立会外分売[価格決定]:カワニシホールディングス (2689)

  • 17年5月15日、カワニシホールディングス (2689)の立会外分売が発表されました。
  • 17年5月23日、分売価格が決定しました。

[カワニシホールディングス]の詳細・分析

分売銘柄データ

銘 柄 カワニシホールディングス 発表日 2017年5月15日
銘柄コード 2689 分売株数 40,000 株
上場先 東証2部 吸収金額
(発表日時点)
0.68 億程度
信用貸借区分 貸借 申込数量 上限 300 株
業種 卸売業 実施日 5月24日

株価・分売価格など

発表日終値 1,705 円 実施2日前
からの騰落率
-3.63 %
実施前日終値 1,621 円 分売価格 1,578 円
発表日からの
騰落率
-4.93 % 割引率 -2.65 %

信用データ

発表日貸株残 1,000 株 推定空売り数 3,300 株
実施前日
貸株残
4,300 株 空売り/分売数 8.25 %

各種指標など

会社予想PER 13.41 倍 予想配当 30 円
実績PBR 1.68 倍 配当利回り 1.76 %
ROE 12.6 % 配当性向 25.5 %
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コメント

発表日時点
  • 事業内容:医療機器の卸売業が主力。岡山県発祥の企業なので、中国地方を中心とする西日本で強いようです。
  • 業績:17年6月期は売上高が前期比微増にとどまるも、営業利益~純利益までいずれも2倍近くの増益見込み。
  • 指標:同業他社との比較では市場平均並み。
  • 株主優待:1,000円以上のクオカード(6月権利:クオカードの額面は保有株数に応じる)
  • 出来高:数千株程度。決算の前後だと1万~2万株程度になるようです。
  • 板:売り買いともに1万株あるかないか。スカスカです・・・
  • 一般信用売り取扱:無し
  • 評価:良(一定の利益は見込めそう)
  • コメント:貸借銘柄で分売数が少なめと、ある程度好条件は揃っていると思います。
    東証1部昇格には流通株式比率が足りてないようで、今回の分売だけでは条件がクリアされる状況にないようです。
    (→浮動株は15%未満のようなのですが、計算し直したところ流通株式比率は昇格基準の35%付近になるのかも?計算が合っていてもギリギリなのと、市場変更の申請について開示が出ていない事から何とも言えないところですが・・・)
    出来高・板ともに少ない点は不安がありますが、分売数が少ない事から割れる可能性は低いと見ています。
実施前日時点
  • 評価:良(一定の利益は見込めそう)
  • コメント:発表日終値から5%近く、今日だけで3.6%程度下げました。条件としては良くなっていると思います。
    空売りは思ったほど入っていないようでしたが、寄り付きで割れる可能性は低そうなので安心して申し込みできそう。
    ただ、4万株では当てるのも一苦労ですね・・・

実施結果

始値 1,650 円
( + 72 円 )
寄付出来高 30,100 株
高値 1,699 円
( + 121 円 )
寄付出来高/
分売数
75.25 %
安値 1,637 円
( + 59 円 )
1日の出来高 78,800 株
終値 1,688 円
( + 110 円 )
  • コメント:前日から窓を開けた状態で寄り付き、すぐに大きく買い戻されました。
    1,700円付近で高値を付けた後は落ち着いた状態となり、1,690円前後での小幅な値動きが引けまで続きました。
    ここまで好成績な分売となったのは久しぶりだと思います。
    この終値でもPER15~16倍程度なので、割高というわけではありません。
    明日以降の値動きにも期待したいです。
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