PO[価格決定]:エコミック(3802)

  • 20年4月7日、エコミック(3802)の公募増資・売出(PO)が発表されました。
  • 20年4月15日、 公募価格の決定

[エコミック]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド エコミック(3802) 
上 場 先 札証アンビシャス(4/28よりJASDAQスタンダードへ上場) 
信 用 貸 借 区 分 信用 
業 種 情報・通信 
事 業 内 容 給与計算事務の受託会社。北海道を地盤とする派遣会社キャリアバンクの子会社だが、売上の6割は関東の企業で占める。事務処理は札幌の他、中国にある子会社で行う。

POデータ

発 表 日 2020年4月7日 
公募・売出株数 公募:240,000 株 
(OA:30,000 株) 
吸収金額(発表日時点) 2.07 億 程度 
価 格 決 定 日 4月15日~4月21日 → 4月15日 
受 渡 日 4月28日 
PO実施の目的 年末調整システムの改修に係る資金、現行給与計算基幹システムの更新に係る資金、新給与計算基幹システムの導入に係る資金に充当する予定。
引受会社(主幹事) 岡三証券(180,000株)
引受会社(幹事) 東洋証券(24,000株)
北洋証券(24,000株)
SBI証券(12,000株)

株価・公募価格など

発 表 日 終 値 765 円 
仮 条 件 – 5.0 % ~ – 7.0 % 
価 格 決 定 日 終 値 873 円 
公 募 価 格 829 円 
割 引 率 –5.04 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 600 株 
信用残/月平均出来高 0.00 倍 
公募数/月平均出来高 450.00 倍 
買い板 2千株 程度 
売り板 1千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表等のデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業 績 ○20年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:20.8%増 営業利益:36.9%増 
経常利益:28.2%増 純利益:14.6%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が85~86%程度。
自 己 資 本 比 率 76.9 % 
予想PSR(会社予想) 1.20 倍 
予想PER(会社予想) 17.67 倍 
実 績 P B R 2.28 倍 
R O E 12.9 % 
予 想 配 当 10 円 
配 当 利 回 り 1.21 % 
配 当 性 向 18.2 % 
同業他社との比較 PER:やや割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:(9月権利)
    ・クオカード、ホテル利用割引券、ひらまつギフトカード、シューケアセットから1点
    (クオカードの場合、100株保有で1,000円相当)
  • コメント
    ○銘柄・POについて
    ・2006年に札証アンビシャスへ上場しています。北海道発祥の企業ですが、売上の大半を関東向けで占めていることもあり、JASDAQへ上場する事で知名度向上などを図るようです。なお、経常利益1億程度の企業のため、現時点だと東証本則市場への上場は難しそうです。

    ○業績・指標
    ・業績:18年3月期を除いて増収増益を維持しており、今期は2桁増収増益の見通し。働き方改革や人手不足などを背景に事務作業を外注する流れが強まっており、今後も需要増を見込んでいるようです。新型コロナウイルスの影響が気になる所ですが、親会社であるキャリアバンクが3Qで好決算を出しており、ペイロール事業が好調となっていることからあまり心配する必要は無さそうです。

    ・指標:同業他社と比べてやや割安のようです。地方銘柄で流動性に欠けているためと思いますが、今後は一定の見直し買いも期待できそうでしょうか。

    ○見通し
    ・需給動向:PO総数は24万株、希薄化比率は16.8%程度。月の平均出来高は600株と、流動性は皆無の状態。市況はある程度落ち着いていますが、コロナウイルスの影響が抜けてない中でどの程度買いが入ってくるか不安な所があります。また、JASDAQ上場を好感して吊り上がるようだと分が悪くなりそうです。値決めまで様子見とします。

    ・株価動向:先月中旬に602円まで下落したあとは株価が戻しており、現在は700円台後半で推移。
    希薄化を考慮した株価は636円ですが、そこまで下げるのを期待するのは難しそうでしょうか?同業他社の平均がPER15倍程度となっており、希薄化後のEPSから逆算すると700円前後となります。この辺りが一定の目安となるかもしれません。

価格決定日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は14.12%上昇。公募価格は25日線より10%上に乖離。

    ○見通し:発表後に株価が急伸し、公募価格は800円台前半となっています。ディスカウントは仮条件上限の5%でした。
    流動性は全く改善していませんし、今の市況で短期的に吊り上がった銘柄へ手を出すのもリスクが高そうです。ファンダは悪く無さそうなのですが、欲しい場合でも受渡を過ぎてからか、下がるのを待ってからの方が無難そうですね。

実施結果

始 値 – 円 ( – 円 )
高 値 – 円 ( – 円 )
安 値 – 円 ( – 円 )
終 値 – 円 ( – 円 )
寄付出来高 – 株
寄付出来高/公募数 – %
1日の出来高 – 株
  • コメント:
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