立会外分売[価格決定]:ハリマ共和物産(7444)

  • 18年2月21日、ハリマ共和物産(7444)の立会外分売が発表されました。
  • 18年2月27日、 分売価格が決定されました。

[ハリマ共和物産]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド ハリマ共和物産(7444) 
上場先 東証2部 
信用貸借区分 信用 
業種 卸売業 
事 業 内 容 日用品・化粧品の卸売り事業が主力。3PL(受託物流)事業も手がける。 

分売データ

発表日 2018年2月21日 
分売株数 70,000 株 
吸収金額(発表日時点) 1.75 億程度 
申込数量 上限 1,000 株 
実施予定日 2月28日~3月6日 
実施日 2月28日 
分売実施の目的 株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 

株価・分売価格など

発表日終値 2,501 円 
実施前日終値 2,507 円 
発表日からの騰落率 0.24 % 
実施2日前
からの騰落率
–3.47 % 
分売価格 2,431 円 
割引率 –3.03 % 

信用データ

推定空売り数 – 株 
空売り/分売数 – % 
月平均出来高(発表時) 5,700 株 程度 
信用残/月平均出来高 12.11 倍 
分売数/月平均出来高 12.28 倍 
買い板 4,000株 程度 
売り板 4,000株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム→短期売建有り
SBI→HYPER空売り有り 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:0.8%増 営業利益:5.8%増 
経常利益:7.0%増 純利益:9.6%増 
3Q決算時点での進捗度は売上高が78%、利益が83~91%程度。
自己資本比率 65.4% 
(経営レバレッジ:1.53 ) 
会社予想PER(今期) 10.05 倍 
実績PBR 0.79 倍 
ROE 7.9 % 
予想配当 37 円 
配当利回り 1.52 % 
配当性向 15.3 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:無し
  • コメント
    ○銘柄について:開示では特に市場変更について触れていません。東証1部へ昇格するには株主数が大きく不足しており、今回の分売でも要件クリアは厳しそうです。申し込み上限も1,000株となっているため、単なる大株主からの売出になるようです。

    ○業績・指標:業績は堅調に伸びており、今期も増収増益の見込み。
    指標は同業他社に比べると割安です。去年の高値が3,300円となっており、その程度までは上昇する余地がありそうです。
    なお、3Q時点での利益進捗率が高めですが、去年も同様な感じのようでした。業績の上ぶれ余地があるかは微妙そう。

    ○見通し:分売数は7万株と少なめですが、出来高が少なく過疎化しているのがネック。信用買い残も出来高に比べると意外に多いです。ただ、一般信用売りの取り扱いはあるようなので、寄り付きで何とか利益は確保できそうでしょうか。
    株価は昨年の高値から調整している感じですが、まだ上昇トレンドは続いています。先週から株価が持ち直しているので、3月以降の反発が期待できそうな感じもします。

実施前日時点
  • コメント:
    ○株価動向:株価は発表日終値とほぼ変わらず。今日は前日比で3.5%下げました。
    ○信用状況:下落状況から、多少は空売りが入っていそうです。

    ○参加判断:分売数が少ないですし、今日の調整具合から寄り付きでも一定の利益が期待できそうです。ただ、板がスカスカなのが難点で、予想外に下げた時はボラティリティが大きくなる可能性もあり、注意が必要と思われます。
    直近で株価が上昇している最中に今日の調整が入ったので、明日はザラ場でも買い戻しが入ることを期待したいです。

実施結果

始 値 2,460 円 ( + 29 円 )
高 値 2,484 円 ( + 53 円 )
安 値 2,458 円 ( + 27 円 )
終 値 2,472 円 ( + 41 円 )
寄付出来高 27,700 株
寄付出来高/分売数 39.57 %
1日の出来高 55,900 株
  • コメント:○前日比46円安で寄り付いた後は、膠着した展開となり、狭いレンジでの値動きとなりました。結局2,472円で引けています。
    分売の利益は出ていますが、市況が悪かったこともあってか思ったほどの成績にはなりませんでした。地合いが改善した時にどうなるかを見てみたいところです。
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