- 17年11月15日、大阪工機 (3173)の立会外分売が発表されました。
- 17年11月21日、 分売価格が決定されました。
[大阪工機]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年11月15日 |
銘 柄 |
大阪工機 |
銘柄コード |
3173 |
上場先 |
東証1部 |
信用貸借区分 |
信用 |
業種 |
卸売業 |
分売株数 |
138,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
1.58 億程度 |
申込数量 |
上限 1,000 株 |
実施予定日 |
11月22日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
1,144 円 |
実施前日終値 |
1,121 円 |
発表日からの騰落率 |
–2.01 % |
実施2日前
からの騰落率 |
–1.23 % |
分売価格 |
1,093 円 |
割引率 |
–2.50 % |
信用データ
推定空売り数 |
– 株 |
空売り/分売数 |
– 株 |
月平均出来高(発表時) |
32,000 株 |
信用残/月平均出来高 |
2.15 倍 |
分売数/月平均出来高 |
4.31 倍 |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
会社予想PER(今期) |
17.46 倍 |
実績PBR |
1.57 倍 |
ROE |
9.0 % |
予想配当 |
19 円 |
配当利回り |
1.74 % |
配当性向 |
30.4 % |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:切削工具や耐摩工具など超硬工具の専門商社。
自社ブランド「Cominix」製品の販売も手がける。
- 業績:
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高:10.0%増 営業利益:31.9%増 経常利益:34.6%増 純利益:18.9%増
1Q決算時点での進捗度は売上高が49%、利益が48~55%程度。
- 指標:同業他社と比較してやや割高か。
- 自己資本比率:36.8% (経営レバレッジ:2.69)
- 株主優待:海外特産品(3月権利:200株以上で2,000円相当、2,000株以上で4,000円相当)
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:株式の分布状況改善及び流動性の向上を図ることを目的とする。
- コメント:○前回は8月に分売を行っており、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。
パッと見たところ、特に2部落ちするような要件もなさそうなので、今回も大株主からの単なる売出でしょうか。(前回は創業者一族の方が売出人でした。)
○前期までは業績が減益傾向にありましたが、今期は回復を見込んでいます。10月27日に通期予想の上方修正が行われ、株価が一時1,369円まで急騰しました。
○前回は分売数が34万株と多かったため微妙な成績でしたが、今回は13.8万株と少なめです。また、流動性も前回より改善しているので、今回は消化に問題ないと見ています。なお、株価はきれいな右肩上がりのチャートを描いており、現在も中長期トレンドが継続中です。短期より中長期の方が大きな利益を望めそうな銘柄かもしれません。
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が2%下げたところで分売実施となります。
株価は25日線付近まで調整しています。チャートでは25日線付近まで下がると株価が反発しているので、今回も反発が期待できそうな感じです。
朝の気配で買いが多いようなら、寄り付きでもそこそこの利益は期待できそうです。
実施結果
始 値 |
1,129 円 ( + 36 円 ) |
高 値 |
1,135 円 ( + 42 円 ) |
安 値 |
1,113 円 ( + 20 円 ) |
終 値 |
1,116 円 ( + 23 円 ) |
寄付出来高 |
54,500 株 |
寄付出来高/分売数 |
39.49 % |
1日の出来高 |
129,400 株 |
- コメント:○寄り付きは前日終値よりも高く寄り、前場は1,113~1,130円、後場は1,116~1,126円で値動きとなりました。比較的狭いレンジで動いていた印象です。
株価はまだ反発するところまで行ってない感じですが、出来高は分売消化までもう一息といった感じなので、週明け以降の反発を期待したいところです。