立会外トレード[価格決定]:フジオフードシステム(2752)

  • 18年2月27日、フジオフードシステム(2752)の立会外トレードが発表されました。
    ※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。
  • 18年3月1日、 売出価格が決定されました。

[フジオフードシステム]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド フジオフードシステム 
上場先 JASDAQスタンダード 
信用貸借区分 信用 
業種 小売業 
事 業 内 容 セルフ食堂「まいどおおきに食堂」を展開。店舗は直営の他、フランチャイズも。 

分売データ

発表日 2018年2月28日 
分売株数 1,000,000 株 
吸収金額(発表日時点) 20.21 億程度 
申込数量 上限 10,000 株 
実施予定日 3月2日 
実施日 3月2日 

株価・分売価格など

発表日終値 2,021 円 
実施前日終値 – 円 
発表日からの騰落率 – % 
実施2日前
からの騰落率
– % 
分売価格 – 円 
割引率 – % 

信用データ

推定空売り数 – 株 
空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 12,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 2.20 倍 
分売数/月平均出来高 78.74 倍 
買い板 2.5万株 程度 
売り板 3.2万株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム→短期売建有り
SBI→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○17年12月期通期決算(数値は16年12月期比) 
売上高:3.0%増 営業利益:8.1%増 
経常利益:8.2%増 純利益:29.6%増 

○18年12月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:5.6%増 営業利益:13.2%増 
経常利益:13.8%増 純利益:10.4%増 

自己資本比率 42.2% 
(経営レバレッジ:2.37 ) 
会社予想PER(今期) 26.32 倍 
実績PBR 4.48 倍 
ROE 17.0 % 
予想配当 20 円 
配当利回り 1.05 % 
配当性向 27.7 % 
同業他社との比較 PER:やや割安か PBR:平均並み 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:自社PB商品か優待食事券(12月、6月権利:額面は保有株数に応じる。)
  • コメント
    ○先日の日東エフシーに続き、立会外トレードによる売出の第3弾となります。
    売出を取り扱うのはSBI証券のみとなっているので、申し込みが出来るのはSBI証券の口座を保有されている方に限られます。

    ○銘柄について:分売の常連銘柄ですが、今回は立会外トレードでの売出になりました。
    時価総額は450億近くあり、その気になれば東証1部へ行けそうなのですが・・・現在もJASDAQにとどまっているようです。

    ○業績・指標:近年の業績は横ばい傾向でしたが、今期は2桁の増益見通し。ただ、株価の反応は鈍いようです。
    PERは同業他社と比べてやや割安。去年の高値が2,275円となっており、その辺まで伸びる余地はありそうです。

    ○見通し:中長期では上昇トレンドが続いており、指標も外食セクターとしてみれば割安です。優待も充実しており、面白い銘柄なのですが・・・平均出来高が1.2万株しか無く、100万株を売り出すには流動性に欠ける状態です。日東エフシーの時もそうでしたが、発表から間を空けずに売出が実施されるため、状況が改善される可能性は低そうです。
    HYPER空売りの在庫は豊富にあるようなので少しは売出の影響をカバーしてくれそうですが、日東エフシーの例にならうと売出価格を割れる可能性が高いと思います。
    よほど気配が良くない限り、スルーする感じになりそうです。

    ※立会外トレードはまだ回数が少なく、配分時刻などが読みづらい状態です。
    日東エフシーのケースでは9時前の配分でしたが、一六堂のケースは9時を過ぎてからの配分でした。配分時刻によって値動きが変わってくるので、その辺の注意も必要そうです。

実施前日時点
  • コメント:○株価動向:発表日以降、株価は4%程度下落。26週線まで下落する形となっています。
    信用状況:今日の出来高が5万株なので、売出数に比べると空売りが十分入っているとは言い難いです。

    参加判断:売出を消化するにはやはり出来高が不足しており、信用売りでカバーできる見込みは低そう・・・寄り付きかザラ場は別にして、どこかで売出価格を割れる可能性が高いと見ています。朝の気配がかなり良くない限り、スルーになりそうです。
    チャートはこの後の反発が見込めそうな形に見えるのですが、明日の売出の影響が抜けてからになりそうですかね。

実施結果

始 値 1,905 円 ( + 2 円 )
高 値 1,925 円 ( + 22 円 )
安 値 1,901 円 ( – 4 円 )
終 値 1,921 円 ( + 18 円 )
寄付出来高 37,800 株
寄付出来高/分売数 3.78 %
1日の出来高 85,700 株
  • コメント:○分売価格に近い水準で寄り付いた後は、徐々に買い戻される展開に。結局、1,921円で引けました。
    予想外に静かな売出となりました・・・恐らくですが、寄り付きや1日の出来高から見て、かなりの数が売れ残ったことが原因と思われます。もしかすると半分以上売れ残ったかも?やはり100万株近くを売り出すには、相当な時間をおいた上で周知を掛ける必要があると思いました。

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