- 18年8月10日、ファイズ(9325)の立会外分売が発表されました。
- 18年9月1日、 分売価格が決定されました。
[ファイズ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ファイズ(9325) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 倉庫・運輸関連業 |
事 業 内 容 | ネット通販業者などから3PL事業を受託。自社では物流拠点を持たず、顧客の物流拠点で業務を行う。主要取引先はアマゾンジャパンで、売上の7割近くを占める。また、アマゾンのデリバリープロバイダとして、購入者向けの宅配も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年8月10日 |
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分売株数 | 160,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.39 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 9月3日~9月7日 |
実施日 | 9月3日 |
分売実施の目的 | 東京証券取引所市場第一部への変更申請について具体的に準備を進めており、市場第一部への市場変更に向けて、株式の分布状況の改善及び流動性向上を目的として行う。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,116 円 |
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実施前日終値 | 2,415 円 |
発表日からの騰落率 | 14.13 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.48 % |
分売価格 | 2,354 円 |
割引率 | –2.53 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 8,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 26.49 倍 |
分売数/月平均出来高 | 19.51 倍 |
買い板 | 1万3千株 程度 |
売り板 | 9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:21.2%増 営業利益:10.3%増 経常利益:10.3%増 純利益:2.2%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が22%、利益が21~22%程度。 |
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自己資本比率 | 55.6 % (経営レバレッジ:1.80 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.39 倍 |
会社予想PER(今期) | 40.69 倍 |
実績PBR | 10.79 倍 |
ROE | 26.5 % |
予想配当 | – 円(未定) |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:料理米4合(18年9月権利分のみ、記念優待として実施)
- コメント
○銘柄・分売について:昨年3月にマザーズへ上場しています。
市場変更にあたっては株主数と流通株式比率の要件が不足しています。株主数は今回の分売でクリアできそうですが、流通株式比率は微妙そう。再度、分売か売出が行われる可能性がありそうです。
なお、分売と同時に記念優待実施、1:2の株式分割も発表されています。○業績・指標:近年の業績は順調に伸びています。前期は3期連続の2桁増収増益を達成。今期も純利益以外は2桁増収増益の見通し。アマゾンとの結び付きが非常に強く、同社の事業拡大の恩恵を受けて成長している印象です。反面、一本足打法に近い経営なので、アマゾンが万が一転けた時のリスクは大きくなりそう。
グロース株ということもあり、指標面では同業他社に比べて割高となっています。○見通し:分売数は16万株、発行株ベースで3%程度。月の平均出来高が8千株程度なのを踏まえると、利益が出るかどうかは微妙なところ。また、記念優待と株式分割も発表されており、当面は株価が上昇しそう。分売実施までに株価が落ち着くか様子を見る必要がありそうです。
株価は上場後に4,465円の高値を付けてから下落が続き、直近では2,000~2,500円のレンジで動いているようです。2,000円まで調整してくれるとその後の反発を期待できそうですが・・・今回の分売ではちょっと難しい感じでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は14.1%上昇。今日は前日比5.4%下落。分売価格は13週線付近に位置。
○信用状況:前日の出来高は5.4万株。前日から5%下落しているので、空売りはそこそこ入っていそうでしょうか。○見通し:発表日に比べると株価が上昇していますが、前日に急落して幾分調整が入りました。分売数も多くないのですが、買い板が相変わらず少ない状態です。何とか分売価格付近は保てるんじゃないかと見ていますが、念のため月曜朝の気配を見て判断したいと思います。
分売価格は節目の13週線にタッチしている状態です。分売価格を維持できればその後の反発を見込めそうですが、明確に割れてしまうようだと次の下値メドは2,200円ぐらいになりそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,400 円 ( + 46 円 ) |
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高 値 | 2,480 円 ( + 126 円 ) |
安 値 | 2,376 円 ( + 22 円 ) |
終 値 | 2,380 円 ( + 26 円 ) |
寄付出来高 | 52,600 株 |
寄付出来高/分売数 | 32.88 % |
1日の出来高 | 145,900 株 |
- コメント:○前日比15円安で寄り付き、その後は急ピッチで買い戻されて10時半には2,480円まで上昇。ただ、高値を付けた後は失速して行って来いの状態に。後場は2,378~2,427円の間で動く形となりました。結局2,380円で引けています。
○朝の時点で思った以上に買いが多く、寄り付きから10時半ぐらいまではいい感じでした。ただ10時半以降は失速してしまい、結局陰線で引ける形に。株価は13週線に近づいており、このラインを守れるかどうかが当面の鍵になりそうです。