立会外トレード[価格決定]:日本プロセス (9651)

  • 19年11月6日、日本プロセス (9651)の立会外トレードが発表されました。
    ※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。
  • 19年11月11日、 分売価格の決定

[日本プロセス]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド 日本プロセス (9651) 
上場先 JASDAQスタンダード 
信用貸借区分 貸借 
業種 情報・通信 
事 業 内 容 組み込み系ソフトウェアや発電所・鉄道向け制御システムの開発が主力。自動運転支援など車載向けシステムの開発も強化中。 

分売データ

発表日 2019年11月6日(お昼頃?) 
分売株数 140,000 株 
吸収金額(発表日時点) 1.25 億程度 
申込数量 上限 2,000 株 
実施予定日 11月12日 
実施日 11月12日

株価・分売価格など

発表日終値 896 円(11/6 前場終値) 
実施前日終値 816 円 
発表日からの騰落率 –8.93 % 
実施2日前
からの騰落率
–3.77 % 
分売価格 791 円 
割引率 –3.06 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 25,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 5.01 倍 
分売数/月平均出来高 5.49 倍 
買い板 4万5千株 程度 
売り板 3万4千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○20年5月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:5.6%増 営業利益:3.2%増 
経常利益:3.0%増 純利益:6.2%減 
1Q決算時点での進捗度は売上高が24%、利益が27~28%程度。
自己資本比率 88.0% 
会社予想PSR(今期) 1.11 倍 
会社予想PER(今期) 16.56 倍 
実績PBR 0.86 倍 
ROE 5.2 % 
予想配当 26 円 
配当利回り 3.29 % 
配当性向 54.4 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:かなり割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    ・今月1件目の立会外トレードです。11/6のお昼頃に発表があったようで、後場から株価が急落する形となりました。
    日本プロセスは独立系のシステム開発会社です。発電所の制御システムや新幹線の運行管理システムなど、インフラ系のシステム開発に強いようです。
    東証2部へはいつでも行けそうですが、株主構成を見る感じだとあえてJASDAQにとどまっている感じでしょうか。

    ○業績・指標
    ・業績:17年5月期までは横ばいか微減でしたが、18年5月期からは業績が伸び始めています。前期は2桁の増収増益を達成。今期は増収増益、純利益のみ減益予想となっています。

    ・指標:同業他社と比べて割安です。他の組込系ソフト開発企業は東証1部に上場していることが多く、JASDAQ銘柄という点で割安に放置されている感も。

    ○見通し
    ・需給動向:売出数は14万株、発行株ベースで1.32%と少なめ。月の平均出来高は2.5万株程度ですが、立会外トレードが発表されてから出来高が急増しており、何とかなりそうでしょうか。また、貸借銘柄ということで空売りの積み上がり次第では一定の利益を期待できるかもしれません。

    ・株価動向:今年は700~775円のレンジで動いている感じでしたが、9月末の1Q決算が好調だったことを受けて株価は窓を開けて上昇し、800円台に突入。先月末には914円の年初来高値を付けました。ただ、立会外トレードの発表を受けて株価は840円まで下落しています。
    775円~825円の間には窓が開いている状態となっており、この辺りが下値として意識されてきそうです。分売価格が800円を下回り、窓を埋める形になるようなら値頃感も出てきそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は9%近く下落。今日は前日比3.77%下落。分売価格は25日線(865円)より8%下に乖離し、13週線付近に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は6.26万株。流動性は問題無さそうです。貸借残ベースでも空売りは4割近く積み上がっており、買い戻しを期待できそうでしょうか。

    ○見通し:【参加予定】
    ・株価は発表後に調整が進み、分売価格は800円を下回ってきました。空売りも積み上がっており、分売割れする可能性は低そうです。売り方の買い戻し次第では一定の利益を期待できそうでしょうか。

    ・直近で株価の調整が進んだことで、節目となる13週線に近づいています。分売価格も13週線付近に位置しており、下値としてはこのラインが意識されそうでしょうか。需給的に13週線を下回る可能性は低いと思うのですが、明確に割り込んでしまった場合は775円までの窓を埋める方向に行くかもしれません。

実施結果

始 値 824 円 ( + 33 円 )
高 値 844 円 ( + 53 円 )
安 値 817 円 ( + 33 円 )
終 値 844 円 ( + 53 円 )
寄付出来高 84,500 株
寄付出来高/分売数 60.36 %
1日の出来高 176,600 株
  • コメント
    ○前日比8円高で寄り付き、一旦817円まで下げた後は徐々に買い戻される展開に。大引け間際になると急速に買い戻しが入り、840円台を回復しました。結局844円の高値引けとなっています。

    ○前日終値を下回ることが無く、終日堅調な値動きでした。ザラ場の大半では上値が重い感じも受けましたが、大引け間際になって急上昇しています。陽線で引けており、明日以降も期待が持てそうです。

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