- 18年12月10日、フルッタフルッタ(2586)の立会外分売が発表されました。
- 18年12月19日、 分売価格が決定されました。
[フルッタフルッタ(2586)]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | フルッタフルッタ(2586) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 食料品 |
事 業 内 容 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 |
分売データ
発表日 | 2018年12月10日 |
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分売株数 | 95,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 0.48 億程度 |
申込数量 | 上限 2,000 株 |
実施予定日 | 12月20日~12月27日 |
実施日 | – |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 500 円 |
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実施前日終値 | 378 円 |
発表日からの騰落率 | –24.40 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–12.50 % |
分売価格 | 366 円 |
割引率 | –3.17 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 14,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 9.03 倍 |
分売数/月平均出来高 | 6.69 倍 |
買い板 | 1万7千株 程度 |
売り板 | 2万2千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:16.7%増 営業利益:赤字継続 経常利益:赤字継続 純利益:赤字継続 2Q決算時点での進捗度は売上高が53%程度。 |
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自己資本比率 | –11.0 % (経営レバレッジ:–9.37 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.55 倍 |
会社予想PER(今期) | – 倍 |
実績PBR | – 倍 |
ROE | – % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:– PBR:– |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:オンラインショップ優待クーポン券(3月、9月権利)
- コメント
○銘柄・分売について:14年12月にマザーズへ上場しています。
3期連続の赤字で債務超過となっており、継続前提の疑義注記も付いている銘柄なのですが・・・東証から今回の分売を認められたようです。公募増資だとこの財務状態ではダメなはずなんですが、分売はOKなんですね。○業績・指標:上記の通り、16年3月期から3期連続で赤字を出してしまっており、今期も赤字継続の見通し。赤字幅が縮小見込みとはいえ、債務超過&GCの注記が付いており、財務状態は火の車・・・経営環境は厳しそうです。
○見通し:分売数は9.5万株と少ないですが、発行株ベースでは4.87%と多めです。この銘柄は財務状態がかなり悪く、中長期目的での投資はできません。短期のサヤ取り主体となりますが、低位のボロ株ということで仕手株的な動きをする可能性もあります。チャートが落ち着けば何とかなるかもしれないですが、現状ではリスクの高い案件と見ています。
株価は長らく下落トレンドが続いています。先週までは出来高が数千株程度と過疎株の状態でしたが、12/5に台湾への新規出店を発表してから株価が急騰し、出来高も10万株近くに急増。ただ、IRの効果は2日で剥げ落ちており、株価の上昇は一過性のようです。赤字&債務超過&GCの状態をどうにかしない限り、株価の反転は難しそうですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は24.4%上昇。今日は前日比12.5%下落。分売価格は年初来安値と同額。
○信用・需給状況:前日の出来高は11.52万株。流動性は改善しています。今日は大きく下落しており、空売りに加えて分売前の投げ売りもあったでしょうか?ただ、直近の地合いやファンダ面から買いが入るか微妙なので、明日朝の気配は要確認とします。○見通し:分売発表後に24%も下落しており、通常なら中止してもおかしく無さそうですが・・・売り逃げ優先のためかすんなり初日実施となりました。参加は地合いと朝の気配を確認してからの判断としますが、出来高は結構増えてるので寄り付きだけなら何とかなりそうかも?ただ、ボロ株で直近のボラティリティも大きく、ザラ場でどういう動きをするか読めません。参加するにしても短期主体となりそうです。
今月以降、株価は大きく下落しています。連日で年初来安値を更新しており、今が底とは言い切れない状態。財務が悪すぎるので、長く保有するのは危険そうですね。
実施結果
始 値 | 362 円 ( – 4 円 ) |
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高 値 | 368 円 ( + 2 円 ) |
安 値 | 337 円 ( – 29 円 ) |
終 値 | 337 円 ( – 29 円 ) |
寄付出来高 | 58,700 株 |
寄付出来高/分売数 | 61.79 % |
1日の出来高 | 117,300 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比16円安で取引開始。その後は時間を追うごとに下値を切り下げる展開となってしまいました。結局337円の安値引けで取引を終えています。
○10時ぐらいまでは360円台で粘っていましたが、新興市場の地合い悪化に伴って大きく下落。大引けでは8%近い損失となりました。マザーズ指数が暴落する状況ではどうにもならなかった感じの1日となりました。