- 17年8月17日、 芝浦電子(6957)の立会外分売が発表されました。
- 17年8月23日、 分売価格が決定されました。
[芝浦電子]の詳細・分析
分売銘柄データ
発表日 |
2017年8月17日 |
銘 柄 |
芝浦電子 |
銘柄コード |
6957 |
上場先 |
JASDAQ スタンダード |
信用貸借区分 |
貸借 |
業種 |
電気機器 |
分売株数 |
100,000 株 |
吸収金額(発表日時点) |
3.90 億程度 |
申込数量 |
上限 1,000 株 |
実施予定日 |
8月24日 |
株価・分売価格など
発表日終値 |
3,900 円 |
実施前日終値 |
3,840 円 |
発表日からの騰落率 |
–1.54 % |
実施2日前
からの騰落率 |
+0.26 % |
分売価格 |
3,764 円 |
割引率 |
–1.98 % |
信用データ
発表日貸株残 |
200 株 |
実施前日貸株残 |
10,900 株 |
推定空売り数 |
10,700 株 |
空売り/分売数 |
10.70 % |
各種指標など
会社予想PER(今期) |
14.80 倍 |
実績PBR |
1.50 倍 |
ROE |
10.2 % |
予想配当 |
60 円 |
配当利回り |
1.54 % |
配当性向 |
23.6 % |
コメント
※下記に記載しているコメント・感想などは、私の主観によるものが多く含まれています。
また、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。
発表日時点
- 事業内容:サーミスタ(温度測定センサー)製造大手。
- 業績:
○18年3月期会社予想(数値は前期比)
売上高:11.0%増 営業利益:10.7%増 経常利益:7.6%増 純利益:7.8%増
Q決算時点での進捗度は24~25%程度。
- 指標:同業他社と比較してやや割安か。
- 自己資本比率:70.1% (経営レバレッジ:1.42)
- 株主優待:無し
- 出来高:1ヶ月平均で3万1千株程度。
- 板:買いが1万4千株程度、売りが1万5千株程度。
- 半年間のチャート:4月に2,341円まで下落した後は上昇基調に反転。
5月の決算発表後から上昇のスピードを速め、以降3ヶ月以上にわたって上昇基調が継続。8月8日に上場来高値3,955円を記録しました。
現在も高値圏に位置しています。
- 一般信用売り取扱:カブドットコム→無し SBI→無し
- 分売実施の目的:株式の分布状況改善及び流動性向上を目的とする。
- コメント:○前回は15年5月に分売が行われており、およそ2年ぶりの分売となります。
東証1部への市場変更は株主数が不足しており、この条件を満たせば昇格できそうなのですが・・・今回の分売では上限1,000株なので、株主数を大きく増やす事が目的ではないようです。1部上場はそれほど関心がないのかもしれません。
○貸借銘柄で10万株ということで、空売りが積み上がれば一定の利益は見込めそうです。
また、この銘柄はベータ値が低く、地合いに左右されにくいです。その影響もあるのか、値がさ株のわりにはボラティリティが大きくありません。この点もプラス材料と見ています。
実施前日時点
- コメント:○発表日と比べると、今日の終値はそれほど動いていない状態でした。
ディスカウントが渋いですが、空売りはある程度入っています。
寄り付きでも一定の利益が見込めるのではないかと見ています。ザラ場で大きく動くかどうかは微妙ですが・・・
実施結果
始 値 |
3,865 円 ( + 101 円 ) |
高 値 |
3,880 円 ( + 116 円 ) |
安 値 |
3,775 円 ( + 11 円 ) |
終 値 |
3,775 円 ( + 11 円 ) |
寄付出来高 |
44,900 株 |
寄付出来高/分売数 |
44.90 % |
1日の出来高 |
130,000 株 |
- コメント:○寄り付きは前日比25円プラスでスタート。
ただ、寄った後に3,880円の高値を付けてからは売られる展開に。3,800円付近まで下げてしまい、その後は3,800~3,840円での値動きとなりました。
後場に入っても同様の展開でしたが、14時を過ぎると見切り売りが増えたのか下値を押す展開に・・・大引けにかけて下げの勢いが強まり、結局3,775円での安値引けとなりました。
○ザラ場では様子見ムードが強く、寄り天となってしまいました。
なお、チャートでは25日線が支持線となっており、今日の終値が25日線にタッチしている状態です。
トレンドに変化がなければ来週以降の反発も見込めそうですが、さらに下値を押すようだと注意が必要かもしれません。