- 17年5月10日、 タカラレーベン・インフラ投資法人 (9281)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
- 17年5月22日、公募価格が決定しました。
[タカラレーベン・インフラ投資法人]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 | タカラレーベン・インフラ投資法人 | 発表日 | 2017年5月10日 |
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銘柄コード | 9281 | 公募・売出株数 | 公募 65,288 口 (OA 3,264 口) |
上場先 | 東証 | 吸収金額 (発表日時点) |
68.62 億程度 |
信用貸借区分 | 信用 | 価格決定日 | 5月22日 |
業種 | インフラファンド | 受渡日 | 6月2日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 100,100 円 | 公募価格 | 95,499 円 |
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価格決定日終値 | 100,800 円 | 割引率 | -2.50 % |
信用データ
発表日貸株残 | – 株 | 推定空売り数 | – 株 |
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受渡日前日 貸株残 |
– 株 | 空売り/公募数 | – % |
各種指標など
会社予想PER | – | 予想分配金 (年間) |
6,040 円 |
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実績PBR | – | 分配金利回り | 6.03 % |
ROE | – | 配当性向 | – % |
コメント
発表日時点
- 引受会社:みずほ証券、SMBC日興証券、SBI証券
- スポンサー:タカラレーベン
- 投資先:主に太陽光発電所へ投資。
- 格付け: A- (JCR)→PO発表と同時に格付け取得を発表。
- 決算月:5月、11月
- 一般信用取扱:無し
- コメント:去年の6月に国内初のインフラファンドとして上場し、それ以来初めての公募増資となります。
太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)は将来的に買取価格が下がる方向となっています。
そのため、投資先が太陽光発電というだけで微妙な感じなのですが、加えて公募による希薄度が発行済み株の約1.4倍と、今年に入ってからワーストの数値・・・
公募と同時に格付けの取得も発表されていますが、A-なので積極的な買い材料にはされづらい気がします。
希薄度の高さから、受渡日以降は短期的に厳しい展開となる可能性もありそうです。
- ※5/22追記:公募価格は本日の終値より5月決算の分配金が差し引かれています。思ったより値動きの乏しい銘柄なので、SBI証券など手数料の安いところであれば一考の余地ありか。
実施結果
始値 | 94,400 円 ( -1,099 円 ) |
寄付出来高 | 1,695 株 |
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高値 | 94,400 円 ( -1,099 円 ) |
寄付出来高/ 公募数 |
2.47 % |
安値 | 94,400 円 ( -1,099 円 ) |
1日の出来高 | 4,494 株 |
終値 | 94,400 円 ( -1,099 円 ) |
- コメント:先週までは10万前後で安定した値動きだったのですが、5/29の配当落ちをきっかけに下げがきつくなり、結局受渡日は終始公募価格を割れる展開となってしまいました。
ちなみに、今日の出来高では公募株数の7%程度しか消化できていません。
板を見ると、上は96,000円に蓋がある状態です。下の方は94,000円まで比較的買い板が厚いですが、そこを崩されてしまうと下値を試す展開になりそうです。