- 18年3月13日、ソフト99コーポレーション(4464)の立会外分売が発表されました。
- 19年3月19日、 分売価格が決定されました。
[ソフト99コーポレーション]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ソフト99コーポレーション(4464) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 貸借(3/14より貸株注意喚起) |
業種 | 化学 |
事 業 内 容 | 洗車用品、塗料、補修用品などカー用品の製造が主力。その他、子会社で半導体製造装置用の吸水・洗浄材などの製造も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2019年3月13日 |
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分売株数 | 280,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.78 億程度 |
申込数量 | 上限 3,000 株 |
実施予定日 | 3月20日~3月26日 |
実施日 | 3月20日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり発行会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性向上をはかるため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 993 円 |
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実施前日終値 | 915 円 |
発表日からの騰落率 | –7.85 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–1.61 % |
分売価格 | 893 円 |
割引率 | –2.40 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 4,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 2.38 倍 |
分売数/月平均出来高 | 70.00 倍 |
買い板 | 1万1千株 程度 |
売り板 | 9千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→なし SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年3月期会社予想(数値は前期比) 売上高:2.5%増 営業利益:19.9%減 経常利益:20.6%減 純利益:16.6%減 3Q決算時点での進捗度は売上高が79%、利益が96~98%程度。 (3Qは増収減益、利益進捗率は前期と比べて改善。) |
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自己資本比率 | 87.9 % (経営レバレッジ:1.14 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.83 倍 |
会社予想PER(今期) | 12.13 倍 |
実績PBR | 0.42 倍 |
ROE | 3.4 % |
予想配当 | 22.5 円 |
配当利回り | 2.52 % |
配当性向 | 30.6 % |
同業他社との比較 | PER:割高か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待(3月権利)
・100株以上:自社製品セット
・500株以上:自社製品及び自社グループのサービスから2つを選択
・1,000株以上:自社製品及び自社グループのサービスから3つを選択
- コメント
○銘柄・分売について
カー用品でお馴染み、ソフト99コーポの分売となります。
パッと見る限り東証1部へはいつでも行けそうですが、開示では特に触れていません。市場再編問題があるため、駆け込みで申請するかその気がないのかは判断しづらいところ。○業績・指標
・業績:前期までは増益傾向でしたが、今期は増収減益の見通し。国内の自動車市場が伸び悩んでいることから、半導体向け事業の強化を図っているようです。なお、3Q時点での利益進捗率が100%に近いですが、会社予想は据え置きとなっています。かなり保守的な見通しのようにも見えますが・・・直近でルネサスが工場稼働を停止させるというニュースも出ており、想定以上に景況感が悪化すると見ているのかもしれません。・指標:同業他社と比較してPERは割高、PBRは割安です。
○見通し
・需給動向:分売数は28万株、発行株ベースでは1.26%程度。月の平均出来高は4千株しかなく、流動性に欠ける状態。貸借銘柄なので実施までに流動性の改善は期待できそうですが、貸株注意喚起が発表されたのが懸念材料。早い段階で売り禁になると厳しいかもしれません。・株価動向:昨年3月に1,330円の高値を付けた後、5月の決算発表後はじり安の展開に。減益予想を嫌気したものと思われます。昨年末に883円まで下げた後はやや戻し、現在は1,000円前後に位置。年明け以降は900円付近が支持線となっているようです。分売価格が900円を切るようなら、短期的な反発を期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は7.85%下落。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は年初来安値を下回る水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は7.24万株。流動性は改善してきました。空売りは昨日の時点で分売数の5割近く入っている模様。今日でさらに積み増された事を考えると、売り方の買い戻しを期待できそうです。○見通し:発表後に株価の調整が進み、分売価格は900円を切る水準となりました。年明け以降は900円を切っておらず、分売価格を割れる可能性は低そうです。空売りも積み上がっており、買い戻し次第では好成績を期待できそうです。
分売発表後に窓を開けているため、明日以降は窓を埋める感じで買い戻しを期待したいと思います。
実施結果
始 値 | 924 円 ( + 31 円 ) |
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高 値 | 930 円 ( + 37 円 ) |
安 値 | 921 円 ( + 28 円 ) |
終 値 | 928 円 ( + 35 円 ) |
寄付出来高 | 120,900 株 |
寄付出来高/分売数 | 43.18 % |
1日の出来高 | 302,200 株 |
- コメント
○前日比9円高で寄り付き、その後は始値の924円前後で膠着した状態に。ただ、大引け間際になると若干買い戻されました。結局928円で引けています。○終日膠着した展開でしたが、大引け間際で出来高が一回転した辺りから株価が上昇しました。買い板は厚い一方、売り板は薄い感じなので、休日明けは堅調な値動きを期待できそうです。