- 18年5月18日、 ジャパンインベストメントアドバイザー (7172)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 18年5月28日、 公募価格が決定されました。
[ジャパンインベストメントアドバイザー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ジャパンインベストメントアドバイザー[JIA] (7172) |
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上 場 先 | 東証マザーズ |
信 用 貸 借 区 分 | 貸借 |
業 種 | 証券・商品先物取引業 |
事 業 内 容 | 航空機などのリース事業が主力。M&Aの助言事業も手がける。子会社の日本証券新聞社でメディア事業も展開。 大株主にはノルウェー政府も。 |
POデータ
発 表 日 | 2018年5月18日 |
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公募・売出株数 | 公募(新株発行):2,350,000 株 (OA:350,000 株) |
吸収金額(発表日時点) | 160.92 億 程度 |
価 格 決 定 日 | 5月28日~5月31日 |
受 渡 日 | 6月5日~6月8日 |
PO実施の目的 | グループの収益計上の柱と位置づけているオペレーティング・リース事業及び環境エネルギー事業における一時的な立替資金、並びにパーツアウト・コンバージョン事業における機体や部品の購入及び機体の改造費用の資金に充当する予定。 |
引受会社(主幹事) | 大和証券(1,222,000株) |
引受会社(幹事) | みずほ証券(470,000株) SMBC日興証券(376,000株) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(117,500株) エース証券(94,000株) ひろぎん証券(70,500株) |
株価・公募価格など
発 表 日 終 値 | 5,960 円 |
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仮 条 件 | – 3.5 % ~ – 5.5 % |
価 格 決 定 日 終 値 | 5,760 円 |
公 募 価 格 | 5,558 円 |
割 引 率 | –3.51 % |
信用データ
空 売 り / 公 募 数 | 10.93 %(5/28) → 19.67 %(5/28) |
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月平均出来高(発表時) | 341,000 株 |
信用残/月平均出来高 | 3.21 倍 |
公募数/月平均出来高 | 7.90 倍 |
買い板 | 8万8千株 程度 |
売り板 | 11万4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業 績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:40.0%増 営業利益:44.5%増 経常利益:43.7%増 純利益:50.4%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が26%、利益が23~31%程度。 |
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自 己 資 本 比 率 | 17.5 % (経営レバレッジ:5.70 ) |
会社予想PSR(今期) | 13.91 倍 |
会社予想PER(今期) | 40.39 倍 |
実 績 P B R | 10.93 倍 |
R O E | 27.1 % |
予 想 配 当 | 13 円 |
配 当 利 回 り | 0.23 % |
配 当 性 向 | 8.6 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:かなり割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:クオカード及び日本証券新聞デジタル版購読券
(12月権利:額面、購読月数は保有株数に応じる)
- コメント
○銘柄・POについて:昨年7月以来、およそ10ヶ月ぶりのPOとなります。
JIAは航空機リースが主力事業となっており、多額の資金が必要となる事業形態と思われます。
自己資本比率などを考慮すると、今後も増資などで規模拡大を図っていく感じになるようです。
なお、規模的にはいつ東証1部へ行ってもおかしくない銘柄なのですが、昨年にインサイダー取引の不祥事が発覚。当面は内部管理体制強化の方が優先事項となりそうです。○業績・指標:近年の業績は抜群に伸びています。4期連続2桁増収増益を達成しており、今期も4割程度増収増益の見込みとなっています。
グロース株と言うこともあり、指標面では同業他社に比べてかなり割高です。PSRも15倍近くとなっており、やや過熱感がある感じも受けます。○見通し:前回のPOは受渡日でもきっちり利益が出ていました。ただ、昨年からは株価が3倍近くになっています。1Q決算を受けて直近でも株価が2千円近く急騰しており、25日線からかなり乖離している状態です。
成長性の高い銘柄なので中長期では上昇していくと思いますが、短期的にはいつ調整が入ってもおかしくありません。直前まで株価の様子を見ながら判断していくことになりそうです。値決めまでに調整し終わればよいのですが、25日線から2千円近く乖離している状況を考えると、そこまで下げる可能性は低そうでしょうか・・・
価格決定日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は3.3%下落。公募価格は発表翌日の始値付近の水準。
○信用状況:空売りはそこそこ入っているようです。○見通し:値決めまでの株価推移を見ると、先週末までは発表日の終値を上回る日もあり、思ったより強い印象を受けました。ただ、ボラティリティが大きく、1日で300円以上動く日もあります。今の強い状態が続けば好成績も期待できそうですが、逆方向に動くと思わぬ損失を喰らう可能性も。ハイリスクハイリターンのPOとなりそうな感じですね。
実施結果
始 値 | 5,560 円 ( + 2 円 ) |
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高 値 | 5,580 円 ( + 18 円 ) |
安 値 | 5,160 円 ( – 398 円 ) |
終 値 | 5,270 円 ( – 288 円 ) |
寄付出来高 | 611,100 株 |
寄付出来高/公募数 | 22.63 % |
1日の出来高 | 1,326,800 株 |
- コメント:○前日比40円高で寄り付きましたが、直後から売られる展開に・・・13時頃まで下げる展開となり、一時5,160円まで売り込まれました。その後は若干買い戻しも入りましたが、結局5,270円で引けています。
○公募価格で逃げられたのは寄り付きだけで、あっというまに公募割れ。前場は下げ一方と言っていい状態でした。割高の値がさ株と言うこともあり、逃げ足も速い感じでしたね。どこかで反発するとは思いますが、チャート通りに動くのであれば、一旦13週線の4,700円ぐらいまで下げてもおかしくは無さそうです・・・