- 20年12月10日、佐藤商事 (8065)の立会外分売が発表されました。
- 20年12月17日、 分売価格の決定
[佐藤商事]の詳細・分析
銘柄データ
| 銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 佐藤商事 (8065) | 
|---|---|
| 上場先 | 東証1部 | 
| 信用貸借区分 | 信用 | 
| 業種 | 卸売業 | 
| 事 業 内 容 | 鉄鋼を主体とする金属の商社。その他、高級洋食器などの企画販売も手掛ける。 | 
分売データ
| 発表日 | 2020年12月10日 | 
|---|---|
| 分売株数 | 280,000 株 | 
| 吸収金額(発表日時点) | 2.82 億程度 | 
| 申込数量 | 上限 300 株 | 
| 実施予定日 | 12月18日~12月24日 | 
| 実施日 | 12月18日 | 
| 分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり、会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性向上を図るため | 
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 1,007 円 | 
|---|---|
| 実施前日終値 | 929 円 | 
| 発表日からの騰落率 | –7.75 % | 
| 実施2日前 からの騰落率 | –5.78 % | 
| 分売価格 | 905 円 | 
| 割引率 | –2.58 % | 
信用データ
| 月平均出来高(発表時) | 10,000 株 程度 | 
|---|---|
| 信用残/月平均出来高 | 0.28 倍 | 
| 分売数/月平均出来高 | 26.42 倍 | 
| 買い板 | 1万2千株 程度 | 
| 売り板 | 2万6千株 程度 | 
| 一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→1日売建有り | 
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 業績 | ○21年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:21.4%減 営業利益:54.2%減 経常利益:50.7%減 純利益:43.9%減 2Q決算時点での進捗度は売上高が%、利益が%程度。 | 
|---|---|
| 自己資本比率 | 45.2 % | 
| 会社予想PSR(今期) | 0.12 倍 | 
| 会社予想PER(今期) | 12.15 倍 | 
| 実績PBR | 0.44 倍 | 
| ROE | 3.6 % | 
| 予想配当 | 43 円 | 
| 配当利回り | 4.75 % | 
| 配当性向 | 57.7 % | 
| 同業他社との比較 | PER:やや割安か PBR:割高か | 
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:なし
- コメント
 ○銘柄・分売について
 ・佐藤商事は鉄鋼を主力商品とする金属商社です。大株主には取引先や金融機関が並んでおり、こちらも持ち合い株解消の一環としての売出でしょうか。○業績・指標 
 ・業績:近年は減益基調が続いています。今期はコロナ禍が追い打ちをかけ、2桁の減収減益となる見通し。自動車メーカーの生産台数は回復基調となっているため、下期でどれだけ挽回できるかにかかってきそうです。・指標:同業他社と比べてPERは平均並み、PBRが割高となっています。 ○見通し 
 ・需給動向:分売数は28万株、発行株ベースで1.28%程度。月の平均出来高は1万株程度で、流動性の改善が必須。ファンダは良くないのですが、主力取引先である自動車業界の生産台数回復を受け、期待先行で株価が上昇しているようです。調整が進まないと分が悪くなる可能性もあるのでとりあえず様子見とします。・株価動向:3月に642円まで下落した後は値を戻し、9月にコロナショック前の水準(1,050円)を回復。現在は900~1,100円のレンジ相場となっているようです。 
 900円台前半に中長期の平均線が集中しており、直近のレンジ下限に近いことからこの辺が下値の目安となりそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
 ○株価動向:発表日以降、株価は7.7%下落。今日は前日比5.78%下落。分売価格は25日線から12%下、200日線付近に位置。
 ○信用・需給状況:実施前日の出来高は6.74万株。買い板、出来高共に流動性の不安が残る状態。明日の気配を要確認となりそうです。○見通し:【朝の気配と海外市況次第、買いが少なければ見送り】 
 ・株価が約7%調整したところで、分売実施となります。
 分売価格はレンジ下限付近になっており、配当利回りも4.7%まで上昇。派手に割れる可能性は低いと思いますが、前日の時点でも流動性があまり改善せず、寄り付きで耐えられるか不安が残ります。朝の気配を見た上での判断とし、買いが少なければ無難に見送りとなりそうです。
実施結果
| 始 値 | – 円 ( – 円 ) | 
|---|---|
| 高 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 安 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 終 値 | – 円 ( – 円 ) | 
| 寄付出来高 | – 株 | 
| 寄付出来高/分売数 | – % | 
| 1日の出来高 | – 株 | 
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