- もうすぐ3月の権利付き最終売買日です。(今月は3月27日)
高配当銘柄の配当取りなんかも盛んだと思いますが、今から配当取りをしても大半の銘柄は配当落ちで損してしまいます。
ただ、権利付き最終売買日の引けで買っても、配当込みで利益を上げられそうな銘柄がないかと思い、探してみました。
3月分・高配当銘柄の分析
ピックアップの条件
購 入 額 (3/23 時 点) | 6万円 以下 |
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今期の配当利回り | 3.5% 以上 |
配当込みの損益/ 期間配当 (※) |
50% 以上 |
※昨年3月の権利付き最終売買日引けで買い、翌営業日の寄り付きで売却したと仮定しての値です。
昨年の配当損益率50%以上の銘柄
- 7863:平賀 株価477円 配当利回り4.19% 損益率153.33%
- 8308:りそなHD 株価564.1円 配当利回り3.55% 損益率105.26%
- 3528:プロスペクト 株価62円 配当利回り6.45% 損益率100.00%
- 9412:スカパーJSAT 株価476円 配当利回り3.78% 損益率90.00%
- 8622:水戸証券 株価403円 配当利回り4.96% 損益率80.00%
- 8411:みずほFG 株価191.2円 配当利回り3.92% 損益率78.67%
- 8139:ナガホリ 株価253円 配当利回り3.95% 損益率71.43%
- 3834:朝日ネット 株価501円 配当利回り3.59% 損益率66.67%
- 8703:カブドットコム証券 株価372円 配当利回り5.11% 損益率50.00%
※株価・配当利回りは3月23日の終値を基準とする。
※損益率が100%だと権利付き最終売買日を挟んでの株価変動が無く、配当分がそのまま利益になっています。50%だと配当の半分程度が利益となり、100%を超えると配当に加えてキャピタルゲインも得られる状態です。
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
コメント
- 結果は上のような感じになりました。
購入額を6万円以下に絞ったのは、低位株の方が株価変動が少なく、配当落ちによる影響が比較的少ないと考えたためです。後は買いやすい銘柄ということもありますね。
- 昨年9月の中間配当までは調べておらず、データとしては不完全な面もあります。
最近は地合いが悪いこともあり、上記の銘柄が今回も好成績を挙げられるとは限りませんので、ご了承ください。一応、銘柄から浮かぶ印象としては以下のような点が思い浮かびます。
○出来高が多く、配当落ちの売りによる影響を軽減できそうな銘柄。
○出来高の少ない中小型株だと、ベータ値が低く相場の影響を受けづらい銘柄。
(東証2部やJASDAQの中小型株などが考えられます。ただ、出来高が1万株もないような過疎株は厳しいと思います。)結論としては「みずほFGのような低位の大型株を買っておけば、損する可能性は限定的?」という・・・何かベタな感じのするまとめになってしまいました。
後日、時間があれば検証をしてみたいと思います。