- 17年8月18日、ビーロット(3452)の立会外分売が発表されました。
- 17年9月1日、 分売価格が決定されました。
[ビーロット]の詳細・分析
分売銘柄データ
| 発表日 |
2017年8月18日 |
| 銘 柄 |
ビーロット |
| 銘柄コード |
3452 |
| 上場先 |
東証マザーズ |
| 信用貸借区分 |
信用 |
| 業種 |
不動産業 |
| 分売株数 |
30,000 株 |
| 吸収金額(発表日時点) |
0.55 億程度 |
| 申込数量 |
上限 100 株 |
| 実施予定日 |
9月4日 |
株価・分売価格など
| 発表日終値 |
1,834 円 |
| 実施前日終値 |
2,149 円 |
| 発表日からの騰落率 |
+17.18 ％ |
実施2日前
からの騰落率 |
–0.05 ％ |
| 分売価格 |
2,095 円 |
| 割引率 |
–2.51 ％ |
信用データ
| 発表日貸株残 |
– 株 |
| 実施前日貸株残 |
– 株 |
| 推定空売り数 |
– 株 |
| 空売り/分売数 |
– ％ |
各種指標など
| 会社予想PER(今期) |
10.30 倍 |
| 実績PBR |
2.63 倍 |
| ROE |
25.5 ％ |
| 予想配当 |
0 円 |
| 配当利回り |
0 ％ |
| 配当性向 |
0 ％ |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容：不動産の再生事業が主力。(中古物件を取得した上で、リフォームなど資産価値を高めてから売却する。) その他、新規不動産の開発も手がける。
- 業績：
○17年12月期会社予想(数値は前期比)
売上高：38.9％増 営業利益：27.0％増 経常利益：34.4％増 純利益：32.8％増
2Q決算時点での進捗度は売上高が32％、利益が40％程度。
- 指標：同業他社と比較して割安か。
- 自己資本比率：18.5％ (経営レバレッジ：5.40)
- 株主優待：1,000円相当のクオカード(12月権利)
※今回の分売と同時に株主優待の新設が発表されました。
- 出来高：1ヶ月平均で5千株程度。
- 板：買いが7千株程度、売りが6千株程度。
- 半年間のチャート：3月上旬までは1,800～2,000円での値動きとなっていましたが、3月中旬から急上昇し、4月3日に年初来高値2,478円を記録。ただ、1週間程度で1,800円まで戻してしまいました。
その後は5月中旬の1Q決算発表に向けて一時2,300円付近まで上昇しましたが、決算発表後に失望売りが出て1,800円付近まで下落。
現在は、1,800円～2,000円でのレンジ相場となっているようです。
- 一般信用売り取扱：カブドットコム→無し SBI→HYPER空売り有り
- 分売実施の目的：東証1部への市場変更申請にあたり、その形式基準充足を図るとともに、株式の分布状況改善および流動性向上を図ることを目的とする。
- コメント：○2014年12月にマザーズへ上場しています。
1部への市場変更にあたっては、株主数が不足しているようです。
今回の分売でも条件が充足されない可能性があり、再度分売か売出が行われる可能性があります。
○業績は2期連続でかなりの伸びを見せていますが、PERは一ケタ台となっています。
不動産業という点を考慮しても、グロース株に位置付けられる事を考えると比較的割安なのではないかと思います。
ただ、2Q時点での進捗率がやや低いのが気になるところでしょうか。
○板がスカスカで流動性に欠ける点はありますが、分売数が少ない事から捌くのに問題はないと思います。
当日の買い気配によっては、期待以上の利益も見込めるかもしれません。
※1部への市場変更申請と株主優待の新設が発表された事で、PTSではかなり株価が上昇していました。分売実施までにうまく株価が調整してくれるといいのですが・・・
実施前日時点
- コメント：発表日以降、株価が17％上昇した所で分売実施となります。
やはり株価が急騰してしまい、そのまま分売を迎える事になりました。
分売数は3万株と少なめなので、当日は一定の利益が見込めると見ています。
買いがさらに入れば、もっと好成績になるかもしれません。
ただ、直近で2割近く上昇した事を考えると、あまり上値を追う余地はない可能性もあります。(5月に2,300円を記録しているので、そこら辺が目途でしょうか？)
程々の利益が出たところで、一旦処分を考えて置く必要もありそうです。
実施結果
| 始 値 |
2,213 円 ( + 118 円 ) |
| 高 値 |
2,247 円 ( + 152 円 ) |
| 安 値 |
2,173 円 ( + 78 円 ) |
| 終 値 |
2,247 円 ( + 152 円 ) |
| 寄付出来高 |
26,400 株 |
| 寄付出来高/分売数 |
88.00 ％ |
| 1日の出来高 |
80,000 株 |
- コメント：○寄り付きは前日比64円高でスタート。
一旦2,230円付近まで上昇しましたが、売り買いが交錯した後は2,200円前後での値動きとなりました。
後場もしばらくは同様の値動きでしたが、14時以降は再び2,230円付近まで買い戻されます。大引け間際になるとさらに値を切りあげ、結局2,247円での高値引けとなりました。
○ここのところ分売割れする銘柄が多かった中で、久々に好成績の分売となりました。
地合いが悪い中でも比較的買いが強かった印象です。高値引けなので、明日以降も期待できそうです。