われます。仮に同様の水準まで上がるとすると、株価は5,000円台も見えてきそうな感じでしょうか?
ただ、時期的には一旦ピークを迎えたところで分売実施も考えられるので、少し様子を見てみたいと思います。
実施前日時点
- コメント:○発表日から株価が42%上昇したところで分売実施となります。
やはり業績予想修正の発表後に株価が大幅に上昇し、昨日に年初来高値3,760円を付けています。
PERは11倍台ですし、他のリノベ系不動産会社と比較してもまだ割安な水準には見えます。ただ、直近で40%も上昇しているとどこかで調整する可能性があるのと、日によって上下に200円以上動く日があり、ボラティリティが大きくなっているのが気になります。
とりあえず参加は朝の気配次第での判断としますが、力の源HDやオーケストラHDの分売時のように利益確定売り、あるいはザラ場で大きく下げる可能性も頭に入れておく必要がありそうです。
実施結果
始 値 | 3,800 円 ( + 168 円 ) |
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高 値 | 3,950 円 ( + 318 円 ) |
安 値 | 3,700 円 ( + 68 円 ) |
終 値 | 3,885 円 ( + 253 円 ) |
寄付出来高 | 23,500 株 |
寄付出来高/分売数 | 78.33 % |
1日の出来高 | 100,700 株 |
- コメント:○前日比55円高で寄り付き、一旦3,700円まで下げるもその後はハイピッチで株価が上昇。14時半過ぎに年初来高値3,950円を記録。結局、3,885円で大引けとなっています。
○マザーズ市況の好地合いも重なって、高値を更新する値動きとなりました。ボラティリティの大きさが今日はプラスとなった形です。
後は東証1部への昇格を待つだけとなりそうですが、一度調整があるのか、このまま5,000円を目指して突き進むのか・・・昇格の時期によっても変わってきそうですね。