- 17年7月11日、ミズホメディー (4595)の立会外分売が発表されました。
- 17年7月19日、 分売価格が決定されました。
[ミズホメディー] 分売の詳細
分売銘柄データ
銘 柄 | ミズホメディー | 発表日 | 2017年7月11日 |
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銘柄コード | 4595 | 分売株数 | 100,000 株 |
上場先 | JASDAQ スタンダード |
吸収金額 (発表日時点) |
3.06 億程度 |
信用貸借区分 | 信用 | 申込数量 | 上限 200 株 |
業種 | 医薬品 | 実施予定日 | 7月20日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,055 円 | 実施2日前 からの騰落率 |
-2.56 % |
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実施前日終値 | 2,933 円 | 分売価格 | 2,845 円 |
発表日からの 騰落率 |
-3.82 % | 割引率 | -3.00 % |
信用データ
発表日貸株残 | – 株 | 推定空売り数 | – 株 |
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実施前日 貸株残 |
– 株 | 空売り/分売数 | – % |
各種指標など
会社予想PER | 26.93 倍 | 予想配当 | 32 円 |
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実績PBR | 6.83 倍 | 配当利回り | 1.12 % |
ROE | 25.4 % | 配当性向 | 30.3 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:感染症や妊娠などの検査用医薬品を製造。一般向けは妊娠検査薬のみで、売上の大半は医療機関向けが占める。インフルエンザ検査薬が主力商品。
- 業績:
・17年12月期会社予想→前期より売上高9.2%増、営業利益24.1%増、経常利益25.2%増、純利益27.3%増の見通し。1Qでの進捗率は売上が30%、利益が40%前後。
(主力のインフルエンザ検査薬は季節で需要が変わるため、1Qと4Qで利益を稼ぐ構造のようです。)
- 指標:同業他社と比較してやや割高か。
- 自己資本比率:53.5 (経営レバレッジ:1.87)
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で3万7千株程度。
- 板:買いが2万4千株、売りが2万7千株程度。
- 半年間のチャート:2月上旬までは1,000円前後をうろついている状態でしたが、2月中旬の前期決算発表後から上昇トレンドに入り、それ以降は材料が出る毎に急騰しています。
5月22日に株式分割が発表され、翌日に3,725円の年初来高値を記録しますが、その後は膠着状態に陥り、6月下旬からは緩やかに下落基調となっているようです。
発表日の時点では、まだ75日移動平均線の上に位置しています。
(6月30日に株式分割が行われており、上記の株価は分割後の値段となります)
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:株式の分布状況の改善及び流動性の向上
- コメント:
○直近で株式分割が行われており、今回は分売ということで市場変更を目指しているのかと思いましたが、3月の時点で株主数が750名程度となっており、1部への変更は難しそうです。
2部への変更であれば、まだ望みはありそうですが・・・
○2月まではバリュー株という感じでしたが、最近はグロース株へとシフトチェンジしています。今回の分売数が少ないので割れる可能性は低そうですが、仕手株っぽい動きをしている感じもある事から、短期での取引主体になりそうです。
実施前日時点
- コメント:発表日以降、株価が3.82%下げたところで分売実施となりました。
3%のディスカウントとなり、分売価格は75日移動平均線に近づいています。
当てるのが大変そうですが、引き当てれば一定の利益は見込めそうです。
直近1ヶ月は2,900円付近が抵抗線となっているようなので、そこら辺まで下がれば面白くなるかも?と見ています。
実施結果
始値 | 2,933 円 ( +88 円 ) |
寄付出来高 | 42,500 株 |
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高値 | 3,090 円 ( + 245 円 ) |
寄付出来高/ 分売数 |
42.50 % |
安値 | 2,912 円 ( + 67 円 ) |
1日の出来高 | 127,300 株 |
終値 | 3,070 円 ( + 225 円 ) |
- コメント:○寄り付きは前日終値と同値でスタート。
直後に2,912円まで下げましたが、その後は買い戻される展開となりました。
10時を過ぎた所で、株価は3,050円まで急上昇。
前場の引けにかけて一旦3,000円まで下げましたが、後場以降も断続的に買いが入る形となりました。
大引けにかけては一段高の状態となり、3,090円の高値を記録。終値も3,070円と、ほぼ高値引けに近い形で引けました。
○分売で当たった人も、寄り付きで買った人も儲かるという、とても好成績となった分売でした。
成長株として一定の注目もあったため、3,000円付近での買い需要が多かったようです。
○今日の終値は25日移動平均線に近づいています。当面はそのラインを超えるかどうかが注目点になりそうです。