- 18年8月22日、太洋工業(6663)の立会外分売が発表されました。
- 18年8月28日、 分売価格が決定されました。
[太洋工業]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 太洋工業(6663) |
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上場先 | JASDAQスタンダード |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 電機機器 |
事 業 内 容 | フレキシブルプリント基板(FPC)の試作品製造事業が主力。基板検査機の製造事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年8月22日 |
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分売株数 | 180,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.02 億程度 |
申込数量 | 上限 1,000 株 |
実施予定日 | 8月29日~9月4日 |
実施日 | 8月29日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況の改善及び流動性向上のため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 568 円 |
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実施前日終値 | 540 円 |
発表日からの騰落率 | –4.93 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–2.00 % |
分売価格 | 524 円 |
割引率 | –2.96 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 13,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 14.04 倍 |
分売数/月平均出来高 | 13.85 倍 |
買い板 | 1万5千株 程度 |
売り板 | 1万6千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→短期売建有り SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年12月期会社予想(数値は前期比) 売上高:9.9%増 営業利益:黒字転換 経常利益:67.5%増 純利益:90.0%増 2Q決算時点での進捗度は売上高が45%、利益が55~140%程度。 |
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自己資本比率 | 58.4 % (経営レバレッジ:1.71 ) |
会社予想PSR(今期) | 0.66 倍 |
会社予想PER(今期) | 307.68 倍 |
実績PBR | 0.95 倍 |
ROE | 0.3 % |
予想配当 | 3 円 |
配当利回り | 0.57 % |
配当性向 | 176.2 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:割安か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・分売について:昨年2月に分売を実施しており、およそ1年半ぶりの分売となります。前回の売出人は社長さんでした。
年間の利益が数千万しか無く、市場変更の可能性は低そうです・・・○業績・指標:近年の業績はパッとしない感じです。前期は営業赤字を出してしまいましたが、今期は営業損益も黒字に戻り、増収増益の見通し。なお、割合で見ると大幅増益のように見えますが、元々の利益額が低いのであまり当てになりません。売上高に占める経常利益率が1%を切っており、ROEも非常に低く、ファンダ面はボロボロという感じです。
指標面では同業他社に比べてPERが割高、PBRが割安となっています。○見通し:分売数は18万株、発行株ベースで見ると3%程度。月の平均出来高が1.3万株程度、直近は1万株切っていることを考えるとやや厳しい感じもしますが・・・前回は意外と持ちこたえていたので、流動性が改善すれば何とかなるのかも?ただファンダ面は見るべき所が全くないので、割れた場合の塩漬けは危険そうですね。
株価は2月に1,017円の高値を付け、その後は下落基調に。4月にウェアラブル端末関連銘柄として急騰しましたが、長続きせず・・・現在は500円台に位置しています。年初来安値が530円なので、その付近まで調整すれば反発を期待できそうでしょうか。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:発表日以降、株価は5%近く下落。今日は前日比2%下落。分売価格は年初来安値を下回る水準。
○信用状況:前日の出来高は3.53万株。大引け以外では550円付近で膠着した感じでした。空売りの入り具合が読みづらいので、明日朝の気配を確認する必要がありそうです。○見通し:分売数や前日の出来高を考慮すると、寄り付きは分売価格辺りでの攻防になりそうでしょうか?参加は明日朝の気配を見て判断したいと思います。ただ分売価格は年初来安値を下回っているので、この水準から大きく下げる可能性は低いと見ています。
株価は年初来安値に近づいており、そろそろ反発を期待できそうな感じではあります。ただ業績がいまいちなので、材料以外では買われる理由を探しづらいかも・・・
実施結果
始 値 | 528 円 ( + 4 円 ) |
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高 値 | 539 円 ( + 15 円 ) |
安 値 | 526 円 ( + 2 円 ) |
終 値 | 530 円 ( + 6 円 ) |
寄付出来高 | 56,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 31.11 % |
1日の出来高 | 117,900 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、前日比12円安で取引開始。10時過ぎには前日終値付近まで買い戻されますが、その後は売りに押されて530円付近まで戻す展開となりました。結局530円で引けています。
○目立った上昇もなかったですが、大きな下落もなく穏やかな値動きとなりました。524円以上では買い板も厚く、下値は限定的と思われます。分売の影響が抜けた後での買い戻しに期待したいです。