- 18年11月13日、オークネット(3964)の立会外分売が発表されました。
- 18年11月19日、 分売価格が決定されました。
[オークネット]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | オークネット(3964) |
|---|---|
| 上場先 | 東証1部 |
| 信用貸借区分 | 貸借 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事 業 内 容 | 中古車、デジタル機器、花き、ブランド品などの販売店向けオークション事業を展開。 現在はデジタル機器の流通事業に注力中。 |
分売データ
| 発表日 | 2018年11月13日 |
|---|---|
| 分売株数 | 202,400 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 2.37 億程度 |
| 申込数量 | 上限 100 株 |
| 実施予定日 | 11月20日～11月26日 |
| 実施日 | 11月20日 |
| 分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,169 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 1,051 円 |
| 発表日からの騰落率 | –10.09 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
–3.04 ％ |
| 分売価格 | 1,024 円 |
| 割引率 | –2.57 ％ |
信用データ
| 空売り/分売数 | 33.00 ％ |
|---|---|
| 月平均出来高(発表時) | 11,900 株 程度 |
| 信用残/月平均出来高 | 1.85 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 17.01 倍 |
| 買い板 | 1万6千株 程度 |
| 売り板 | 1万6千株 程度 |
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高：8.9％増 営業利益：15.5％増 経常利益：15.1％増 純利益：26.0％増 3Q決算時点での進捗度は売上高が67％、利益が64～68％程度。 |
|---|---|
| 自己資本比率 | 63.4 ％ (経営レバレッジ：1.56 ) |
| 会社予想PSR(今期) | 1.34 倍 |
| 会社予想PER(今期) | 12.63 倍 |
| 実績PBR | 1.63 倍 |
| ROE | 12.9 ％ |
| 予想配当 | 26 円 |
| 配当利回り | 2.54 ％ |
| 配当性向 | 32.1 ％ |
| 同業他社との比較 | PER：割安か PBR：割安か |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待：1,000円相当のクオカード(12月権利)
- コメント
○銘柄・分売について：8月以来、およそ3ヶ月ぶりの分売となります。
昨年3月に東証1部へ上場していますが、今年6月の時点で株主数が1,300名程度となっており、2部落ちの危機を迎えていたようでした。。今回の分売も申し込み上限が100株となっていることから、株主数を増やす意図があるものと思われます。○業績・指標：近年は業績が伸び悩みの傾向でしたが、今期は2桁の増益を見込んでいます。ただ、2Qに続いて3Q決算も前期比減益となっており、利益進捗率が悪化しています。現状だと業績の下ぶれリスクが出始めているような・・・4Qで挽回できる材料があればいいのですが。
指標面では同業他社と比べて割安となっています。○見通し
・需給動向：分売数は20.04万株、発行株ベースで0.73％。月の平均出来高が1万株しかなく、8月に比べて流動性が悪化しています。前回より需給状況が悪くなっていますし、前回がパッとしない結果だったことを踏まえると、好成績を期待するのは難しいかも。
・株価動向：株価は今年に入ってから1,300～1,600円のレンジで動いていましたが、7月に急騰して一時2,000円近くまで上昇。ただ前回の分売後は値を崩してしまい、現在は1,100円台まで下落しています。トレンドも下降局面に入っており、反発の材料を見つけづらい感じですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向：発表日以降、株価は10％下落。今日は前日比3％下落。分売価格は年初来安値を下回る水準。
○信用・需給状況：前日の出来高は9.49万株。空売りは結構入っているようです。○見通し：株価は年初来安値を更新し、ここ2年での最安値圏に突入しています。空売りも積み上がっており、寄り付きはそこそこの利益を期待できそうでしょうか。ただファンダ面があまり良くないのと、株価は下落トレンドが継続中なのがネック。空売りの買い戻しが一巡した後、追撃の買いが入ってくるかは地合い次第でしょうか。
実施結果
| 始 値 | 1,035 円 ( + 11 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 1,055 円 ( + 31 円 ) |
| 安 値 | 1,025 円 ( + 1 円 ) |
| 終 値 | 1,050 円 ( + 26 円 ) |
| 寄付出来高 | 94,400 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 46.64 ％ |
| 1日の出来高 | 254,700 株 |
- コメント：○前日比16円安で寄り付き、前場は1,030円を挟む展開に。後場に入ると買い戻しが入り1,050円台を回復しました。結局1,050円で引けています。
○前場は分売価格付近まで下落するなど冴えない展開でしたが、出来高が一巡すると買い戻しが入りました。地合いが悪い中でも健闘した感じの分売となりました。