- 17年12月18日、アイ・ケイ・ケイ (2198)の立会外分売が発表されました。
- 17年12月25日、 分売価格が決定されました。
[アイ・ケイ・ケイ]の詳細・分析
分売銘柄データ
| 発表日 | 2017年12月18日 |
|---|---|
| 銘 柄 | アイ・ケイ・ケイ |
| 銘柄コード | 2198 |
| 上場先 | 東証1部 |
| 信用貸借区分 | 貸借 |
| 業種 | サービス業 |
| 分売株数 | 726,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) | 6.11 億程度 |
| 申込数量 | 上限 5,000 株 |
| 実施予定日 | 12月26日 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 | 841 円 |
|---|---|
| 実施前日終値 | 799 円 |
| 発表日からの騰落率 | –4.99 ％ |
| 実施2日前 からの騰落率 |
+1.52 ％ |
| 分売価格 | 784 円 |
| 割引率 | –1.88 ％ |
信用データ
| 推定空売り数 | 181,700 株 |
|---|---|
| 空売り/分売数 | 25.03 ％ |
| 月平均出来高(発表時) | 25,800 株 |
| 信用残/月平均出来高 | 0.98 倍 |
| 分売数/月平均出来高 | 28.14 倍 |
出所：日証金、東証発表などのデータを元に作成
※推定空売り数は発表日から実施前日までの貸株残を差し引きしているため、実際の空売り数を反映しているとは限りません。ある程度の目安としてお考え下さい。
各種指標など
| 会社予想PER(今期) | 19.24 倍 |
|---|---|
| 実績PBR | 2.31 倍 |
| ROE | 12.0 ％ |
| 予想配当 | 12 円 |
| 配当利回り | 1.43 ％ |
| 配当性向 | 27.4 ％ |
出所：決算短信等のデータを元に作成
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容：地方都市（九州、北陸、東北、四国・中国）を中心にゲストハウス型の結婚式場を運営。その他、葬儀場運営や介護事業も手がける。
- 業績：
○17年10月期通期決算(数値は16年10月期比)
売上高：1.5％増 営業利益：16.3％減 経常利益：15.7％減 純利益：1.6％減○18年10月期会社予想(数値は前期比)
売上高：10.1％増 営業利益：10.1％増 経常利益：10.1％増 純利益：2.2％減
- 指標：同業他社(PER15倍程度)と比較して割高か。
- 自己資本比率：54.1％ (経営レバレッジ：1.84)
- 株主優待：自社製造の菓子・食事優待券(4月権利。額面は保有株数に応じる)
- 板：買いが1万7千株程度、売りが4万1千株程度。
- 一般信用売り取扱：カブドットコム→長期売建有り SBI→無し
- 分売実施の目的：株式の分布状況改善及び流動性向上をはかるため。
- コメント：○前回は2013年1月に分売が行われているようで、およそ4年ぶりの分売となります。珍しく、お昼時に分売が発表されました。
現在は東証1部指定となっており、特に2部落ちするような要件もありません。単に大株主からの売出となるようです。○近年の業績は横ばい傾向と言ったところ。今期も式場の新設やリニューアルなどの費用が増え、若干の減益予想となっています。
指標面では同業他社に比べると割高です。他社は業績が比較的堅調な所が多いことを考えると、現在の株価水準では手を出しづらい感じになるでしょうか。
中長期保有というより、短期での取引主体になりそうです。○普段の出来高に比べて分売数がかなり多く、分売を消化できるかは信用売りの積み上がり次第となりそうです。
株価は中長期で上昇トレンドが継続しましたが、今日の分売発表を受けて後場から急落。26週線付近まで調整しています。来週までにさらに調整が進めば、分売実施の頃には反発が期待できそうな気もしますが・・・
実施前日時点
- コメント：○発表日以降、株価が5％下げたところで分売実施となります。
今日は後場以降にTOPIXが急騰し、IKKもそれに釣られて上昇する形となりました。
また、ディスカウントも2％を切っており、分売価格は今日の安値と同じ値段です・・・お得感は全くないですね。
空売りはある程度入っており、寄り付きの売り圧力をカバーしてくれそうです。
分売価格を割れる可能性は低いと見ていますが、ディスカウントが少ないので即売りでの利益は期待できないかもしれません。○チャートでは移動平均線を全て下に突き抜けており、株価にやや頭打ち感が出てきたのが気になります。上値は26週線の850円付近、下値は分売価格付近がメドでしょうか？万が一分売価格を大きく割れるようだと、750円まで下げる可能性も出てきそうです。
実施結果
| 始 値 | 800 円 ( + 16 円 ) |
|---|---|
| 高 値 | 807 円 ( + 23 円 ) |
| 安 値 | 790 円 ( + 6 円 ) |
| 終 値 | 790 円 ( + 6 円 ) |
| 寄付出来高 | 197,500 株 |
| 寄付出来高/分売数 | 27.20 ％ |
| 1日の出来高 | 520,400 株 |
- コメント：○前日とほぼ同値で寄り付いた後は807円まで上昇も、すぐに売られる展開に。9時半以降は790～794円で膠着した状態となり、そのまま取引を終えました。
○空売りの返済で買いが一巡した後はあまり買いが入らなかったようです。一応790円前後で下げ渋っている感じなのですが、実需買いが少ないのが気になります。
当面は上値が重そうでしょうか？