- 18年8月23日、シンニッタン(6319)の立会外分売が発表されました。
- 18年8月29日、 分売価格が決定されました。
[シンニッタン]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | シンニッタン(6319) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 鉄鋼業 |
事 業 内 容 | 自動車、建機向けの鍛造品製造が主力。その他、工事現場用の足場設備や物流向けのスチールパレットなどの製造も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年8月23日 |
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分売株数 | 851,400 株 |
吸収金額(発表日時点) | 3.70 億程度 |
申込数量 | 上限 400 株 |
実施予定日 | 8月30日~9月3日 |
実施日 | 8月30日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善および流動性向上を目的とする。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 435 円(※) |
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実施前日終値 | 437 円 |
発表日からの騰落率 | +0.46 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.69 % |
分売価格 | 423 円 |
割引率 | –3.20 % |
※10時発表のため、その時点での株価を掲載しています。
信用データ
空売り/分売数 | 3.93 %(8/24) |
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月平均出来高(発表時) | 22,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 2.64 倍 |
分売数/月平均出来高 | 38.18 倍 |
買い板 | 2万1千株 程度 |
売り板 | 1万4千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:2.1%増 営業利益:12.2%増 経常利益:4.4%増 純利益:10.5%減 1Q決算時点での進捗度は売上高が25%、利益が22~24%程度。 |
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自己資本比率 | 76.9% (経営レバレッジ:1.30 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.05 倍 |
会社予想PER(今期) | 15.40 倍 |
実績PBR | 0.68 倍 |
ROE | 4.4 % |
予想配当 | – 円(未定) |
配当利回り | – % |
配当性向 | – % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:シンニッタンはトラック・建機などに使われる鍛造品を製造している会社です。
特段2部落ちするような用件はないと思いますが、申し込み上限が400株となっていることから株主数を増やす意図があるのかもしれません。また、筆頭株主が著名ヘッジファンドとなっているため、そちらからの売出の可能性も考えられそうです。○業績・指標:近年の業績は波がある感じです。前期は大幅増収も、営業・経常利益はほぼ横ばい。今期は増収、営業・経常利益は増益の見通し。純利益は特別利益が剥落する影響で減益の見通しになっています。
指標面では同業他社と比較して割高のようです。○見通し:分売数は85.14万株、発行株ベースで1.5%程度。月の平均出来高が2.2万株となっており、分売を消化しきれるかは微妙なところ。非貸借銘柄なので、流動性の大幅な改善は難しいと思われます。低位株なので割れても大したことはないと思いますが、現状ではスルー案件となりそうですね。
株価は今年前半まで上昇トレンドが続いていましたが、4月に566円の高値を付けた後は伸び悩む感じとなっており、直近は410~460円の間で動いているようです。400円ぐらいまで下げてくれると、その後の反発を見込めそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:株価は発表日と比べてあまり変わらず。分売価格は年初来安値よりやや上の水準。
○信用状況:前日の出来高は7.3万株。一般信用売りの取り扱いはありましたが、分売数と比較して1割も入ってないと思われます・・・○見通し:出来高・板・売り残を見る限り、85万株の分売を支えるのは厳しい気がします。一応明日朝の気配を見てから参加を判断したいと思いますが、現状ではたぶん見送りになりそうです。低位株ということで、朝に買い板が増えることに期待するしかない感じですね・・・
株価は直近の安値が414円となっています。この辺で下げ止まれば膠着した感じが続きそうですが、崩れるようだと下値のメドが読めなくなりそうです。
実施結果
始 値 | 431 円 ( + 8 円 ) |
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高 値 | 439 円 ( + 16 円 ) |
安 値 | 424 円 ( + 1 円 ) |
終 値 | 437 円 ( + 14 円 ) |
寄付出来高 | 180,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 21.19 % |
1日の出来高 | 642,900 株 |
- コメント:○前日比6円安で寄り付き、直後に424円まで下げるもその後は終日買い戻される展開となりました。結局437円で引けています。
○分売は売れ残りが出てしまったのですが、そのわりにはかなり高く寄り付き、ザラ場でも前日終値まで買い戻されるという・・・想定外が続く展開となりました。売れ残り案件でここまで買いが強いのも意外で、難易度の高い分売でしたね。