立会外分売[価格決定]：シンクロ・フード(3963)

2017/8/31 2017/9/15 立会外分売

17年8月31日、シンクロ・フード(3963)の立会外分売が発表されました。
17年9月14日、分売価格が決定されました。

目次

[シンクロ・フード]の詳細・分析

[シンクロ・フード]の詳細・分析

分売銘柄データ

発表日	2017年8月31日
銘　柄	シンクロ・フード
銘柄コード	3963
上場先	東証マザーズ
信用貸借区分	信用
業種	情報・通信
分売株数	205,000 株
吸収金額(発表日時点)	3.69 億程度
申込数量	上限 100 株
実施予定日	9月15日

株価・分売価格など

発表日終値	1,802 円
実施前日終値	1,588 円
発表日からの騰落率	–11.88 ％
実施2日前からの騰落率	–7.19 ％
分売価格	1,541 円
割引率	–2.96 ％

信用データ

発表日貸株残	– 株
実施前日貸株残	– 株
推定空売り数	– 株
空売り/分売数	– ％

各種指標など

会社予想PER(今期)	46.44 倍
実績PBR	7.15 倍
ROE	15.4 ％
予想配当	0 円
配当利回り	0 ％
配当性向	0 ％

コメント

※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点

事業内容：飲食店向けの情報サイト「飲食店.com」を主力事業とする会社。
業績：
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高：20.8％増　営業利益：7.3％増　経常利益：8.4％増　純利益：9.3％増
1Q決算時点での進捗度は売上高が25％、利益が29％～30％程度。

指標：同業他社と比較してやや割高か。
自己資本比率：87.5％　(経営レバレッジ：1.14)
株主優待：無し

出来高：1ヶ月平均で2万4千株程度。
板：買いが1万8千株程度、売りが1万3千株程度。
半年間のチャート：前回4月の分売後に年初来安値1,030円を付けた後は上昇基調へ。
7月上旬には1,500円まで戻していましたが、7月中旬になると急騰します。一気に600円近く上昇し、7月14日に上場来高値2,133円を記録。その後は一旦調整局面に入り、現在は25日移動平均線付近に位置。

一般信用売り取扱：カブドットコム→無し　SBI→HYPER空売り有り
分売実施の目的：市場第一部への市場変更における形式要件の充足を図るための、株式の分布状況の改善及び流動性の向上のため

コメント：○前回4月に続いての分売となります。
昨年の9月にマザーズへ上場しており、ちょうど1年が経過しました。
東証1部昇格にあたっては、流通株式比率が若干不足している可能性があるようです。
(株主数はおそらく前回の分売で2,200名超を達成していると思うのですが。)
今回の分売で条件を満たせば、1部昇格もいよいよ間近となりそうです。
○グロース株に位置付けられると思いますが、経費が増加するためか業績の伸びがやや鈍化しているのが気になります。
○前回は発行株の5％近くを売り出した事もあり、分売から1週間程度は株価が冴えない感じでした。
ただ、今回の売出は前回の半分程度で、条件は良くなっています。
前回でも寄り付きでは利益が出ている状態でしたので、今回も寄り付きで割れるところまではいかないと見ています。

実施前日時点

コメント：発表日以降、株価が12％近く下落したところで分売実施となります。
今日は昨日比で約7％下げました。そこから3％の値引きなので、値ごろ感は出てきたと思います。直近でも1,550円を切ると反発しているようなので。
寄り付きで割れる可能性は少ないと見ています。
ただ、信用買い残がまだ多い状態なので、ほどほどの所で利益確定した方が良さそうでしょうか。
今日の下げ具合を見ると空売りもある程度入っているように見えますが、一応朝の気配はチェックしておく必要がありそうです。

実施結果

始　値	1,593 円 ( +52 円 )
高　値	1,744 円 ( + 203 円 )
安　値	1,592 円 ( +51 円 )
終　値	1,720 円 ( +179 円 )
寄付出来高	90,200 株
寄付出来高/分売数	44.00 ％
1日の出来高	286,000 株

コメント：○寄り付きは前日比52円高でスタート。
その後、1日にわたって買い戻しが続き、1,744円まで上昇する場面も。
終値も1,720円となり、寄り底で好成績の分売となりました。
※多忙のため、結果コメントは当分の間簡略化します。

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