立会外分売[価格決定]:セグエグループ(3968)

  • 19年3月4日、セグエグループ(3968)の立会外分売が発表されました。
  • 19年3月18日、 分売価格が決定されました。

[セグエグループ]の詳細・分析

銘柄データ

銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド セグエグループ(3968) 
上場先 東証2部 
信用貸借区分 貸借 
業種 情報・通信 
事 業 内 容 ITセキュリティ製品・ITインフラ製品の販売と、関連サービス提供によるソリューション事業が主力。

分売データ

発表日 2019年3月4日 
分売株数 200,000 株 
吸収金額(発表日時点) 3.05 億程度 
申込数量 上限 100 株 
実施予定日 3月19日~3月22日 
実施日 3月19日 
分売実施の目的 東京証券取引所市場第一部指定申請について具体的に準備を進めており、その形式要件の充足を図るとともに、株式の分布状況の改善および流動性向上を図ることを目的とする。
※第2位株主「日商エレクトロニクス」からの売出となる予定。

株価・分売価格など

発表日終値 1,525 円 
実施前日終値 1,488 円 
発表日からの騰落率 –7.61 % 
実施2日前
からの騰落率
+0.57 % 
分売価格 1,367 円 
割引率 –2.98 % 

信用データ

月平均出来高(発表時) 14,000 株 程度 
信用残/月平均出来高 8.10 倍 
分売数/月平均出来高 13.61 倍 
買い板 1万8千株 程度 
売り板 2万8千株 程度 
一般信用売り取扱 カブドットコム証券→なし 
SBI証券→なし 

出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。

各種指標など

業績 ○18年12月期通期決算(数値は17年3月期比) 
売上高:12.5%増 営業利益:26.7%増 
経常利益:11.0%増 純利益:18.3%増 

○19年3月期会社予想(数値は前期比) 
売上高:8.1%増 営業利益:17.0%増 
経常利益:18.1%増 純利益:1.4%減 

自己資本比率 45.8 % 
(経営レバレッジ:2.18 ) 
会社予想PSR(今期) 0.83 倍 
会社予想PER(今期) 21.11 倍 
実績PBR 3.20 倍 
ROE 15.1 % 
予想配当 10 円 
配当利回り 0.73 % 
配当性向 15.4 % 
同業他社との比較 PER:割安か PBR:割安か 

出所:決算短信等のデータを元に作成

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コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点
  • 株主優待:なし
  • コメント
    ○銘柄・分売について
    昨年2月以来、およそ1年1ヶ月ぶりの分売となります。過去2回とも第2位株主の日商エレクトロニクスからの売出となっており、今回も同様のようです。
    市場変更にあたっては株主数が不足しているようで、今回の分売で要件をクリアするものと思われます。

    ○業績・指標
    ・業績:近年の業績は順調に伸びています。前期は3期連続で2桁増収増益を達成。今期は純利益を除いて増収増益の見通し。今期は保有株式の売却益を見込まないため、純利益は微減になるとのこと。

    ・指標:同業他社と比較して割安です。業態や業績のわりには株価の反応がいまいちで、あまり人気がないようです。

    ○見通し
    ・需給動向:分売数は20万株、発行株ベースでは3.49%程度。月の平均出来高は1万4千株とやや心許ないですが、貸借銘柄なので流動性の改善は見込めそう。損益は調整具合と空売りの入り具合に左右されそうです。
    なお過去2回の結果はいずれも冴えない感じでしたが、前回までは非貸借銘柄でした。今回は貸借銘柄になったので、あまり参考にはならないと思います。

    ・株価動向:昨年6月に2,338円の高値を付けた後、前期2Q決算発表後に窓を開けて下落。その後はおおむね1,400~1,900円のレンジで動いているようです。年明け以降は陰線となる日が多く、現在はレンジ下限付近に位置。分売価格が1,400円を切るようなら短期的なリバウンドを期待できそうでしょうか。

実施前日時点
  • コメント
    ○株価動向:発表日以降、株価は7.61%下落。今日は前日比0.57%上昇。分売価格は年初来安値より16円上に位置。
    ○信用・需給状況:前日の出来高は7.69万株。流動性は改善してきました。ただ、貸借残は思ったほど増えておらず、空売りがあまり入ってない可能性も。

    ○見通し:発表後に株価の調整が進み、分売価格は1,300円台後半となりました。発表後の安値は1,350~1,380円付近で推移。空売りの入り具合が読みづらいので微妙なところですが、万が一割れたとしてもリスクは限定的だと思います。念のため朝の気配を見たいと思いますが、買いが非常に少ない場合を除いて参加する予定です。
    株価は直近で下げ渋る感じを見せており、分売を機に買い戻しを期待したいところです。

実施結果

始 値 1,420 円 ( + 53 円 )
高 値 1,465 円 ( + 98 円 )
安 値 1,415 円 ( + 48 円 )
終 値 1,418 円 ( + 51 円 )
寄付出来高 95,200 株
寄付出来高/分売数 47.60 %
1日の出来高 298,200 株
  • コメント
    ○前日比11円高で寄り付き、急速に買い戻されて1,465円まで上昇。ただ、後場に入ると失速して始値付近まで戻る形になりました。結局1,418円で引けています。

    ○思った以上に高く寄り付き、さらに1,465円まで上昇しました。ここまで強いのは意外だったのですが、今日の株式新聞の1面に記事が出ており、その影響で買われた物と思われます。結果的には好成績の分売となりました。

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