- 18年2月2日、日伝(9902)の立会外分売が発表されました。
- 18年2月19日、 分売価格が決定されました。
[日伝]の詳細・分析
銘柄データ
銘 柄 / 銘 柄 コ ー ド | 日伝 (9902) |
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上場先 | 東証1部 |
信用貸借区分 | 貸借 |
業種 | 卸売業 |
事 業 内 容 | 産業用機器・パーツの専門商社。 |
分売データ
発表日 | 2018年2月2日 |
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分売株数 | 200,000 株 |
吸収金額(発表日時点) | 4.63 億程度 |
申込数量 | 上限 500 株 |
実施予定日 | 2月20日~2月23日 |
実施日 | 2月20日 |
分売実施の目的 | 株式の分布状況改善及び流動性向上を図るため。 |
株価・分売価格など
発表日終値 | 2,317 円 |
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実施前日終値 | 2,141 円 |
発表日からの騰落率 | –7.60 % |
実施2日前 からの騰落率 |
–1.02 % |
分売価格 | 2,088 円 |
割引率 | –2.48 % |
信用データ
推定空売り数 | 49,900 株 |
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空売り/分売数 | 24.95 % |
月平均出来高(発表時) | 15,000 株 程度 |
信用残/月平均出来高 | 0.95 倍 |
分売数/月平均出来高 | 12.90 倍 |
買い板 | 1万株 程度 |
売り板 | 2万1千株 程度 |
一般信用売り取扱 | カブドットコム証券→長期売建有り SBI証券→なし |
出所:日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
業績 |
○18年3月期会社予想(数値は前期比) |
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自己資本比率 | 72.1 % (経営レバレッジ:1.39 ) |
会社予想PER(今期) | 15.76 倍 |
実績PBR | 0.91 倍 |
ROE | 5.8 % |
予想配当 | 40 円 |
配当利回り | 1.73 % |
配当性向 | 30.2 % |
同業他社との比較 | PER:やや割高か(2/2)→平均並み(2/19) PBR:やや割安か(2/2)→割安か(2/19) |
出所:決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 株主優待:
・クオカード(3月権利:100株以上で1,000円、1,000株以上で3,000円)
・食品(9月権利:100株以上で讃岐うどん300g×3、1,000株以上で無洗米6kg)
- コメント:○商社銘柄の分売です。株価は高値圏にあるわけでもなく、2部落ちするような要件も特にないようですが・・・大株主の構成は取引先や従業員の持株会、創業家、銀行などとなっています。
○近年の業績は緩やかに伸びている感じでしたが、今期の業績見通しは2桁増益に上方修正となっています。企業の省力化投資が盛んである事から、機械関連商社である日伝も恩恵を受けているようです。
PERは17倍程度とまずまずの水準。他社と比べて割安という感じではないですが、昨年の高値で見ると、PER19倍くらいまでは買われる余地がありそうです。○貸借銘柄で分売数も20万株程度である事から、一定の利益が見込めそうです。
直近の株価は調整局面が続いていましたが、今回の上方修正を受けて見直し買いも期待できそうでしょうか。
分売実施までに騰がり過ぎないで欲しいところではありますが・・・
実施前日時点
- コメント:○発表日以降、株価が7%下げたところで分売実施となります。
株価は調整が進み、分売価格はPER15倍台、PBR1倍割れの水準となっています。
信用売りは結構入っている感じなので、寄り付きでは一定の利益が期待できそうです。
株価は26週線も割り込んでおり、ここまで下げると反発が期待できそうな気もしますが・・・短期・中期では下落トレンドに入っているのが気になります。買いが強くないようなら、見切る必要も出てきそうでしょうか。
実施結果
始 値 | 2,160 円 ( + 72 円 ) |
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高 値 | 2,205 円 ( + 117 円 ) |
安 値 | 2,152 円 ( + 64 円 ) |
終 値 | 2,165 円 ( + 77 円 ) |
寄付出来高 | 98,000 株 |
寄付出来高/分売数 | 49.00 % |
1日の出来高 | 250,300 株 |
- コメント:○前日比20円プラスで寄り付き、その後は2,200円まで上昇。ただ、買い戻し一巡後は失速し、結局始値と同水準で引けました。
地合いがあまり良くない中でも前日比プラスを保ち、好成績の分売となりました。