- 19年2月8日、美濃窯業(5356)の立会外分売が発表されました。
- 19年2月25日、 分売価格が決定されました。
[美濃窯業]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 美濃窯業(5356) |
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上場先 | 名証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | ガラス・土石製品 |
事 業 内 容 | セラミックス・耐火物事業、プラント事業が主力。建材および舗装用材事業も手がける。セメント製造向けの耐火物が主力商品。 |
分売データ
発表日 | 2019年2月8日 |
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分売株数 | 300,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.68 億程度 |
申込数量 | 上限 2,000 株 |
実施予定日 | 2月26日~3月1日 |
実施日 | 2月26日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。 ※連結子会社であるミノセラミックス商事が売出人。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 560 円 |
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実施前日終値 | 515 円 |
発表日からの騰落率 | –8.04 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–3.38 % |
分売価格 | 499 円 |
割引率 | –3.11 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 2,100 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 8.48 倍 |
分売数/月平均出来高 | 142.86 倍 |
買い板 | 2千株 程度 |
売り板 | 2万9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:13.9%増 営業利益:19.8%増 経常利益:13.8%増 純利益:24.0%増 3Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が90~93%程度。 |
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自己資本比率 | 54.7 % (経営レバレッジ:1.83 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.50 倍 |
会社予想PER(今期) | 5.74 倍 |
実績PBR | 0.57 倍 |
ROE | 10.0 % |
予想配当 | 17 円 |
配当利回り | 3.41 % |
配当性向 | 19.5 % |
同業他社との比較 | PER:やや割安か PBR:平均並み |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
○銘柄・分売について
前回は17年11月に分売を行っており、およそ1年3ヶ月ぶりの分売となります。
分売主は連結子会社のミノセラミックス商事。株式交換などで子会社化を進めてきたようで、子会社が親会社の株を保有する形態となっています。前回同様、会社法第135条3項の規定による分売と思われます。
株主数は昨年9月の時点で723名となっており、増える様子がないですね。申し込み上限も2,000株となっているので、市場変更の可能性は低そうです。○業績・指標
・業績:近年の業績は堅調に伸びています。今期は3期連続で2桁増益の見通し。
3Qの決算を見ても米中貿易摩擦の影響はあまりないようです。通期予想は据え置きですが、3Q時点での利益進捗率がかなり高め。順調にいけば業績上ぶれを期待できそうです。・指標:同業他社と比較しておおむね平均並みか、少し割安といった感じです。
○見通し
・需給動向:分売数は30万株、発行株ベースでは2.32%。名証銘柄なので、月の平均出来高は2千株と過疎ってます・・・前回は22.6万株の分売で、意外に堅調な値動きでした。ただ、当時は1,000株単位だったため、枚数としては少なかったという事情があります。今回は3,000枚の分売なので、今の流動性では厳しいと思われます。前日まで様子を見ることになりそうです。・株価動向:昨年9月までは株価上昇が続いていましたが、10月以降は調整局面に入っています。トレンドも短期・中期は下落基調に転換。ただ、昨年末に476円まで下落した後はやや持ち直しています。直近は550円前後で下げ渋っており、分売価格が550円を下回る水準ならリスクも限定的でしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は8%下落。今日は前日比3.38%下落。分売価格は500円を切り、25日線から10%下へ乖離。
○信用・需給状況:前日の出来高は1万株。流動性は少し改善したものの、分売を捌くのには心許ない状態。ストップ安付近(433円)に8万株の怪しげな買い板が並んでいますが、現在の株価水準では影響が無さそうです。○見通し:株価の調整が進み、分売価格は500円を切ってきました。年明け以降は500円を割り込んでおらず、ファンダ的には手を出してもいい水準だと思いますが・・・やはり今日の出来高を見ると不安が残ります。参加は明日朝の気配を見た上での判断とし、買いが少なければ見送りとします。
※即売り派が回避すれば、割れない可能性もあると思います。業績自体はよい銘柄なので、中長期目線の場合は割れるのを覚悟で申し込むという手もありますが・・・短期主体の場合はギャンブルっぽくなるので微妙ですね。
実施結果
始 値 | 501 円 ( + 2 円 ) |
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高 値 | 508 円 ( + 9 円 ) |
安 値 | 501 円 ( + 2 円 ) |
終 値 | 503 円 ( + 4 円 ) |
寄付出来高 | 37,100 株 |
寄付出来高/分売数 | 12.37 % |
1日の出来高 | 150,500 株 |
- コメント
○寄り付きは特売り気配となり、前日比14円安で取引開始。その後は前場で7円、後場で4円という狭いレンジで膠着した状態が続きました。結局503円で引けています。○寄り付きの出来高を見る限り、即売り派は回避した方が多かったようです。500円を割れず、終日安定した値動きでした。結果としては寄ってから買っても間に合う状態でしたが・・・
ちなみに申込倍率は7.45倍でした。ファンダの良いバリュー株ということで、思った以上に人気があった印象でした。