- 19年11月20日、マーケットエンタープライズ(3135)の立会外分売が発表されました。
- 19年11月27日、 分売価格の決定
[マーケットエンタープライズ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | マーケットエンタープライズ(3135) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | 中古品の買取サイト「高く売れるドットコム」を運営。その他、キュレーションメディアの運営、MVNO事業も展開。 |
分売データ
発表日 | 2019年11月20日 |
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分売株数 | 260,400 株 |
吸収金額(発表日時点) | 8.83 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 11月28日~12月5日 |
実施日 | 11月28日 |
分売実施の目的 | 将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,390 円 |
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実施前日終値 | 2,920 円 |
発表日からの騰落率 | –13.86 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.44 % |
分売価格 | 2,847 円 |
割引率 | –2.50 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 103,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 2.03 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.51 倍 |
買い板 | 9万株 程度 |
売り板 | 3万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:18.0%増 営業利益:32.7%増 経常利益:32.2%増 純利益:32.5%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が25%、利益が28~34%程度。 |
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自己資本比率 | 42.9 % |
会社予想PSR(今期) | 1.48 倍 |
会社予想PER(今期) | 54.92 倍 |
実績PBR | 11.92 倍 |
ROE | 21.7 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・15年にマザーズへ上場しています。
18年6月期までは業績が冴えない状態でしたが、前期から業績が急進し、1部昇格の芽が出てきたようです。市場変更にあたっては、株主数と流通株式比率が不足している模様。なお、この手の小売にしては珍しく株主優待を設けていません。株主数を安定して増やすには、優待制度の導入も必要な気がします。○業績・指標
・業績:前期から業績が大きく伸びています。今期も2桁増収増益の見通し。農機具や建機の買取など、同業他社が参入しづらい分野への進出が奏功しているようです。・指標:グロース株ということもあり、同業他社と比べてかなり割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は26.04万株、発行株ベースで5%と多め。月の平均出来高は10万株程度で流動性はそこそこありますが、割高で値がさ、ボラも大きめとリスクが高い案件です。株価の調整具合と、流動性の動向を見ながら判断することになりそうです。・株価動向:年初は500円台に位置するも、決算を経る毎に株価が上昇していき、11月19日に3,650円の年初来高値を記録。現在は3,400円付近に位置しています。
年明けから見ると株価が6倍以上になっており、かなり急ピッチで上昇しています。とりあえず25日線の2,800円台後半まで調整して欲しいところですが・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は14%近く下落。今日は前日比2.4%下落。分売価格は25日線より2%下、13週線よりやや下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は20.51万株。流動性については問題無さそうです。○見通し:【朝の気配次第、買いが多くなければ見送り】
・株価は調整が進み、分売価格は2,850円付近となりました。チャートだけ見ると手を出しても良さそうですが、発行株の5%の分売という事に加え、割高でボラが大きいのも不安材料。朝の気配を見てから決めたいと思います。・直近は13週線付近がおおむね抵抗線となっています。現在は2,870円付近を通過中。ということで、分売価格付近で下げ止まるようなら大丈夫そうです。2,800円も割り込むようだとしんどいかも。
実施結果
始 値 | 2,870 円 ( + 23 円 ) |
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高 値 | 3,025 円 ( + 178 円 ) |
安 値 | 2,852 円 ( + 5 円 ) |
終 値 | 3,005 円 ( + 158 円 ) |
寄付出来高 | 129,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 49.58 % |
1日の出来高 | 475,600 株 |
- コメント
○前日比50円安で寄り付き、10時過ぎに3,000円付近まで急騰。一旦2,900円台前半まで下げるも、大引けにかけては再び買い戻されて3,000円台を回復しました。結局3,005円で引けています。○分売価格よりやや上で寄り付いた後は順調に買い戻されました。このところマザーズ指数が好調な値動きを見せており、新興銘柄や中小型銘柄にもようやく買いが入ってきているようです。分売にとっては追い風ですね。