- 17年9月19日、 アイリッジ(3917)の立会外分売が発表されました。
- 17年9月26日、 分売価格が決定されました。
[アイリッジ]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年9月19日 |
銘 柄 |
アイリッジ |
銘柄コード |
3917 |
上場先 |
東証マザーズ |
信用貸借区分 |
信用 |
業種 |
情報・通信 |
分売株数 |
165,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
3.43 億程度 |
申込数量 |
上限 500 株 |
実施予定日 |
9月27日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
2,076 円 |
実施前日終値 |
1,977 円 |
発表日からの騰落率 |
–4.77 % |
実施2日前
からの騰落率 |
–1.74 % |
分売価格 |
1,938 円 |
割引率 |
–1.77 % |
信用データ
発表日貸株残 |
– 株 |
実施前日貸株残 |
– 株 |
推定空売り数 |
– 株 |
空売り/分売数 |
– % |
発表前週信用買い残 |
399,300 株 |
月平均出来高(発表時) |
39,600 株 |
信用残/月平均出来高 |
10.08 倍 |
各種指標など
会社予想PER(今期) |
58.92 倍 |
実績PBR |
10.22 倍 |
ROE |
17.3 % |
予想配当 |
0 円 |
配当利回り |
0 % |
配当性向 |
0 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 指標:PER60倍超ですが、同業他社と比較すれば割安な方のようです・・・
- 自己資本比率:79.7% (経営レバレッジ:1.26)
- 株主優待:無し
- 板:買いが3万9千株程度、売りが2万4千株程度。
- 半年間のチャート:2月に年初来高値2,740円を付けてから下落基調となりますが、4月に2,000円を切る水準まで下げると株価は反発。前期3Q決算に向けて株価が上昇し、6月に2,600円まで戻します。
ただ、その後は再度下落基調となり、今月に通期決算が発表されると失望売りが加速。現在は直近の安値1,920円よりやや上辺りに位置しています。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:株式の分布状況の改善および流動性向上を図るため。
- コメント:○2015年7月にマザーズへ上場しています。
直近2年の経常利益合計が3億程度である事から、市場変更の可能性は低そうです。
今回は単純に大株主による売出と思われます。
○PERは60倍を超えていますが、業績の伸びは目覚ましく、グロース株として申し分なし。ただ、通期決算発表後に株価が下げているのは気になるところ。
○平均出来高が4万株程度なので、今回の分売は問題なく消化できると見ています。
株価も直近の安値圏にあるので、ある程度は反発を期待できそうです。
ただ、信用買い残がかなり多く、売りが出やすい点には注意が必要と思われます。
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が4.7%下げたところで分売実施となります。
ディスカウントは2%と渋めです。一応直近の安値に近いところまで下げているので、分売価格付近で反発する可能性も考えられます。
ただ、移動平均線は中長期ともに下降トレンドに入りつつあるのが気になるところです。
○この分売数であれば普通なら利益が出そうですが、今日は火曜日という事もあって、信用売りがあまり入らなかった可能性もあります。
先日の平河ヒューテックのようなケースもあるので、一応明日の気配を見た上での判断としておきます。
実施結果
始 値 |
1,945 円 ( + 7 円 ) |
高 値 |
1,995 円 ( + 57 円 ) |
安 値 |
1,945 円 ( + 7 円 ) |
終 値 |
1,989 円 ( + 51 円 ) |
寄付出来高 |
47,000 株 |
寄付出来高/分売数 |
28.48 % |
1日の出来高 |
156,100 株 |
- コメント:寄り付きはヒヤヒヤする感じでしたが、その後はジリ高の展開となり、ほぼ高値で引ける形でした。
寄り底の綺麗なチャートとなっており、今日の出来高で分売数もほぼ消化しています。
当面は2,100円ぐらいが上昇の目途でしょうか?下降トレンド自体は続いているので、あまり深追いするのはハイリスクかもしれないですが。