- 19年5月14日、アイリックコーポレーション(7325)の立会外分売が発表されました。
- 19年5月27日、 分売価格が決定されました。
[アイリックコーポレーション]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | アイリックコーポレーション(7325) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 保険業 |
事 業 内 容 | 来店型保険ショップ「保険クリニック」を展開。独自の保険分析・検索システムに強みを持つ。 |
分売データ
発表日 | 2019年5月14日 |
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分売株数 | 169,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.19 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 5月28日~5月31日 |
実施日 | 5月28日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,886 円 |
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実施前日終値 | 1,836 円 |
発表日からの騰落率 | –2.65 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.60 % |
分売価格 | 1,781 円 |
割引率 | –3.00 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 44,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 4.12 倍 |
分売数/月平均出来高 | 3.82 倍 |
買い板 | 3万1千株 程度 |
売り板 | 3万8千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年6月期会社予想(数値は前期比) 売上高:23.4%増 営業利益:100.3%増 経常利益:106.5%増 純利益:81.1%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が77%、利益が97~98%程度。 ※例年、4Qは利益がほとんど出ない構造のようです。 |
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自己資本比率 | 84.9 % |
会社予想PSR(今期) | 3.88 倍 |
会社予想PER(今期) | 45.81 倍 |
実績PBR | 4.57 倍 |
ROE | 10.0 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:優待ポイントの付与(6月権利。ポイント数に応じて好きな商品と交換)
※分売と同時に株主優待の新設を発表。
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年9月にマザーズへ上場しています。
開示では市場変更の可能性に触れていませんが、申込上限が100株となっていることから株主数を増やす意図がある模様。また、分売と同時に株主優待の新設を発表しており、1部昇格を目指す意図は感じられます。○業績・指標
・業績:近年の業績は順調に伸びています。分売と同時に通期予想の上方修正を発表しており、今期は2割の増収、8割以上の増益となる見通し。・指標:グロース株ということもあり、同業他社と比べて割高となっています。
○見通し
・需給動向:分売数は16.9万株、発行株ベースで2%程度。月の平均出来高は4.4万株程度とまずまず。ファンダも良く実需買いは入りそうな感じですが、上方修正と株主優待新設でどの程度株価が上昇するかが不安要素。あまり吊り上がりすぎると、分が悪くなるかもしれません。・株価動向:昨年までは1,000円前後に位置していましたが、年明け以降は上昇基調となり、現在は2,000円前後まで上昇しています。半年で株価が2倍になっており、25日線からも10%近く乖離しています。株価にやや過熱感も見られるので、分売実施までに調整して欲しいところですが・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.5%下落。今日は前日比5.6%下落。分売価格は25日線から5%下に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は17.37万株。流動性は改善しており、出来高は十分。また、今日は5%超下げており、ハイカラも多少は入っていそうでしょうか。○見通し:【参加方針ですが、一応気配を見てから】
・株価は25日線を割れてきました。調整が進んだことで、ひと頃よりは買いやすい価格になっています。また、今晩は米国市場が休場ということで地合いが急変する可能性は低そう。ファンダもよく実需買いは入りやすそうで、分売価格を割れる可能性は低いと見ています。ただ、直近分売の成績が悪すぎるので、念のため朝の気配を見て置いた方がいいかもしれません。・分売発表後に2,240円まで上昇しましたが、その後は調整基調に。ただ上昇トレンドは継続しており、今のところは押し目という感じです。先月に25日線を割れた時期がありましたが、その際は5~7%乖離した所から反発しています。今回も同様の流れを期待したいと思います。
実施結果
始 値 | 1,800 円 ( + 19 円 ) |
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高 値 | 1,833 円 ( + 52 円 ) |
安 値 | 1,740 円 ( – 41 円 ) |
終 値 | 1,786 円 ( + 5 円 ) |
寄付出来高 | 86,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 51.12 % |
1日の出来高 | 372,600 株 |
- コメント
○前日比36円安で寄り付き、その後は売りに押されて1,740円台まで下落。ただ後場に入ると買い戻しが入り、14時半過ぎには1,833円まで上昇しました。大引けにかけては再び売りが入り、結局1,786円で引けています。○そこそこの位置で寄ったものの、即売り勢の売りに押されたのか1,740円台まで下げる場面がありました。後場はそこから100円近く戻す展開となり、大引けは分売価格付近で落ち着いています。上下に激しく動いており、かなり難しい分売でしたね。