- 18年5月25日、 丸順(3422)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 18年6月4日、 公募価格が決定されました。
[丸順]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 丸順(3422) |
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上 場 先 | 名証2部 |
信 用 貸 借 区 分 | 信用 |
業 種 | 金属製品 |
事 業 内 容 | 自動車の車体プレス部品のメーカー。ホンダ向けの売上が大半を占める。東プレが筆頭株主。 |
POデータ
発 表 日 | 2018年5月25日 |
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公募・売出株数 | 公募:1,200,000 株 (OA:180,000 株) ※上記の他、東プレへの第三者割当増資(30万株)も実施。 |
吸収金額(発表日時点) | 17.53 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 6月4日~6月6日 → 6月4日 |
受 渡 日 | 6月12日~6月14日 → 6月12日 |
PO実施の目的 | 設備投資資金に充当する予定。 |
引受会社(主幹事) | 東海東京証券(600,000株) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(420,000株) |
引受会社(幹事) | SMBC日興証券(120,000株) 東洋証券(60,000株) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 1,270 円 |
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仮 条 件 | – 4.0 % ~ – 6.0 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 1,100 円 |
公 募 価 格 | 1,056 円 |
割 引 率 | –4.00 % |
信用データ
空 売 り / 公 募 数 | – %(価格決定日) → – %(受渡日前日) |
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月平均出来高(発表時) | 14,000 株 |
信用残/月平均出来高 | 19.00 倍 |
公募数/月平均出来高 | 85.71 倍 |
買い板 | 1万4千株 程度 |
売り板 | 3万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業 績 | ○18年3月期通期決算(数値は17年3月期比) 売上高:9.4%減 営業利益:52.6%増 経常利益:53.0%増 純利益:13.0%増 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自 己 資 本 比 率 | 13.4 % (経営レバレッジ:7.44 ) |
予想PSR(会社予想) | 0.25 倍 |
予想PER(会社予想) | 5.55 倍 |
実 績 P B R | 1.86 倍 |
R O E | 33.5 % |
予 想 配 当 | 3 円 |
配 当 利 回 り | 0.28 % |
配 当 性 向 | 1.4 % |
同業他社との比較 | PER:やや割安か PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・POについて:名証2部銘柄のPOとなります。
会社の規模的には東証2部へ行けそうな気もしますが、近年まで経営不振だったこともあってか、名証に留まっている状態のようです。
自己資本比率が11%とかなり低く、設備投資資金は増資に頼らざるを得ない感じでしょうか。○業績・指標:近年は経営不振に陥っており、前期途中までは継続企業注記銘柄の指定を受けていました。ただ、東プレとの資本業務提携やリストラなどが進み、業績は回復。現在は注記銘柄の指定解除となっています。工場閉鎖で売上は減収傾向ですが、今期は増益の見込みです。
指標面では同業他社と比較してPERが割安、PBRが割高となっています。○見通し:公募数は120万株で、希薄度は11.6%程度。ただ、月の平均出来高が1.4万株程度しか無く、公募の売りを支えるのはやや厳しい気も。また、信用買い残が多いのも気になりますね。
株価は2月に高値1,350円を付けた後4月に848円まで下落していますが、今月の決算発表を受けて再度1,300円まで上昇しています。株価の浮き沈みが激しく、またボラティリティも大きくなっているようです。
名証銘柄であること、また財務状況の悪さや直近の株価動向を考慮すると、リスクを掛けてまで申し込む必要はない気もします・・・
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は13.4%下落。公募価格は26週線より下に位置。○見通し:発表日以降も流動性が改善しておらず、今日の出来高は5千株程度でした。この状態で公募の売りを支えるのはやはり厳しそうですね。
指標面では割安感がありますが、直近で850円付近まで下げているところを見ると、公募価格を守れるか微妙な気がします・・・
実施結果
始 値 | 992 円 ( – 64 円 ) |
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高 値 | 1,010 円 ( – 46 円 ) |
安 値 | 974 円 ( – 82 円 ) |
終 値 | 976 円 ( – 80 円 ) |
寄付出来高 | 9,800 株 |
寄付出来高/公募数 | 0.82 % |
1日の出来高 | 93,600 株 |
- コメント:○時間が経つにつれて下げる展開となり、14時以降は見切り売りが出て急落。結局976円で引けています。
○こちらも寄り付きで-6%の損失に。今日の出来高は公募の1割も消化しておらず、当面は上値が重そうです。見切り売りが出るようなら、年初来安値圏まで下げる可能性もありそうでしょうか・・・