- 18年7月25日、カワサキ(3045)の立会外トレードが発表されました。
※立会外トレードはSBI証券のみの取り扱いです。 - 18年7月30日、 分売価格が決定されました。
[カワサキ]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | カワサキ(3045) |
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上場先 | 東証2部 |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 高級シェニール織タオル・雑貨などの輸入販売事業が主力。その他、賃貸・倉庫事業も手がける。 |
分売データ
発表日 | 2018年7月25日 |
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分売株数 | 100,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 1.07 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 7月31日 |
実施日 | 7月31日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 1,074 円 |
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実施前日終値 | 1,067 円 |
発表日からの騰落率 | –0.65 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+0.19 % |
分売価格 | 1,034 円 |
割引率 | –3.09 % |
信用データ
空売り/分売数 | – % |
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月平均出来高(発表時) | 1,600 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 9.00 倍 |
分売数/月平均出来高 | 62.50 倍 |
買い板 | 1万1千株 程度 |
売り板 | 1万5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→無し |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○18年8月期会社予想(数値は前期比) 売上高:10.5%増 営業利益:10.5%増 経常利益:12.5%減 純利益:17.5%減 3Q決算時点での進捗度は売上高が68%、利益が83~97%程度。 |
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自己資本比率 | 55.1% (経営レバレッジ:1.81 ) |
会社予想PSR(今期) | 1.37 倍 |
会社予想PER(今期) | 17.36 倍 |
実績PBR | 0.57 倍 |
ROE | 3.3 % |
予想配当 | 12.5 円 |
配当利回り | 1.21 % |
配当性向 | 21.0 % |
同業他社との比較 | PER:平均並み PBR:割高か |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:ハンカチもしくは自社製品(8月権利:金額は保有株数に応じる。)
- コメント
○銘柄・分売について:前回は5月に立会外トレードを行っており、およそ3ヶ月ぶりの売出となります。
今回も開示が出されており、売出人は筆頭株主である社長さんの関連会社です。
時価総額や利益などの面で1部昇格の要件を引き続き満たしておらず、市場変更の可能性は低そうです。○業績・指標:近年の業績はあまり良くありません。減収傾向がずっと続いていましたが、今期は新倉庫の取得や発電事業の開始で増収の見込み。ただ、営業利益は増益に対し、経常・純利益は減益の見通し。例年3Qまでの利益が通期の利益とおおむね一致する感じですが、通期予想は修正されておらず、現状では乖離があります。事業拡大で4Qも増益を見込んでいるようですが、下方修正リスクを多少抱えていそうな気もします。
指標面では同業他社と比べてあまり変わらない感じになっているようです。PBRは割高な感じ。○見通し:売出数は10万株と前回の倍になり、発行株ベースでは3.45%とやや多い感じです。また、月の平均出来高が1,600株しかなく、今回も過疎株の状態です。
ただ、前回は売れ残りが出たのでは?と思っていましたが、調べたところ完売していました。また、前回は売出価格(1,028円)付近で踏み止まっており、現在の株価と比べて50円近く上昇しています。
中長期でも株価は上昇基調となっており、前回の結果を踏まえると意外に割れないのかな?という気もしています。ただ、即売りでの利益は期待できそうにないので、リスクを取ってまで参加する感じでは無さそうですね。
実施前日時点
- コメント
○株価動向:今日の終値は発表日とあまり変わらず。分売価格は13週線よりやや下に位置。○見通し:発表されてから出来高は少しだけ改善していますが、それでも5千株ない状態です。逆に板は発表日の時より減ってますね・・・
前回の結果を踏まえると、即売りが少ないことで割れない可能性もあります。ただ業績もそんなにいいわけではなく、割安という感じでもありません。一応朝の気配を見てから判断したいと思いますが、買いが少なければ参加は見送ると思います。
欲しければ寄ってから買っても間に合いそうな気がしますし。
実施結果
始 値 | 1,036 円 ( + 2 円 ) |
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高 値 | 1,036 円 ( + 2 円 ) |
安 値 | 1,027 円 ( – 7 円 ) |
終 値 | 1,028 円 ( – 6 円 ) |
寄付出来高 | 6,200 株 |
寄付出来高/分売数 | 6.20 % |
1日の出来高 | 16,000 株 |
- コメント:○寄り付きは特売り気配となり、1,036円で取引開始。その後は1日を通して1,030円前後での値動きとなりました。結局1,028円で引けています。
○寄り付きはかろうじて分売価格を守りましたが、その後は分売価格を割れることが多かったようです。とはいえ数円程度の割れですし、今回も大きく下げる感じはありませんでした。この水準ではそれなりに買いも入ってくるようです。
前回は株価が上昇するまで1ヶ月近く掛かっており、今回も分売の影響が抜けるまでにはある程度時間が掛かりそうでしょうか。ただ、この水準で下げ止まっているようなら、いずれは反発も期待できそうです。