- 18年3月26日、ユーザベース(3966)の立会外セールが発表されました。
※立会外セールはマネックス証券のみの取り扱いです。
- 18年3月27日、 セール価格が決定されました。
[ユーザベース]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | ユーザベース(3966) |
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上場先 | 東証マザーズ |
信用貸借区分 | 信用 |
業種 | 情報・通信 |
事 業 内 容 | 経済情報プラットフォーム「SPEEDA」、経済ニュースサイト「NewsPics」の運営が主力。 |
分売データ
発表日 | 2018年3月26日 |
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分売株数 | 130,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 2.67 億程度 |
申込数量 | 上限 10,000 株 |
実施予定日 | 3月28日~3月30日 |
実施日 | 3月28日 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,066 円 |
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実施前日終値 | 2,119 円 |
発表日からの騰落率 | +2.57 % |
実施2日前 からの騰落率 |
+2.57 % |
分売価格 | 2,055 円 |
割引率 | –3.02 % |
信用データ
推定空売り数 | – 株 |
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空売り/分売数 | – % |
月平均出来高(発表時) | 192,600 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 6.78 倍 |
分売数/月平均出来高 | 0.67 倍 |
買い板 | 5万4千株 程度 |
売り板 | 4万5千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→無し SBI証券→HYPER空売り有り |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 | ○17年12月期会社予想(数値は16年12月期比) 売上高:48.2%増 営業利益:117.5%増 経常利益:130.0%減 純利益:63.8%増 ○18年12月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 41.1% (経営レバレッジ:2.44 ) |
会社予想PER(今期) | 341.93 倍 |
実績PBR | 33.33 倍 |
ROE | 9.7 % |
予想配当 | 0 円 |
配当利回り | 0 % |
配当性向 | 0 % |
同業他社との比較 | PER:かなり割高 PBR:かなり割高 |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
実施前日時点
- 株主優待:無し
- コメント
○銘柄・売出について:3月26日にマネックス証券が立会外セールの制度を発表しました。今回は立会外セールによる売出の第1弾となります。
SBI証券がすでに立会外トレードを導入しており、制度としては同じ形です。分売に似ていますが、申し込みが出来るのはマネックス証券の口座を保有されている方に限られます。
過去2年の経常利益が5億を超えたので、今期以降は東証1部へ行けそうなようです。○業績・指標:前期までは業績が順調に伸びていましたが、今期は売上高・営業利益は大幅に伸びる見込みも、米国ニュースサイトの費用が先行し、経常利益・純利益は大幅減益の見通し。
純利益が減益見通しと言うこともあって、指標面では相当な割高です。成長性が評価されてるとはいえ、PER300倍超ではなかなか手を出しづらい水準です・・・
中長期というよりは短期主体の取引になりそうです。○株価動向:営業利益は大幅増と言うこともあって、2月の決算後は成長性の評価で株価が上昇しているようです。なお、今回は発表から実施まで2日しか無く、ほとんど周知期間がありませんでした。そのため、今日は株価が上昇して取引を終えています。
信用状況:周知期間を考慮すると、空売りが入っているかは微妙。明日朝の気配を見る必要があります。
参加判断:売出数は13万株と平均出来高より少ない状態です。流動性が十分あるので、売出の消化には問題無さそうです。ただ、信用売りが十分入っているかは不明なので、参加は明日朝の気配を見て判断したいと思います。
なお、流動性があるわりには板が薄く、そのせいかボラティリティが大きいのが気がかりなところ。地合いが悪い場合、処分するタイミングには注意が必要そうです。※初めてのケースなので、
9時前に配分されるかどうかは不明です。→概要を見たところ、9時までには配分がされるようです。
実施結果
始 値 | 2,055 円 ( ± 0 円 ) |
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高 値 | 2,085 円 ( + 30 円 ) |
安 値 | 2,005 円 ( – 50 円 ) |
終 値 | 2,034 円 ( – 21 円 ) |
寄付出来高 | 9,400 株 |
寄付出来高/分売数 | 7.23 % |
1日の出来高 | 175,200 株 |
- コメント:○寄り付きは分売価格と同値でスタート。2,085円まで戻すも、その後は失速・・・じり安の展開になり、2,000円付近まで下げる場面もありましたが、引け間際にやや値を戻し、2,034円で大引けとなっています。
○昨日は権利付き最終売買日ということもあって、HYPER空売りの設定がなかったようです。そのため、朝の時点で買いがほとんど無く、参加できる感じではありませんでした。
寄り付きの出来高は1万株足らずの所を見ると、申込数が少なく売れ残った可能性があります。即売り派の人が参加を避けたので、寄り付きこそ分売価格を割れませんでしたが、ザラ場では逆行安となってしまいました。