- 19年3月11日、泉州電業(9824)の立会外分売が発表されました。
- 19年3月15日、 分売価格が決定されました。
[泉州電業]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 泉州電業(9824) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 電線の専門商社。ジャスト・イン・タイムの配送体制に強み。 |
分売データ
発表日 | 2019年3月11日 |
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分売株数 | 170,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 4.62 億程度 |
申込数量 | 上限 5,000 株 |
実施予定日 | 3月18日~3月25日 |
実施日 | 3月18日 |
分売実施の目的 | 一定数量の売却意向があり会社として検討した結果、立会外分売による株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,717 円 |
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実施前日終値 | 2,550 円 |
発表日からの騰落率 | –6.15 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.79 % |
分売価格 | 2,486 円 |
割引率 | –2.51 % |
信用データ
月平均出来高(発表時) | 13,000 株 程度 |
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信用残/月平均出来高 | 1.44 倍 |
分売数/月平均出来高 | 13.08 倍 |
買い板 | 1万2千株 程度 |
売り板 | 7千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→15日売建有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○19年10月期会社予想(数値は前期比) 売上高:3.6%増 営業利益:6.5%増 経常利益:4.3%増 純利益:20.6%増 1Q決算時点での進捗度は売上高が25%、利益が26%程度。 (1Qは大幅増益、利益進捗率も前期より改善。) |
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自己資本比率 | 57.1 % (経営レバレッジ:1.75 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.32 倍 |
会社予想PER(今期) | 8.57 倍 |
実績PBR | 0.64 倍 |
ROE | 7.4 % |
予想配当 | 60 円 |
配当利回り | 2.41 % |
配当性向 | 20.7 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:1,000円相当のクオカード(10月権利)
- コメント
○銘柄・分売について
泉州電業は電線の専門商社です。1991年に当時の大証2部へ上場、2002年に東証2部への市場変更を経て、2017年に東証1部へ昇格しています。
特段2部落ちするような要件は見当たらず、単純に大株主からの売出となるようです。○業績・指標
・業績:15年度までは横ばい傾向でしたが、16年度からは増益に転じています。今期も増収増益の見通し。なお、売上高は銅価格に左右されやすく、減収=減益とは限らないようです。1Qは直近の銅価格が下落している中でも増収となっており、利益も大幅増益とかなり好調そうですね。・指標:同業他社と比較してやや割安です。
○見通し
・需給動向:分売数は17万株、発行株ベースでは1.57%程度。月の平均出来高は1万3千株で1万株を切る日もあります。決算でも盛り上がらず、優待取りの時しか出来高は増えていません。ただ、貸借銘柄なので流動性の改善は期待できそうです。損益は調整具合と空売りのカバー次第といったところでしょうか。・株価動向:昨年6月に3,505円の高値を付けた後、じり安で下値を切り下げ、10月になると2,500円付近まで急落。その後はおおむね2,500~2,800円のレンジで動いているようです。分売価格が2,500円を切るようなら短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は6.15%下落。今日は前日比0.79%上昇。分売価格は年初来安値に近い水準。
○信用・需給状況:前日の出来高は5.62万株。流動性は改善しており、分売を消化するのに支障は無さそう。空売りは多めに入っているようです。○見通し:発表後、株価は調整が進んでまずまずの水準になりました。年明け以降は2,500円付近が支持線となっています。分売価格が2,500円を切っていることから、寄り付きで割れる可能性は低そうです。空売りも多く入っており、売り方の買い戻し次第では好成績を期待できるかも。
株価は25日線(2,700円)から5%程度乖離しています。今週は2,600円付近で跳ね返される感じでしたが、その辺を突破できれば2,700円も目指せそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,554 円 ( + 68 円 ) |
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高 値 | 2,575 円 ( + 89 円 ) |
安 値 | 2,553 円 ( + 67 円 ) |
終 値 | 2,560 円 ( + 68 円 ) |
寄付出来高 | 69,800 株 |
寄付出来高/分売数 | 41.06 % |
1日の出来高 | 171,000 株 |
- コメント
○前日比4円高で寄り付き、その後は上下22円の比較的狭いレンジで動く展開となりました。結局2,560円で引けています。○空売りの買い戻しもあり、終日前日終値を上回る形となりました。ただ、高く寄ったせいか利益確定売りも多く、株価は伸び悩みました。分売の影響が抜ければ窓を埋めて上昇する展開を期待できそうでしょうか。