- 19年6月17日、バルニバービ(3418)の立会外分売が発表されました。
- 19年6月24日、 分売価格が決定されました。
[バルニバービ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | バルニバービ(3418) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | カフェやレストランの直営店運営事業が主力。チェーン展開をせず、地域やロケーション毎に独自性を発揮した店舗を展開。その他、スイーツブランド事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年6月17日 |
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分売株数 | 350,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 4.25 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 6月25日~6月28日 |
実施日 | 6月25日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、 立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,215 円 |
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実施前日終値 | 1,026 円 |
発表日からの騰落率 | –15.56 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–6.73 % |
分売価格 | 995 円 |
割引率 | –3.02 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 5,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 7.61 倍 |
分売数/月平均出来高 | 64.81 倍 |
買い板 | 1万株 程度 |
売り板 | 3万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年7月期会社予想(数値は前期比) 売上高:6.4%増 営業利益:17.6%増 経常利益:8.1%増 純利益:28.3%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が69%、利益が46~57%程度。 |
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自己資本比率 | 32.5 % |
会社予想PSR(今期) | 0.72 倍 |
会社予想PER(今期) | 29.73 倍 |
実績PBR | 3.10 倍 |
ROE | 10.4 % |
予想配当 | 5 円 |
配当利回り | 0.50 % |
配当性向 | 14.9 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待(7月、1月権利)
・食事券(100株以上保有で対象。額面は保有株数に応じる)
・自社選定商品の抽選権(500株以上保有で対象)
- コメント
○銘柄・分売について
・15年10月にマザーズへ上場しています。
開示では特段市場変更に触れられていませんが、今年2月に株式分割を行っており、1部昇格の要件はクリアしているようです。
なお、分売と同時に自社株買いが発表されています。売出と同時に自社株買いをするケースはありますが、分売と同時に行うのは珍しいですね。○業績・指標
・業績:前期は減益でしたが、今期は業績回復の見通し。ただ、会社予想に比べて市場予想がかなり強気となっており、決算内容が物足りないようだと株価にはネガティブかもしれません。・指標:同業他社と比べて割安のようです。
○見通し
・需給動向:分売数は35万株、発行株ベースで4.04%と多め。月の平均出来高が5千株程度しかなく、分売数に比べて流動性が著しく不足しています。また、自社株買いを同時に発表しているため、思ったほど調整しない可能性も考えられそう。前日まで様子を見たいと思いますが、分が悪そうな場合は見送るかもしれません。・株価動向:3月ぐらいまでは1,000円台に位置するも、4月から上昇基調となり現在は1,200円台に位置。分売価格が1,100円台前半なら値頃感も出そうですが、今回の条件だと難しそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は15.5%下落。今日は前日比6.7%下落。分売価格は25日線から17%下に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は9.47万株。流動性は改善していますが、分売の売りを支えきれるかどうかは微妙なところ。ハイカラは余っていた模様ですが、6%超下げているので、多少は入っていることを期待したいです。○見通し:【明日朝の気配次第、買いが少なければ見送り】
・発表後に株価は大きく調整し、分売価格は25日線からかなり乖離しています。ただ、需給状況が大きく改善したとは言いづらく、即売りが多ければ分売価格を割れる可能性もありそう。買いが少なければ無理はしないと思います。
分売発表以降、株価は200円以上下落しています。直近は下げ一辺倒だったので、自社株買いは分売後になる感じでしょうか?売りが一巡した後は買い戻しを期待したいところです。
実施結果
始 値 | 1,000 円 ( + 5 円 ) |
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高 値 | 1,026 円 ( + 31 円 ) |
安 値 | 998 円 ( + 3 円 ) |
終 値 | 1,008 円 ( + 13 円 ) |
寄付出来高 | 85,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 24.54 % |
1日の出来高 | 228,700 株 |
- コメント
○前日比26円安で寄り付き、その後は徐々に買い戻されて前引け間際に1,026円まで上昇。ただ、後場は地合い悪化の影響もあり再び1,000円付近まで下落しました。結局1,008円で引けています。○朝の時点では微妙な気配だったのですが、思ったほど即売りが出ず寄り付きは分売価格を上回りました。昨日の終値まで戻す場面もありましたが、後場は上値が重い感じでした。ただ990~1,005円までの買い板が厚くなっており、1,000円を大きく割れる可能性は低そうでしょうか。