- 17年9月4日、ジェイリース(7187)の立会外分売が発表されました。
- 17年9月19日、 分売価格が決定されました。
[ジェイリース]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年9月4日 |
銘 柄 |
ジェイリース |
銘柄コード |
7187 |
上場先 |
東証マザーズ |
信用貸借区分 |
信用 |
業種 |
その他金融 |
分売株数 |
210,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
3.26 億程度 |
申込数量 |
上限 100 株 |
実施予定日 |
9月20日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
1,552 円 |
実施前日終値 |
1,600 円 |
発表日からの騰落率 |
+3.09 % |
実施2日前
からの騰落率 |
–2.50 % |
分売価格 |
1,552 円 |
割引率 |
–3.00 % |
信用データ
発表日貸株残 |
– 株 |
実施前日貸株残 |
– 株 |
推定空売り数 |
– 株 |
空売り/分売数 |
– % |
信用残/月平均出来高 |
5.69 倍 |
各種指標など
会社予想PER(今期) |
26.83 倍 |
実績PBR |
5.85 倍 |
ROE |
21.8 % |
予想配当 |
10 円 |
配当利回り |
0.64 % |
配当性向 |
17.3 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:家賃債務保証事業が主力。大分県発祥の企業であり、九州エリアに強み。本州以東では大都市を中心に展開。
- 業績:
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高:23.0%増 営業利益:17.5%増 経常利益:15.5%増 純利益:12.4%増
1Q決算時点での進捗度は売上高が23%、利益が27~29%程度。
- 指標:同業他社と比較してやや割高か。
- 自己資本比率:24.3% (経営レバレッジ:4.13)
- 株主優待:1,000円相当のクオカード。(3月権利)
- 出来高:1ヶ月平均で6万5千株程度。
- 板:買いが4万1千株程度、売りが5万7千株程度。
- 半年間のチャート:4月に年初来安値780.5円を記録した後は緩やかに上昇基調へ。
5月~7月は1,000円前後での値動きが続きましたが、8月9日に1Q決算と配当設定の発表があった事を受けて、株価が急上昇。8月25日に上場来高値1,720円を記録しています。
その後は調整局面に入り、現在を迎えています。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため
- コメント:○昨年の6月にマザーズへ上場しています。
東証1部市場変更にあたっては、株主数が大きく不足しているようです。申込上限が100株となっている事から、今回の分売で株主数を増やせれば1部昇格も現実味を帯びそうです。
○業績は2期連続2桁増益の見込みとなっており、順調のようです。
PERが同業他社と比べてやや割高ですが、グロース株として見れば許容範囲かと思われます。
○分売数は21万株とそれほど多いわけでもないのですが、発行株数の約5%に相当します。
最近行われた分売で同様のケースを調べてみると、実施日の成績があまり良くありません。特に安値は分売価格を割れている事が多いです。
また、最近の株価が下落基調なことに加え、北朝鮮情勢悪化で地合いも良くありません。
寄り付きで割れる所までは行かないと見ていますが、ザラ場中では一時的に割れるリスクを考慮する必要もありそうです。
実施前日時点
- コメント:発表日以降、株価が3%上昇したところで分売実施となります。
・・・ということで、値引きが3%な事から発表日終値=分売価格となりました。
地合いが良いせいもあってか、今日は思ったほど下げていません。欲をいえば25日線の1,550円付近まで調整して欲しかったのですが。
また、今日は火曜という事もあり、あまり空売りが入ってない可能性もあります。
分売数が発行株に比べて多い事もあるので、一応朝の買い気配を見た上で申し込みを判断したいと思います。
今日の地合いが続けば、そこまで心配する必要はないかもしれませんが・・・
実施結果
始 値 |
1,640 円 ( + 88 円 ) |
高 値 |
1,688 円 ( + 136 円 ) |
安 値 |
1,604 円 ( + 52 円 ) |
終 値 |
1,604 円 ( + 52 円 ) |
寄付出来高 |
83,400 株 |
寄付出来高/分売数 |
39.71 % |
1日の出来高 |
256,100 株 |
- コメント:9時半ぐらいまでは調子が良かったものの、それ以降は下げ基調となり、結局安値引けに・・・
1部市場が活況なせいか、新興市場にはあまり資金が入っていなかったようです。