- 19年5月15日、テラスカイ(3915)の立会外分売が発表されました。
- 19年5月29日、 分売価格が決定されました。
[テラスカイ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | テラスカイ(3915) |
---|---|
上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | セールスフォース、AWSなどを用いたクラウドシステムのソリューション事業、および自社での開発事業が主力。米Salesforce社と資本提携。 |
分売データ
発表日 | 2019年5月15日 |
---|---|
分売株数 | 72,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.22 億程度 |
申込数量 | 上限 100 株 |
実施予定日 | 5月30日~6月3日 |
実施日 | 5月30日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,700 円 |
---|---|
実施前日終値 | 1,421 円 |
発表日からの騰落率 | –16.41 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–5.71 % |
分売価格 | 1,393 円 |
割引率 | –1.97 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 29,400 株 程度 |
---|---|
信用残/月平均出来高 | 5.09 倍 |
分売数/月平均出来高 | 2.45 倍 |
買い板 | 1万4千株 程度 |
売り板 | 1万8千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年2月期通期決算(数値は18年3月期比) 売上高:34.8%増 営業利益:53.3%減 経常利益:36.8%減 純利益:9.0%減 ○20年2月期会社予想(数値は前期比) |
---|---|
自己資本比率 | 52.3% |
会社予想PSR(今期) | 2.00 倍 |
会社予想PER(今期) | 39.26 倍 |
実績PBR | 5.76 倍 |
ROE | 14.7 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:1,000円相当のクオカード(2月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
・昨年10月以来、およそ7ヶ月ぶりの分売となります。
昨年11月に東証1部へ市場変更していますが、2月末時点での株主数が約1,400名となっており、早くも2部落ちの危機にあります。ということで、株主数を増やすための分売となるようです。○業績・指標
・業績:前期は3割以上の増収も、本社移転や支店の増床などの費用がかさみ、大幅減益でした。今期は3割ペースの増収を維持し、利益水準は18年2月期並みに回復する見通し。・指標:同業他社と比べて割高です。
○見通し
・需給動向:分売数は7.2万株、発行株ベースで0.58%程度。過去2回は冴えない成績で、特に前回は地合いも影響して散々な状態でした。ただ今回は分売数が少ないのと、月の平均出来高が3万株近くあり、流動性が改善しています。好成績が期待できるかは微妙ですが、派手に分売価格を割れる可能性は低いと見ています。・株価動向:昨年末に1,325円まで下落するも、2月には2,200円台まで回復。現在は再び調整基調に入ったのか、1,600円台まで下げています。短期間で派手に上下動しやすいのに加え、材料が出た時にイナゴタワーを作りやすいようです。安値で拾っておけばいつか報われそうですが、高値圏で持つのは厳しそうですね・・・
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は16.4%下落。今日は前日比5.7%下落。分売価格は25日線から18%下に乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は5.3万株。流動性は改善しており、出来高は十分。また、今日は5%超下げており、ハイカラも多少は入っていそうでしょうか?○見通し:【参加方針ですが、一応気配を見てから】
・発表後、株価は16%超下落しましたが、すんなり初日実施に。値引きは渋いですが、直近が下げすぎた感もあり致し方なしでしょうか。
分売価格は1,400円を切り、25日線からかなり乖離しています。ここ2年で1,400円を切ったのは昨年10月と年末の2回しか無く、分売価格を割れる可能性は低そうです。ハイカラの入り具合では好成績も期待できそうですが、夜間の先物が怪しい値動きとなっているため、一応朝の気配を見てから最終判断をしたいと思います。
実施結果
始 値 | 1,419 円 ( + 26 円 ) |
---|---|
高 値 | 1,443 円 ( + 40 円 ) |
安 値 | 1,405 円 ( + 12 円 ) |
終 値 | 1,443 円 ( + 40 円 ) |
寄付出来高 | 43,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 59.86 % |
1日の出来高 | 80,800 株 |
- コメント
○前日比2円安で寄り付き、その後は上下しながらも徐々に上値を切りあげていく展開となりました。結局1,443円の高値引けで取引を終えています。○やはり1,400円付近で下げ止まり、その後は買い戻されていきました。1,650円までは価格帯別出来高も少なく、地合いが良ければ早いペースで買い戻される可能性もありそうです。