- 18年2月5日、 ソーシャルワイヤー(3929)の立会外分売が発表されました。
- 18年2月9日、 分売価格が決定されました。
[ソーシャルワイヤー]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ソーシャルワイヤー(3929) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | プレスリリース配信代行事業とレンタルオフィス事業が主力。 |
分売データ
発表日 | 2018年2月5日 |
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分売株数 | 170,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.02 億程度 |
申込数量 | 上限 200 株 |
実施予定日 | 2月13日~2月16日 |
実施日 | 2月13日 |
分売実施の目的 | 株式の流動性向上及び分布状況改善を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,776 円 |
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実施前日終値 | 1,823 円 |
発表日からの騰落率 | +2.65 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–6.99 % |
分売価格 | 1,777 円 |
割引率 | –2.52 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 66,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 3.57 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.55 倍 |
買い板 | 4万4千株 程度 |
売り板 | 2万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:15.9%増 営業利益:58.4%増 経常利益:60.6%増 純利益:74.6%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が75%、利益が81~84%程度。 |
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自己資本比率 | 39.5 % (経営レバレッジ:2.50 ) |
会社予想PER(今期) | 44.82 倍 |
実績PBR | 9.97 倍 |
ROE | 22.2 % |
予想配当 | 10 円 |
配当利回り | 0.56 % |
配当性向 | 25.2 % |
同業他社との比較 | PER:やや割高か PBR:やや割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント:○昨年2月に分売を行っており、およそ1年ぶりの分売となります。前回は役員さんからの売出でした。
1部への市場変更にあたっては、株主数と経常利益の要件を満たしていません。今回の分売は申込上限が200株である事から、株主を増やす意図があるものと思われます。ただ、経常利益の方は現時点で要件を満たしておらず、今期の決算を経た後でないと市場変更は難しそうです。○前期は業績が伸び悩みましたが、今期は大幅増収増益の見通し。成長性を取り戻している形です。1Q決算発表後に株価は上昇基調となり、昨年7月と比較して株価が2倍以上になっています。
指標面では市場平均と比較するとやや割高な感じですが、同業のPR TIMES・ベクトルよりはやや割安です。利益の進捗率も高い事から、もう少し株価が伸びる余地はありそうです。○ソーシャルワイヤーはSBI証券主幹事の銘柄のため、信用売りの設定がありません。そのため、当日の買い板次第で利益が決まりそうです。
なお、前回の分売は6万株と少ない事もあり、寄り付きでは利益が出ていました。(大引けだと数百円程度の微益でしたが。。) 今回は17万株となっていますが、直近の出来高が10万株近くとなっています。この流動性を維持できれば、そこそこの利益は期待できそうです。逆に過疎るようだと、寄り付きは厳しくなるかもしれませんが・・・
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が2.6%上昇したところで分売実施となります。
ディスカウントが2.52%のため、分売価格は発表日終値とほぼ同じ値段です。
直近5営業日での平均出来高は20万株を超えており、買い需要も旺盛のため、分売の消化には問題無さそうです。
ただ、ティックが飛び飛びな上に地合い悪化の影響で株価が乱高下しており、今週は上下で300円近く動いています。これは株価の20%近くに相当しており、ボラティリティが増加している点には注意が必要です。
また、今日(2月9日)は指数先物の夜間取引が休みなのに加え、日本市場は3連休となります。海外市場の動向によっては連休明けの市場が荒れる可能性もあるので、当日朝の気配次第で申し込みを判断する事になりそうです。※直近3日の下値は1,700円、上値は2,000円という感じでした。
1,700円付近まで下げるようなら押し目買いの好機となりそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 1,800 円 ( + 23 円 ) |
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高 値 | 1,813 円 ( + 36 円 ) |
安 値 | 1,739 円 ( – 38 円 ) |
終 値 | 1,741 円 ( – 36 円 ) |
寄付出来高 | 70,200 株 |
寄付出来高/分売数 | 41.29 % |
1日の出来高 | 269,700 株 |
- コメント:○寄り付きは分売価格+23円で始まりましたが、その後は失速・・・マザーズ指数が終日軟調だった事に加え、後場から日経先物も急落したため、分売価格を割り込む状態に。結局、安値引けに近い感じで引けています。
夜の時点で先物がさらに下げているため、明日も厳しい展開でしょうか。