PO[価格決定]：鎌倉新書 (6184)

[鎌倉新書]の詳細・分析

発表日終値	1,818 円	公募価格	1,757 円
価格決定日終値	1,850 円	割引率	-5.03 ％

発表日貸株残	– 株	推定空売り数	– 株
受渡日前日貸株残	– 株	空売り/公募数	– ％

※下記に記載している評価などは、私の主観によるものが多く含まれています。
最終的な投資の決定は、投資家ご自身の判断で行われるようお願いいたします。

発表日時点

引受会社：ＳＭＢＣ日興証券(主幹事)、大和証券、みずほ証券、ＳＢＩ証券、丸三証券、岡三証券、東海東京証券
事業内容：お墓・葬祭・仏壇などに関するサイトの運営事業が主力。業界情報誌「月刊『仏事』」などの出版事業も手がける。
業績：18年1月期は会社予想で前期比20～30％程度の増収増益となる見込み。なお、1Q時点での進捗率は15～20％程度。(例年、1Qは売上が少ないようです。)
指標：数値だけ見るとかなり割高ですが、同業他社と比べるとまだ割安な水準のようです・・・
自己資本比率：81.9　(経営レバレッジ：1.23 )
株主優待：無し
出来高：1ヶ月平均で11万7千株程度。
板：買いが5万2千株程度、売りが12万株程度。
半年間のチャート：3月中旬までは1,000円付近で膠着していましたが、そこから上昇トレンドとなり、6月中旬に1,949円の高値を記録。3ヶ月で株価がほぼ倍になっています。現在はやや下がって、25日平均線付近に位置。
一般信用売り取扱：カブドットコム→無し　SBI→HYPER空売り有り
PO実施の目的：既存事業および新規事業の拡大に伴う人件費と採用活動費、リスティング広告などの広告宣伝費、お別れ会などの会場設営や供花などの業務委託関連費に充当。

コメント：POと同時に東証1部か2部への市場変更も発表されています。
貸借銘柄ではなく信用銘柄なので、このケースは良くないパターンに該当する感じです。
先日のストライクも同様のケースでしたが、価格決定日まで上昇→値決め以降は失速→受渡日に公募割れ・・・と厳しい展開でした。
鎌倉信書は業績が順調に伸びているので、グロース株としての魅力はあると思います。
ただ、今回のPOに関しては、無理して申し込むという感じではなさそうです。

7/10追記：発表日以降、株価は1.7％程度騰げた状態で値決めとなりました。
今日は4％近く吊り上がりましたが、先週で株価がある程度下がっており、売出価格は思ったより高い感じではありませんでした。
ただ、PTSは20時過ぎの時点で今日の終値を下回っている状態です。
明日以降、失速せずに買いが入るのか注目したいと思います。