- 19年1月29日、RPAホールディングス(6572)の立会外分売が発表されました。
- 19年2月13日、 分売価格が決定されました。
[RPAホールディングス]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | RPAホールディングス(6572) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | サービス業 |
事 業 内 容 | 事務作業などバックオフィス業務をロボットが代行するRPAサービスを提供。その他、医療人材関連のアドネットワーク事業も展開。 ※RPA=ロボティック・プロセス・オートメーション |
分売データ
発表日 | 2019年1月29日 |
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分売株数 | 100,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.08 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 2月14日~2月21日 |
実施日 | 2月14日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所本則市場への市場変更申請を行っており、市場第一部への市場変更における株主数の形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および株式の流動性向上を目的として行う。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 3,075 円 |
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実施前日終値 | 3,045 円 |
発表日からの騰落率 | –0.98 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+3.75 % |
分売価格 | 2,953 円 |
割引率 | –3.02 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 251,500 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 2.29 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.40 倍 |
買い板 | 9万2千株 程度 |
売り板 | 12万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年2月期会社予想(数値は前期比) 売上高:117.4%増 営業利益:94.7%増 経常利益:89.2%増 純利益:69.8%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が64%、利益が61~62%程度。 |
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自己資本比率 | 44.8 % (経営レバレッジ:2.23 ) |
会社予想PSR(今期) | 8.75 倍 |
会社予想PER(今期) | 153.88 倍 |
実績PBR | 26.13 倍 |
ROE | 16.7 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について:昨年12月に立会外トレードを行っていますが、今回は分売の方に回ってきました。立会外トレードの時の売出人はSBI証券だったようです。その時は50.5万株売出に対し40.85万株の約定となっています。ただ、今回は分売の方に回っているので、売出人は別の株主かも?
開示では株主数の充足が目的となっていますが、昨年8月の時点で2,200名を超えており、立会外トレードも行っていることから既に要件はクリアしている気もします。○業績・指標:近年の業績は目覚ましい勢いで伸びています。今期は7割以上の増収増益の見込み。人手不足や働き方改革の影響もあり、RPAサービスの需要は今後も伸びていきそうです。
成長性が評価されているためか、指標面では同業他社と比較してかなり割高。PERは160倍近く、PBRは26倍。ただ、昨年からはやや水準が下がっています。
四季報予想では20年2月期のEPSが31.7円となっており、この値で計算し直したPERは100倍程度になるようです。○見通し
・需給動向:分売数は10万株、発行株ベースで0.39%。信用売りの設定が無いですが、月の平均出来高が25万株程度と分売数より多く、流動性に問題なし。分売の消化には問題無さそうです。ただ、超割高の値がさ株ということで即売りが増えやすい点には注意が必要と思われます。・株価動向:昨年11月末に3,860円まで上昇した後は、12月の地合い悪化に伴い2,800円付近まで下落。今年に入ってからは一旦持ち直しましたが、今月下旬からは再び調整局面となり、現在は3,100円前後に位置しています。昨年までは上昇基調でしたが、年明け以降はレンジ相場に入っている印象。13週線の2,950円付近が当面の下値目途と見ており、このラインを維持できるかどうかがポイントになりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1%弱下落。今日は前日比3.75%上昇。分売価格は今日の安値より高くなってしまいました。
○信用・需給状況:前日の出来高は9.67万株。出来高がやや細っているのは気になりますが、分売の消化には支障無さそうです。○見通し:値引きは3%ですが、今日はそれ以上に吊り上がったため微妙な感じですね。10万株と分売数は少ないので、寄り付きで派手に割れる可能性は低そうでしょうか?ただ、信用売りのカバーが期待できないため、一応朝の気配を見た上での判断とします。買いが少ない場合は見送りとなりそうです。
なお、割高の値がさ株でボラも大きいです。崩れた時の下げ足は速くなるので、売り時には注意を払っておく必要がありそうです。
実施結果
始 値 | 2,977 円 ( + 24 円 ) |
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高 値 | 3,115 円 ( + 162 円 ) |
安 値 | 2,975 円 ( + 22 円 ) |
終 値 | 3,050 円 ( + 97 円 ) |
寄付出来高 | 44,300 株 |
寄付出来高/分売数 | 44.30 % |
1日の出来高 | 223,700 株 |
- コメント
○前日比68円安で寄り付き、その後は買い戻されて3,000円台を回復。14時前には3,115円まで上昇しましたが、それ以降は利益確定売りが入ってやや失速しました。結局3,050円で引けています。○寄り付きでは即売りも多かったですが、買いもしっかり入っていた感じでした。ザラ場でも順調に買い戻され、終値ベースでも3%超の利益となりました。