- 18年6月12日、オーシャンシステム(3096)の立会外分売が発表されました。
- 18年6月20日、 分売価格が決定されました。
[オーシャンシステム]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | オーシャンシステム(3096) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 小売業 |
事 業 内 容 | 新潟県内で食品スーパー「チャレンジャー」を展開。また、東日本で業務スーパーのFCを展開。その他、弁当給食事業、 食材宅配事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年6月12日 |
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分売株数 | 540,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 5.43 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 6月21日~6月25日 |
実施日 | 6月21日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,005 円 |
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実施前日終値 | 992 円 |
発表日からの騰落率 | –1.29 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–0.80 % |
分売価格 | 960 円 |
割引率 | –3.23 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 2,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 8.77 倍 |
分売数/月平均出来高 | 245.45 倍 |
買い板 | 1万4千株 程度 |
売り板 | 1万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年3月期通期決算(数値は17年3月期比) 売上高:4.0%増 営業利益:0.6%減 経常利益:0.4%減 純利益:3.3%増 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 39.0 % (経営レバレッジ:2.56 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.19 倍 |
会社予想PER(今期) | 16.22 倍 |
実績PBR | 1.51 倍 |
ROE | 9.3 % |
予想配当 | 12 円 |
配当利回り | 1.19 % |
配当性向 | 19.4 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待(3月、9月権利:額面などは保有株数に応じる)
○株主優待券(200株以上保有で新潟県在住の株主が対象)
○魚沼コシヒカリ(200株以上保有で新潟県外の株主が対象)
- コメント
○銘柄・分売について:2009年8月以来、およそ9年ぶりの分売となります。
今回は会長で第2位株主の樋口勤氏からの売出となるようです。
食品スーパーで株主優待が充実していることもあり、株主数は1万名を超えています。東証2部へはいつでも行けそうな感じですが、現在もJASDAQに留まっているようです。○業績・指標:近年の業績については、売上が伸びる一方で利益は横ばい傾向といった感じです。ただ、今期は2桁の増収増益を見込んでいます。
指標面では同業他社と比べてPERが平均並み、PBRは割安といった感じです。○見通し:分売数は54万株、発行株ベースで5%弱と多めです。また、月の平均出来高が2千株程度しか無く、過疎株の状態です。この流動性で分売を支えきれるか普通だと疑問なのですが、前回は60万株の分売でそんなに割れていないんですよね・・・株主優待が充実していることもあり、優待狙いの買いも多く入るのではないかと見ています。
権利落ち直後の株価がおおむね950~970円となっており、その辺まで調整するようなら分売割れしても限定的かもしれません。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は1.3%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は年初来安値と同値。○見通し:分売の規模のわりには株価調整があまりありませんでした。値引きは3%超ですが、前日出来高が1万株を切っていて流動性があまり改善していません。買い板も増えていないです。条件だけ見れば割れそうな分売なのですが、前回のアノマリーを考えるとリスクを負って申し込むべきかは悩ましいところ。参加は明日朝の気配を見て判断したいと思います。
昨年9月以降の株価を見ると、分売価格の960円が支持線となっているようです。分売価格付近で踏み止まれば反発を期待できそうですが、あっさり割り込むようだと下値メドが読みづらくなり、注意が必要そうです。
実施結果
始 値 | 953 円 ( – 7 円 ) |
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高 値 | 962 円 ( + 2 円 ) |
安 値 | 953 円 ( – 7 円 ) |
終 値 | 961 円 ( + 1 円 ) |
寄付出来高 | 26,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 4.81 % |
1日の出来高 | 74,400 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比39円安で取引開始。すぐに960円付近まで戻し、その後は960~961円という非常に狭いレンジでの値動きとなりました。結局961円で引けています。
○寄り付きこそ分売割れの状態でしたが、10分程度ですぐに分売価格まで戻しました。その後は分売価格で膠着する状態でしたね。思った以上に強く、やはり優待目当ての買いが多かったようです。分売の影響が抜けるまで当面上値が重そうですが、950~960円の買い板が厚いので下値も限定的となりそうです。