- 17年5月23日、 シンシア (7782)の立会外分売が発表されました。
- 17年6月6日、分売価格が決定しました。
[シンシア]の詳細・分析
分売銘柄データ
銘 柄 | シンシア | 発表日 | 2017年5月23日 |
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銘柄コード | 7782 | 分売株数 | 300,000 株 |
上場先 | 東証マザーズ | 吸収金額 (発表日時点) |
2.62 億程度 |
信用貸借区分 | 信用 | 申込数量 | 上限 100 株 |
業種 | 精密機器 | 実施日 | 6月7日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 874 円 | 実施2日前 からの騰落率 |
-4.49 % |
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実施前日終値 | 830 円 | 分売価格 | 806 円 |
発表日からの 騰落率 |
-4.89 % | 割引率 | -2.89 % |
信用データ
発表日貸株残 | – 株 | 推定空売り数 | – 株 |
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実施前日 貸株残 |
– 株 | 空売り/分売数 | – % |
各種指標など
会社予想PER | 28.82 倍 | 予想配当 | 10 円 |
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実績PBR | 2.46 倍 | 配当利回り | 1.24 % |
ROE | 8.5 % | 配当性向 | 35.8 % |
コメント
発表日時点
- 事業内容:コンタクトレンズの製造・卸売事業が主力。他社ブランドカラコンのOEMも手がける。生産は台湾・韓国などの海外工場に委託。
- 業績:17年12月期は営業利益が半減も、経常利益は前期並み、純利益は10%増の予想。なお、海外に生産委託している事からこの会社は円高になると利益が伸びます。想定為替レートが1ドル115円のようなので、現状の為替水準が続けば、業績が多少伸びる余地はありそう?
- 指標:同業他社と比較して割高。
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で5万8千株程度。決算直後は50万株超えの日もありましたが、通常は数万株の日が大半です。
- 板:買いが2万3千株、売りが5万7千株程度
- 半年間のチャート:安値圏よりやや上辺り。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的:東証1部への市場変更における形式要件である株主数及び流通株式比率の充足を図るため
- 評価:微妙(当日朝の気配次第)
- コメント:去年の12月にマザーズへ上場しています。
東証1部への市場変更を検討中となっていますが、今回の分売後でも流通株式比率が微妙に足りない気がします。冬までにもう1回分売などを行うのかもしれません。
30万株の売出で上限100株なので多くの投資家に行き渡りそうですが、この板でさばけるかは何とも言えないところ。
指標的にも割高なので、今回は短期の売買に絞られると思います。
当日朝まで様子見とします。
なお、中長期の観点で見ると、少子高齢化の状況においてカラコン製造が主体のままでは成長にやや限界があるかなという印象。
遠近両用や乱視用なども手がけるようになると、購入者層も増え、成長の余地が出てくると思うのですが・・・
実施前日時点
- 評価:微妙(当日朝の気配次第)
- コメント:株価は発表日以降で5%近く、今日だけで4.5%程度下げました。
チャート的には75日移動平均線付近まで下がってきていますが、反発するのか分売でラインを割ってしまうのかは微妙なところ。
板も売り優勢の状態です。買い板のわりには出来高が多いので意外とさばけている印象もありますが、やはり明日は相当買いが入らないときついと思います。
朝まで様子見ですが、無理はしない感じになりそうです。
実施結果
始値 | 825 円 ( + 19 円) |
寄付出来高 | 株 |
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高値 | 825 円 ( + 19 円) |
寄付出来高/ 分売数 |
– % |
安値 | 801 円 ( – 5 円) |
1日の出来高 | 株 |
終値 | 817 円 ( + 11 円) |
- コメント:朝は買いが結構入ったようで、昨日の終値付近で寄り付きました。
意外に高く寄ったせいかすぐに売られる展開となり、10時前には分売価格を割れるところまで売り込まれました。
ただ、その後は急速に買い戻しが入り、前場の間に820円前後まで戻します。
後場は膠着した状態となりましたが、引けにかけて再度買い戻しが入り、817円で取引を終えました。
一時的に分売価格を割れる場面もありましたが、マザーズの好地合いも影響して、意外に良い分売になったのではないかと思います。