- 18年12月12日、デイトナ(7228)の立会外分売が発表されました。
- 18年12月18日、 分売価格が決定されました。
[デイトナ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | デイトナ(7228) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 輸送用機器 |
事 業 内 容 | バイク用パーツ、バイク用品の卸売りが主力。小売も手がける。東南アジアでも事業を展開。 |
分売データ
発表日 | 2018年12月12日 |
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分売株数 | 100,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.20 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 12月19日~12月25日 |
実施日 | 12月19日 |
分売実施の目的 | 将来的に東京証券取引所市場第一部への市場変更を目指しており、その形式用件の充足を図るとともに、株式の流動性向上および株主数増加ならびに株式分布状況の改善を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,200 円 |
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実施前日終値 | 1,228 円 |
発表日からの騰落率 | +2.33 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.08 % |
分売価格 | 1,192 円 |
割引率 | –2.93 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 3,800 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 2.74 倍 |
分売数/月平均出来高 | 26.32 倍 |
買い板 | 5千株 程度 |
売り板 | 5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:30.8%増 営業利益:44.1%増 経常利益:46.0%増 純利益:44.2%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が74%、利益が88~92%程度。 |
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自己資本比率 | 42.6 % (経営レバレッジ:2.32 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.53 倍 |
会社予想PER(今期) | 7.65 倍 |
実績PBR | 0.95 倍 |
ROE | 12.4 % |
予想配当 | 16 円 |
配当利回り | 1.34 % |
配当性向 | 10.3 % |
同業他社との比較 | PER:割安か PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待(12月権利)
・1,000円相当のオリジナルクオカード(100株以上200株未満保有で対象)
・静岡の特産品、2,000円相当の自社商品、カタログギフトから1点を選択
(200株以上1,000株未満保有で対象)
・静岡の特産品、メロン2個、5,000円相当の自社商品、カタログギフトから1点を選択
(1,000株以上保有で対象)
- コメント
○銘柄・分売について:1997年にJASDAQへ上場しています。
開示では「将来的に東証1部上場を目指しており・・・」となっていますが、時価総額が40億程度の銘柄なので、まずは東証2部への上場を目指すことになります。
1部昇格にあたっては流通株式比率が若干不足しているようです。東証2部へはいつでも行けそうなので、比較的早い時期に2部行きとなるかもしれません。○業績・指標:近年の業績は横ばい傾向でしたが、前期に買収したオフロード事業会社が利益の押し上げに貢献しており、今期は2桁増収増益の見込み。
指標面では同業他社と比較して割安のようです。○見通し
・需給動向:分売数は10万株、発行株ベースでは2.77%。板は5千株、月の平均出来高は4千株程度となっており、過疎株の状態。実施までに流動性の改善が必要と思われます。信用売りの設定もなく、分売を捌くのにやや厳しそうな感じですが、ボラティリティが比較的低い点と今月が権利月である点はプラス要素です。来週まで様子を見たいと思います。
・株価動向:先月までは1,250~1,350円のレンジ相場でしたが、今月に入ってレンジを下抜けしてしまい、現在は1,200円前後に位置。1,150円付近を200日線が通過しており、当面はその辺で下げ止まるかどうかがポイントになりそうです。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は2.3%上昇。今日は前日比であまり変わらず。分売価格は13週線よりやや下に位置。
○信用・需給状況:前日の出来高は2,500株・・・流動性は改善しませんでした。新興市場の地合いが悪すぎるので、明日朝の気配は要確認。○見通し:分売発表後はあまり調整せずに実施日を迎えました。需給面の改善に乏しく、新興市場の地合いも最悪の状態で条件が良くありません。ただ、地合いが悪い中で今週は下げ渋っており、判断に迷うところもありますが・・・参加は地合いと朝の気配を確認してからの判断とし、買いが多くなければ見送りとなりそうです。
直近の株価は1,200円付近で下げ渋っています。分売価格付近で持ちこたえれば何とかなりそうですが、明確に割れた場合は200日線の1,150円付近が底値目途と見ています。
実施結果
始 値 | 1,166 円 ( – 26 円 ) |
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高 値 | 1,185 円 ( – 7 円 ) |
安 値 | 1,166 円 ( – 26 円 ) |
終 値 | 1,180 円 ( – 12 円 ) |
寄付出来高 | 8,600 株 |
寄付出来高/分売数 | 8.60 % |
1日の出来高 | 21,700 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比62円安で取引開始。10時前から買い戻されるようになり、1,180円台を回復。その後は1,180円付近で膠着した展開が続きました。結局1,180円で引けています。
○寄り付きはかなり下げましたが、何とか200日線付近で踏み止まりました。その後は買い戻されて分売価格まであと一息という感じになっています。ただ、1日の出来高は2万株しか無く、商いの乏しい状態に。改めて新興市場の地合いの悪さを感じた1日となりました。