立会外分売[価格決定]:エスティック(6161)

  • 18年8月17日、エスティック(6161)の立会外分売が発表されました。
  • 18年8月23日、 分売価格が決定されました。

[エスティック]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド エスティック(6161) 
上場先 東証2部 
信用貸借区分 信用 
業種 機械 
事 業 内 容 ナットランナ(ネジ自動締結機)の製造事業が主力。自動車業界が主要販売先。

分売データ

発表日 2018年8月17日 
分売株数 135,000 株 
吸収金額(発表日時点) 6.66 億程度 
申込数量 上限 1,000 株 
実施予定日 8月24日~8月29日 
実施日 8月24日 
分売実施の目的 株式の分布状況の改善と流動性向上のため。

株価・分売価格など

発表日終値 4,935 円 
実施前日終値 4,965 円 
発表日からの騰落率 +0.61 % 
実施2日前
からの騰落率
–1.68 % 
分売価格 4,817 円 
割引率 –2.98 % 

信用データ

空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 5,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 6.71 倍 
分売数/月平均出来高 26.47 倍 
買い板 4千株 程度 
売り板 2千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→ 無し 
SBI証券→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:8.4%増 営業利益:1.3%増 
経常利益:2.7%増 純利益:2.5%増 
1Q決算時点での進捗度は売上高が31%、利益が30~32%程度。
自己資本比率 84.4 % 
(経営レバレッジ:1.18 ) 
会社予想PSR(今期) 2.62 倍 
会社予想PER(今期) 14.88 倍 
実績PBR 2.42 倍 
ROE 16.3 % 
予想配当 67 円 
配当利回り 1.39 % 
配当性向 20.7 % 
同業他社との比較 PER:平均並み PBR:割高か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄・分売について:16年9月に分売を行っており、およそ1年11ヶ月ぶりの分売となります。
    前回は株式分割前で5万株の分売でしたが、寄り付きで2%程度の利益が出ていました。
    今年3月の時点で株主数が1,200名程度ですが、今回は申し込み上限が1,000株となっています。株主数を増やす意図がないことから、市場変更の可能性は当面低そうですね。

    ○業績・指標:前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は増収となるも利益は微増の見通し。ただ例年保守的な見通しを出すようなので、急激な景気悪化がなければ業績の上ぶれ余地は見込めそうでしょうか。
    指標面では同業他社と比較してPERが平均並み、PBRが割高のようです。

    ○見通し:分売数は13.5万株ですが、発行株ベースでは4.59%と多めです。月の平均出来高・板ともに5千株程度といった感じで、流動性に欠ける状態です・・・前回は利益が出る分売でしたが、条件が前回より悪くなってるのであまり当てにはできないかも?値がさの過疎株ということでリスクも高く、短期勝負には向かない気がします。
    中長期で見ると、前回の分売から株価は3倍近くに上昇しています。直近はトレンドが横ばい気味ですが、1Qの進捗率は良好です。長い目で見れば、株価上昇を見込めそうな銘柄だとは思います。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:今日の株価は発表日とあまり変わらず。前日比では1.68%下落。分売価格は13週線よりやや上に位置。
    ○信用状況:引け間際にかけて300円近く下げていますが、前日の出来高が1.47万株と分売数の1割程度しかありません。空売りのカバーに期待するのは難しそうです。

    ○見通し:発表以降、株価はあまり調整しませんでした。分売価格が26週線付近なら反発を見込めそうでしたが、4,800円台では微妙な水準ですね。前日の出来高も多くないですし、板も相変わらず5千株程度しかありません。一応、朝の気配を見た上で判断したいと思いますが、買いが多くなければスルー案件となりそうです。
    恐らく即売り派は避けそうな案件だと思いますが、値がさで割れた時のことを考えるとギャンブルするにはリスクが高すぎる気がします・・・26週線まで下落した所を拾う方が中長期的には報われそうでしょうか。

実施結果

始 値 4,780 円 ( – 37 円 )
高 値 4,825 円 ( + 8 円 )
安 値 4,760 円 ( – 57 円 )
終 値 4,780 円 ( – 37 円 )
寄付出来高 16,800 株
寄付出来高/分売数 12.44 %
1日の出来高 43,800 株
  • コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比185円安で取引開始。その後は4,800円を挟んで膠着する感じとなりました。結局4,780円で引けています。

    ○やはり分売の売りを支えきれる感じではなく、分売割れする時間帯が多かったです。ただトレンドを崩すような下げではなく、まだ押し目の範疇に留まっているかと思います。26週線の4,670円付近まで下げるようなら、拾っていく手もありなのかなと。

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