- 18年6月18日、 タカショー(7590)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
 - 18年6月26日、 公募価格が決定されました。
 
[タカショー]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | タカショー(7590) | 
|---|---|
| 上 場 先 | 東証2部(7/9より東証1部へ市場変更) | 
| 信 用 貸 借 区 分 | 信用 | 
| 業 種 | 卸売業 | 
| 事 業 内 容 | ガーデニング用品の製造・販売・輸入が主力。業界首位。 | 
POデータ
| 発 表 日 | 2018年6月18日 | 
|---|---|
| 公募・売出株数 | 公募:2,000,000 株   (OA:300,000 株)  | 
| 吸収金額(発表日時点) | 11.91 億 程度 | 
| 価 格 決 定 日 | 6月26日~6月29日 → 6月26日 | 
| 受 渡 日 | 7月9日 | 
| PO実施の目的 | 販売支援システムの導入や、建材関連及び園芸資材の生産設備導入のための連結子会社への融資に充当する予定。 | 
| 引受会社(主幹事) | 大和証券 | 
株価・公募価格など
| 発 表 日 終 値 | 518 円 | 
|---|---|
| 仮 条 件 | – 3.0 % ~ – 5.0 % | 
| 価 格 決 定 日 終 値 | 488 円 | 
| 公 募 価 格 | 473 円 | 
| 割 引 率 | –3.07 % | 
信用データ
| 空 売 り / 公 募 数 | – %(価格決定日) → – %(受渡日前日) | 
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 49,000 株 | 
| 信用残/月平均出来高 | 2.85 倍 | 
| 公募数/月平均出来高 | 46.46 倍 | 
| 買い板 | 6万3千株 程度 | 
| 売り板 | 11万4千株 程度 | 
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し  SBI証券→無し  | 
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業 績 | ○19年1月期会社予想(数値は前期比)  売上高:5.7%増 営業利益:24.8%減 経常利益:23.7%減 純利益:19.6%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が26%、営業利益が30%、 経常利益が3%、純利益が-12%程度。  | 
|---|---|
| 自 己 資 本 比 率 | 37.9 %  (経営レバレッジ:2.64 )  | 
| 予想PSR(会社予想) | 0.41 倍 | 
| 予想PER(会社予想) | 25.43 倍 | 
| 実 績 P B R | 0.95 倍 | 
| R O E | 3.7 % | 
| 予 想 配 当 | 10 円 | 
| 配 当 利 回 り | 2.11 % | 
| 配 当 性 向 | 45.3 % | 
| 同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割高か | 
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:
・優待特別販売カタログ(1月20日、7月20日権利:100株以上保有)
・タカショープレミアム優待倶楽部(1月20日権利:500株以上保有) 
- コメント
○銘柄・POについて:タカショーはガーデニング用品取扱で国内首位の企業です。
1部昇格と同時に増資を行う形となります。
○業績・指標:近年の業績は売上が回復基調も、利益は減益傾向。今期は増収の見通しも、営業利益・経常利益は大幅減益の見通し。ただ、純利益は増益予想となっています。
指標面では同業他社と比べて割高です・・・○見通し:希薄化比率は18.6%。月の平均出来高は5万株弱となっており、非貸借銘柄なのを考えると公募価格を維持できるかは微妙なところ。株価も直近で上昇しており、25日線から乖離しているのがネックですね。
チャートを見ると年初来の安値が426円となっており、希薄化を考慮した株価もちょうどその水準です。値決めまでに株価の調整を期待したいですが、まずは1部昇格を受けて株価がどう反応するか様子を見ることになりそうです。 
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は5.79%下落。公募価格は13週線付近に位置。○見通し:株価はそこそこ調整し、公募価格も節目の水準に近い感じになりました。
5月以降は13週線が支持線となっているのですが、4月以前は株価が13週線を大きく下回って推移しており、このラインをあてにできるかは微妙なところ。
ただ、475円付近には大きな買い板があること、低位で買いやすい価格帯でもあることから、公募割れしても限定的なのではと見ています。ボラティリティが比較的小さい銘柄なので、受渡日までは平穏な値動きとなってほしいですが・・・ 
実施結果
| 始 値 | 473 円 ( ± 0 円 ) | 
|---|---|
| 高 値 | 479 円 ( + 6 円 ) | 
| 安 値 | 471 円 ( – 2 円 ) | 
| 終 値 | 477 円 ( + 4 円 ) | 
| 寄付出来高 | 53,500 株 | 
| 寄付出来高/公募数 | 2.33 % | 
| 1日の出来高 | 254,200 株 | 
- コメント:○前日比1円安で寄り付き、その後は471~479円の狭いレンジで動く形となりました。結局477円で引けています。
○先週は公募割れする日もありましたが、受渡日は無難な値動きとなりました。今日の出来高は公募数の1割程度しか無く、当面は上値が重そうでしょうか。ただ460円付近までは買い板も多いので、この辺で下げ止まることを期待したいです。