- 19年11月12日、 新家工業(7305)の立会外分売が発表されました。
- 19年11月19日、 分売価格の決定
[新家工業]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 新家工業(7305) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 鉄鋼業 |
事 業 内 容 | 鋼管・型鋼製品の製造が主力。その他、自転車用リムや福祉機器の製造なども手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年11月12日 |
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分売株数 | 282,100 株 |
吸収金額(発表日時点) | 4.54 億程度 |
申込数量 | 上限 5,000 株 |
実施予定日 | 11月20日~11月22日 |
実施日 | 11月20日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,608 円 |
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実施前日終値 | 1,414 円 |
発表日からの騰落率 | –12.06 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.28 % |
分売価格 | 1,372 円 |
割引率 | –2.97 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 3,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 15.50 倍 |
分売数/月平均出来高 | 82.97 倍 |
買い板 | 7千株 程度 |
売り板 | 6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:0.6%増 営業利益:7.9%減 経常利益:10.6%減 純利益:20.2%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が47%、利益が29~32%程度。 |
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自己資本比率 | 50.2% |
会社予想PSR(今期) | 0.19 倍 |
会社予想PER(今期) | 6.37 倍 |
実績PBR | 0.32 倍 |
ROE | 5.1 % |
予想配当 | 65 円 |
配当利回り | 4.74 % |
配当性向 | 30.2 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:やや割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
・新家工業は建材向けなどの鋼管メーカーです。消費者向けでは自転車用リムも生産しています。大株主に取引先や金融機関が並んでおり、今回の分売は持ち合い株解消の一環でしょうか?○業績・指標
・業績:18年3月期までは好調でしたが、前期からは業績が減速傾向です。今期は減益の見通しですが、2Q時点での利益進捗率がかなり低いのが懸念材料。前期と比べても進捗が悪く、下期でかなり挽回しないと業績の下ぶれリスクも出てきそうです。・指標:同業他社と比べてPERは平均並み、PBRはやや割安。配当利回りは4%と高く、高配当バリュー株として評価できそうです。業績次第で減配リスクがある点には注意が必要そうですが・・・
○見通し・需給動向:分売数は28.21万株、発行株ベースで4.67%と多め。月の平均出来高は3千株しかないのが懸念材料ですが、貸借銘柄なので売り禁にならなければ何とかなりそうでしょうか。ファンダは良くないですが、配当株としての買いは期待できるかもしれません。
・株価動向:18年1月に2,816円の高値を付けてからは下落基調が続き、8月下旬には1,308円まで下落。ただ9月以降は反転基調となっており、現在は1,600円台に位置しています。
1,450円~1,550円の間には中長期の平均線が集中しており、節目として意識されそうです。分売価格が1,450円を下回ると配当利回りも4.5%程度になり、かなり値頃感も出てきそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は12%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は25日線(1,544円)より12.5%下に乖離し、13週線、26週線を下回る水準に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は13.16万株。流動性はおおむね問題無さそうです。空売りは貸借残ベースで3割、先週末の売り残ベースで4割近く積み上がっており、買い戻しを期待できそうでしょうか。○見通し:【参加予定】
・株価は発表後に調整が進み、分売価格は1,400円を下回ってきました。分売数はやや多いですが、空売りも積み上がっていて最悪でも分売価格付近で寄りつけると見ています。買い戻しが順調なら、一定の利益も期待できそうでしょうか。・株価は発表前と比べて200円近く下落し、中長期の平均線も下回っています。200円分の窓が開いているので、明日は埋め戻す展開を期待したいところです。上値の目安としては、13週線が1,450円、200日線が1,500円、52週線が1,550円をそれぞれ通過しており、この辺の値が意識されそうです。
実施結果
始 値 | 1,422 円 ( + 50 円 ) |
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高 値 | 1,458 円 ( + 86 円 ) |
安 値 | 1,419 円 ( + 47 円 ) |
終 値 | 1,445 円 ( + 73 円 ) |
寄付出来高 | 131,800 株 |
寄付出来高/分売数 | 46.72 % |
1日の出来高 | 319,900 株 |
- コメント
○前日比8円高で寄り付き、急速に買い戻されて1,458円まで上昇。その後は1,440~1,450の間で推移する形となりました。結局1,445円で引けています。○買い需要はそこそこあったようで、前日終値より上で寄り付きました。13週線で跳ね返される形となりましたが、それでも1,450円近くをキープしており堅調な値動きでした。出来高も一回転しており、明日以降も期待が持てそうです。